NONSENSE/DAILY
2009年11月14日(土)
『なくもんか』
約1ヶ月ぶりに劇場鑑賞してきました。
今日は贔屓のシネコンのサービスデー。ポイントカードの提示により一律1,000円で鑑賞できる日だった為、何時ものレイトショーではなくロードショーで観て来たんですが…夕方の食事時が災いしたのか、ポテトの匂いを撒き散らして持込んだファーストフードを食べる女子グループに、袋をバリバリ鳴らして何か食べてる老夫婦。映画の楽しみ方は其々でも、もう少し周りに気を使って欲しいなと(苦笑)。

ストーリー:無茶苦茶な父に捨てられ、幼少期に生き別れた兄・祐太(阿部サダヲ)と弟・祐介(瑛太)は、互いの顔も名前も知らずに成長する。祐太は、東京下町の商店街でハムカツが名物の店を切り盛りし、祐介はお笑い芸人として超売れっ子になっていた。そんなある日、祐太のもとに、初代店主の一人娘・徹子(竹内結子)が突然帰って来る。(シネマトゥデイ)

脚本・宮藤官九郎、主演・阿部サダヲとくれば観ない理由がない!という感じで楽しみにしていたんですが…一寸期待し過ぎました。笑える面白さという点では『舞妓Haaaan!!!』と同様に楽しめるんですが(私はお笑いに厳しいのでニヤリとする程度ですが)、物語としては一寸物足りない印象。心に刺さる良い台詞もあったりして人情ドラマの良い部分もあるんですが、もっと兄・祐太の生立ちをクローズアップ&妻・徹子とのドタバタ夫婦劇にして欲しかったなぁと。弟・祐介との絡みは無くても良かったんじゃないかなと(爆)。映画と解っていても、金城ブラザーズの漫才は見るに耐えませんし。まぁ、そもそも阿部サダヲさんと瑛太さんが兄弟って時点で破綻してるんですが(笑)。

…伊原剛志さんと陣内孝則さんの配役は、逆だったんじゃないかと思うんですが、どうでしょう(笑)。
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