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2010年10月30日(土)
『SP 野望篇』
家を出る直前まで台風が来ていると知りませんでした(爆)。「SP」のドラマは見ていました。主演がV6の岡田准一さんという点を除けば、概ね地味(良い意味で)な役者の起用で、多少の突っ込みどころはあったものの好きなドラマでした。正直、劇場版を用意するほど反響のあったドラマなのかな?という気がしなくもないんですが、ドラマが中途半端に終わったのは始めから劇場版を視野に入れてたんでしょうか。 ストーリー:チームリーダー尾形(堤真一)の、耳を疑うような発言に疑心をぬぐい切れない井上(岡田准一)は、表面的には平和な姿をしている日常の中に、特殊能力で脅威の存在と四六時中シンクロしていた。そんなある日、六本木で大規模テロ事件が勃発(ぼっぱつ)。テロリストの魔手は笹本(真木よう子)ら第四係のメンバーにも向けられていた。(シネマトゥデイ) …作品の世界観を伝える為とはいえ、冒頭の捕物は要らなかった気がします(爆)。ハリウッドから呼んだスタッフによるVFXバリバリのシーンだったと思うんですが、横転するトラック、それに衝突する乗用車、トラックの荷台での格闘、全てがCG処理丸出しで萎えました。都内で撮影する難しさもあるんでしょうけど、後10年はハリウッドに追い着けないと感じました(・ω・ )。 ただ、作品そのものは良くも悪くもドラマをスケールアップさせた感じで、変な外連味もなく個人的には面白いなと思いました。「踊る大走査線」が”笑”で魅せるのに対し、「SP」は”動”で魅せるというか、終盤の息をつかせない展開はなかなかでした。まぁ、わざわざ襲撃犯を3波に分けず、官房長官宅前で一斉に襲っていればあっさり目的は達したはずなんですけどね(爆)。 と言う訳で「野望編」はなかなか楽しめたので、『SP 革命編』も観に行く予定ですが、3月12日公開というのは微妙に引張りますね。「革命編」公開週の「野望編」のソフト発売、公開日に地上派で「野望編」の放送といった所でしょうか。正月映画ぐらいのタイミングで観せてくれた方が、「野望編」の余韻を活かせると思うんですが(・ω・)。 |
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