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2011年5月7日(土)
『岳-ガク-』
大型連休終盤、4連勤にもめげず(つд`)2ヵ月振りの劇場鑑賞でした。贔屓のシネコンも輪番停電の影響で一時はオールナイト上映やネット予約を取り止め、チケットの当日買いは良い席が取り辛いなぁと心配していたんですが、輪番停電の中止でシネコンも通常営業。幸い、輪番停電中に劇場で観たい作品は無かったので特に影響を受ける事はありませんでした。 原作コミック「岳 みんなの山」に関しての予備知識ゼロだったんですが(岳は主人公の名前だと思い込んでいた)、主演の小栗旬さんに対して最近はドラマ「東京DOGS」,「獣医ドリトル」で良い印象があったので、作品そのものにも興味が沸いて観に行ってきました。 ストーリー:世界の巨峰を登り歩き山をこよなく愛する島崎三歩(小栗旬)は、山岳救助ボランティアとして登山者の命を守ってきた。春、長野県警山岳救助隊に配属された椎名久美(長澤まさみ)は三歩の指導のもと成長していくが、実際の現場では遭難者を救うことができず自信を失っていた。そんなある日、猛吹雪の冬山で多重遭難が発生し、久美は仲間と共に救助に向かうが……。(シネマトゥデイ) 長澤まさみさんのロッククライミングシーンは見なかった事にして(…何故か昔懐かしい西遊記が頭を過ぎった)、邦画にしてはスケールの大きく(雪山的な意味で)見応えがあり、キャスティングにも外連味が無く、なかなかの良作でした。最近、歳の所為か涙脆くなっている自分が泣くまでには至っていないので、そういう意味では後一歩かな(笑)。 ただ、きっと原作の魅力を凝縮させた為だと思うんですが「遭難者発生→山岳救助隊に先行して三歩出動」の繰返しでやや展開がTVドラマ的だったかな?と。後、三歩って原作でも線の細いイメージのキャラクターなんでしょうかね?アルピニストの野口健氏とまでいわなくても、もっとゴッツイ山男じゃないと、二人を担いでクレバスを登るなんて…ねぇ(爆)。 そうそう、佐々木蔵之介さんが出てくると「ハンチョウ」がダブってしまうのは不味いですね(笑)。 |
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