NONSENSE/DAILY
2012年8月25日(土)
『闇金ウシジマくん』
洋画を2週続けて観た後だった為、観る予定は無かったんですが(笑)。
劇場公開のプロモーションで始まったと思われるTVドラマの再放送を見て興味が沸き、でも俳優に一寸納得してなかったので公開数日前に軽くネガキャン的な内容を呟いたところ、本作の山口監督のアカウントからリプライが付いたもんだからさぁ大変(爆)。半々ぐらいで観ようか観まいか悩んでいたところだったので、観にいくことにしました。

ストーリー:ギャンブルにハマった母親の借金を背負い、カウカウ・ファイナンスを営む丑嶋(山田孝之)の容赦ない取り立てに追われる未來(大島優子)。出会いカフェで働くようになった彼女は、簡単に稼げるのならば体を売ってもいいと考えるように。一方、イケメンダンサーを集めたイベントを企画し、彼ら目当てに集まる女性たちから金を巻き上げる純(林遣都)は、丑嶋によって資金調達の道を閉ざされたことを恨んで復讐(ふくしゅう)を決意する。(シネマトゥデイ

私の知る限り、同じ取立てでも「ミナミの帝王」「ナニワ金融伝」が理詰めと人情で話を結ぶのに対し、本作はひたすら実力行使。映倫PG12指定も頷ける演出と救いの少ない終わり方は、邦画らしからぬ新鮮さを感じました。再放送のTVドラマしか見ていない”にわか”ですが、作品の魅力は十分に理解できました。

…ただ丑嶋社長率いるカウカウ・ファイナンスの話というよりは、8割がた周囲に食い物にされて追込まれていく純の話。そこそこ未來の出番もありますが、PG12指定でもAKB48は絶対に汚さない(爆)。適度な緊張感とテンポの良い展開で退屈せず楽しめたんですが、1話30分のTVドラマに込められた丑嶋社長の魅力と同等の物をを期待して観にいった身としては、いささか物足りなさを感じました(・_・)。あ、千秋(片瀬那奈)から差入れられたと思われるオムライスを食べるシーンはグッときました。

さて、今年も残り4ヶ月。本作で今年は15作品目の鑑賞となり、2010年、2011年の14作品を越えて2007年の15作品と並び暫定3位タイとなりました(爆)。因みに2位は2006年、2009年の17作品、1位は2008年の26作品(爆)。今年は『鍵泥棒のメソッド』と『007 スカイフォール』は確定しているので2作品を加えて2位タイは確実です。そして観に行くべきか否か悩む作品も何本かあるので、18作品以上で単独2位も夢ではない?!しかし、どうやっても26作品は無理です(爆)。2008年って、どんだけ暇だったんだろうな(笑)。
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