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2009年3月21日(土)
一勝の重み
◆最多勝利制は導入延期へo_ _)o ドテッ。L・ハミルトンの反応はともかく、M・シューマッハまで反対するとは…。 最多勝利制に反対するドライバーの真意が何処にあるのかは解りませんが、勝利数でチャンピオンを決めた場合の難点をあげるとすれば、ポイント制に比べてチャンピオンの決定が早い点でしょうか。 年間17戦の場合、仮に毎戦優勝するドライバーAと毎戦2位フィニッシュのドライバーBが居た場合、Aのチャンピオンが最短で決るのはポイント制の場合の15戦目に対して、最多勝利数では9戦目でチャンピオンが決定します。非現実的な話ですが、2002年のシューマッハの様に年間11勝した例もあるだけに、強ち机上の空論と片付けられないのが怖いところです。 一戦一戦の優勝の重み(2位との差)をどの程度に設定するか、難しいところですねぇ。因みに、昨年のL・ハミルトンとF・マッサの関係で、優勝回数で見ればマッサがハミルトンを上回っていたと先日の戯言で書きましたが、実は2002年までのポイントシステム(2位6ポイント、3位4ポイント、以下6位まで入賞)が変らず採用されていれば、昨年はマッサがチャンピオンだった事が判明。最多勝利制の導入は無理でも、今のポイントシステム(2位8ポイント、3位6ポイント、以下8位まで入賞)は元に戻した方がいいのかもしれません。 |
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