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2011年9月7日(水)
L5100のCPU交換
勢い任せに購入した弁当箱(・ω・)。予定どおり、CPUをAthlon64 X2 5000+からAthlon X2 4850eに交換してみます。4850eの対応ですが、L5100のマザーボードのソケットはAM2なので物理的には問題なし、チップセットのAMD 690Gも搭載経験があるので問題なし、最後にBIOSのバージョン(R01-A3)が対応しているか否かですが…多分大丈夫でしょ。 【注意】以降の作業を参考にされる場合、自己責任でお願い致します。 先ず、「この封印を破ったらサポートしねーぞ( ゚Д゚)ゴルァ!!」シールを剥がすと表れるネジ(側面パネルが台形に食い込んでいる所)を抜き、パネルを後方にスライドさせるとパネルが外れます。繰り返しますが、封印を破るとサポート対象外になりますのでご注意下さい。 パネルを外すと、acerのロゴが刻まれたグリップが現れます。このグリップを持上げると、ハードディスクと光学ドライブのマウントフレームがゴソッと持上がりますが…まだ持上げない様に。 CPUクーラーとハードディスクの間に見える黒いネジを抜かないととマウントフレームは外れません。このネジを抜き、フロントパネルの爪をマウントフレームから外した後、前述のグリップを持ってマウントフレームを持上げ、光学ドライブのフレキシブルケーブルと、ハードディスクのSATA,電源コネクタを抜きます。 前面からの画像です。マウントフレームを取去るとCPUクーラーが露出するので、CPUクーラーの4隅のネジをバックプレートから抜きます。CPUクーラーは結構なテンションでバックプレートに固定されているので、4隅のネジは1本ずつ抜かず同時に少しずつ緩めていくのが良いでしょう。 CPUクーラーを外すとCPUソケットが現れるので普通にCPU交換を実施(古いグリスは綺麗に拭き取りましょう)。バックプレートは裏で脱落したりしないので、再度CPUクーラーを乗せてネジを締め込めばバックプレートに固定できます。 結果、4850eはBIOSを更新せずとも動きました。但し、BIOSとOSから見たCPUは”unknown”となります。これは過去に690Gのマザーボードに4850eを乗せた時と同じ状況で、BIOSの更新でCPU名が確り表示されたと記憶していますが、ググってみるとL5100のBIOS更新は面倒かつリスクが伴う様なので放置します(爆)。 ![]() CrystalMark 2004R3で測定。測定中、1度だけ不可解にALU値が3,000程度低くなってしまった為、5000+に劣る結果が出てしまいましたが、誤差の範囲と言っていいでしょう。性能を維持しつつTDPを45Wまでさげられたと思えば、4850eへの乗せ換えは成功かなと。後は静穏性,低消費電力,弁当箱サイズに見合った利用目的を決めるだけですが…。 |
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