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2000/9/03
  三陸の海の幸

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 東京から新幹線に乗れば2時間半ほどで目的地、盛岡に着くのですが
 夜行バスに乗ると早朝には到着するし、交通費も安くなるので
 行きはバス、帰りを新幹線を使って旅行することになりました。
 
 ▼超快適さ、寒い・・・三歩あゆまず本日の愛車
 ▼R106ウウウ、ウニぃ〜!ウグイスのお宿


このページの先頭 上 下 このページの最後 超快適
  11:10p.m. 東京駅北口を出発する夜行バス
盛岡駅へ向かいます。
旅行といえば車か飛行機しか使わなかった私達。
バスなんて、窮屈でお尻は痛くなりそうだしぃ・・・
と、心配していました。
 
ところが、バスに乗ってみてビックリ!
窮屈どころか、各シートは人が歩けるほど
間隔が空いているし、ブランケットは置いてあるし
フットレストなんて2つあるし(足先用&ふくらはぎ用)、
ヘッドホンで音楽も聴けるし、トイレはもちろん
洗面台公衆電話までもあったのです。
 
飛行機よりも快適な空間。
あとは目的地に到着するまで熟睡するのみ・・・


このページの先頭 上 下 このページの最後 さ、寒い・・・
盛岡駅 6:35a.m. ようやく盛岡駅に到着です。
早朝ということだけあってまだ薄暗く、人影もまばらです。
ここからレンタカーを借りて観光する予定ですが
レンタカー屋さんの開店時刻は、8:00a.m.。
それまでは駅を見物。
 
・・・と、その前に腹ごしらえ。
駅の中にある立ち食いソバ屋さんから、いい匂いが
温度計 漂ってきて、私達の足を止めてしまったのでした(笑)。
 
お腹いっぱいになったところで
駅の外に出ると、ふと温度計が目に入りました。
・・・18度?! どおりで涼しい、いえ、寒いはずです。
あいにく雨が降っているせいもあるのでしょうが
やっぱり北国に来たんだと再確認。


このページの先頭 上 下 このページの最後 三歩あゆまず
石川啄木の碑 さて、盛岡といえば歌人、石川啄木
盛岡駅の看板(?)のは啄木の字体のようですし
彼のことは盛岡の人々にとっても、自慢の1つなのでしょう。
 
26年余りの生涯のうち、約4000首の歌を詠んだ啄木。
その中には「ふるさと」という言葉が
何度となく使われているそうで、駅の敷地内に建つ歌碑、
「ふるさとの山に向ひて 言ふことなし ふるさとの山はありがたきかな」
にも出てきていますね。
 
啄木が貧しい生活を送っていたというのは有名な話ですが
「たはむれに母を背負ひて そのあまり軽きに泣きて 三歩あゆまず」
「はたらけど はたらけど猶わが生活楽にならざり ぢっと手を見る」
といった作品を見ると、涙が出てきそうになります。
 
盛岡市内には、啄木が新婚当時住んでいた家があり
公開されているのですが、狭い平屋に両親と妹も
同居していたといい、当時の貧しさが分かるとのことです。


このページの先頭 上 下 このページの最後 本日の愛車
本日の愛車 やっとレンタカーを借りることができました。
係のお姉さんに「せっかくいらしたのに雨なんて」と
言われてしまいましたが
今日はお天気が悪くても、そんなに悲観することはありません。
だって今日の1番の目的は・・・むふふ。
 
レンタカー君、しっかり走ってね!


このページの先頭 上 下 このページの最後 R106
岩手銀行 駅を出発して早速迷子
だって一方通行が多くてよく分からない!
目的地は盛岡から国道106号線を東に
およそ100kmの所にある、宮古(みやこ)。
出発早々これではねぇ・・・
 
ふと、赤煉瓦のレトロな建物を発見。
R106 岩手銀行の中ノ橋支店です。
明治44年に建てられた、国の重要文化財です。
設計者は、東京駅や日銀と同じ人だとか。
どおりで。なんとなく似た感じがしますね。
 
内装はほとんど当時の通りで、夜はライトアップも。
ちゃんと銀行業務も果たしているそうです。
バス停  
やっと106号線に出て、あとは真っ直ぐ、真っ直ぐ。
周りの木々は雨に濡れていて緑は更に濃く、
あぁ目によかね〜という感じです。
途中、面白いバス停を発見。
写真はカボチャの馬車? この他にも
リンゴやサクランボのバス停もありました。


このページの先頭 上 下 このページの最後 ウウウ、ウニぃ〜!
生ウニ丼 2時間ほど走ったでしょうか。宮古に到着しました。
リアス式海岸で有名な三陸
三陸といえば、そう、豊富な海の幸
ウニ、イカ、ホタテ、フカヒレ・・・
あ〜、早く食べたい!
 
浄土ヶ浜ターミナルビルという建物の中にある
三陸丼 生ウニ丼が自慢のお店に到着しました。
もちろん、生ウニ丼をオーダー。さらに三陸丼も。
 
建物が古かったので、ちょっと心配しましたが(笑)
とっても、とっても、とっても、美味し〜い!!
言葉では言い表せない・・・涙が出るほど美味しい。
・・・じゅる(←思いだしヨダレ)。
荒れる海  
甘エビホタテも美味しくて、満足、満足。
食事が終わったところで、海辺を散歩でもしようかと思いましたが
今日は海が荒れていて、立ち入りが禁止されていたので諦めました。
 
でも生ウニ丼が美味しかったから全然平気。
あ〜また食べたいよー・・・


このページの先頭 上 下 このページの最後 ウグイスのお宿
鶯宿温泉 さて、今日の宿泊地は鶯宿(おうしゅく)温泉。
盛岡に近い温泉宿ということで決めた宿です。
 
夕食は部屋にセッティング。
ゆったりくつろぎながらの食事ができてサイコー!
てっきり食堂で食べると思っていたので嬉しかったです。
 
食事の内容は、またまた海の幸を中心に
夕食 お肉や柳川鍋もあり、デザートにはメロン&ブドウという
なかなか贅沢な夕食でした。
 
夕食後は仲居さんが氷水をポットに入れて
持ってきてくれました。これが冷たくて美味しかった!
このお陰で冷蔵庫から出した物は、夕食時のビール1本のみ。
こういう細やかなサービス、ありがたいです。
特に新しい施設というわけではないけれど、満足でした。


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