15th 　【 move 】 　 　私の夢の１つに「360℃地平線という景色を見る」というのがあるのだが、もしそれが実現したとき 　目の前に広がる大地は、地球の表面積の何分の１に当たるものなのだろうか？ 　 　それを知るにはまず、地平線までの距離を知る必要があるだろう。水平線とともに、しばしば 　「手の届かない場所」の表現にも使われる地平線。さぞかし遙か遠くに・・・とイメージしていたのだが 　身長155cmの私が標高0mの地点に立った場合、実はほんの約4Km先にあるという。正直、驚いた。 　もちろん、標高の高い場所ではもっと先に見える。遠くまで見たかったら、高い所に登ればいい。 　 　さて、半径（地平線までの距離）が分かったところで、それを使って円の面積を求めてみよう。 　・・・地球の曲率？　何それ？　無視無視。私、超文系。しかもたった4Km先までのことだし。ね (^o^; 　 　　◎円の面積 ＝ 半径 × 半径 × 円周率 ＝ 4 ×4 × 3.14 ＝ 約50平方キロメートル 　 　私達が住んでいる福岡市東区の面積が66.68平方キロメートル。とすると、これは結構見えていると 　言ってもいいのだろうか。大きい数字になってくると、なかなか想像しにくい。 　 　では、地球の表面積は約5億平方キロメートル。5億分の50。ということは・・・1000万分の1？ 　 　「それだけ？」と思ったか。それとも、「そんなに？」と思ったかは個人差のある所だろう。私は前者。 　でも大丈夫。私はその視野を広げる方法を知っている。そう、自分が動きさえすればいいのだから。 　 5 Jun 2002