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2011年11月5日(土)
『カイジ2〜人生奪回ゲーム〜』
毎度お馴染みレイトショー、予約に出遅れてマイ・ベストの1列前での鑑賞となりました(・ω・)。原作の人気なのか、藤原竜也さんの人気なのか、上映終了が23時50分と遅いにも関わらず前作と同様になかなかの客入りでした。条例で未成者はレイトショーを観る事は出来ないはずなんですが、左隣の席は明らかにJK二人組み(核爆)。あらぬ疑いをかけられぬ様、右側の肘掛に限界まで腹の弛んだ肉を食い込ませて距離をとりました(笑)。 ストーリー:一度は多額の借金を返済しながら、またしても借金地獄に陥った伊藤カイジ(藤原竜也)。10億円以上を稼げるモンスターマシーン“沼”に挑むカイジの前に、裏カジノの支配人・一条聖也(伊勢谷友介)が立ちふさがる。難攻不落の“沼”を攻略するため、カイジは裕美(吉高由里子)、坂崎(生瀬勝久)、そして利根川(香川照之)らと協力するが……。(シネマトゥデイ) 前作でも感じた事ですが、2時間強の作品に無理に詰め込み過ぎ。原作では登場しなかった裕美(前作のブレイブ・メン・ロードで転落死した石田の娘)をヒロインに据えてストーリー性を強めたものの、おかげで余計な描写が増え、もう原作を知っている人が観る事を前提にしているとしか思えない荒い展開。監督の佐藤東弥さん、Wikipediaを見るとTVドラマでは良作を数多く手がけていても、劇場作品は今作で3本目だったんですね…。 そうそう、アニメと同様に最後にカイジが文無しになるオチがあります。アニメの方は遠藤のえげつない借用書にはめられ大金を失いますが、劇場版は遠藤(前作では天海祐希が演じた)が登場しない代わりに利根川がその役を果たすんですが…なんともセコイ(爆)。アニメのイメージとは程遠い、容認し得ない演出!利根川を小物に貶める愚策!(ナレーション by 立木文彦)…でした。個人的にはアニメのラストが良かっただけに、後味が悪かったです。 |
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