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2008年7月19日(土)
『崖の上のポニョ』
ぽーにょ♪ぽーにょ♪ぽにょ♪と言う訳で、劇場予告を観た限りでは三十路のオッサン(爆)の視聴に耐えられる作品か否か非常に不安ではあったんですが、主要な作品はDVDでおさえているライト"ジブラー"としてはジブリ作品は観ておくべきだ!という事で観てきました。毎度のレイトショーだったんですが、一見して20代と解るか客層が多かったのは一寸驚きました。まぁ、殆どカップルでしたけどね(自爆)。
小さな港町から少し外れた崖の上に暮らす5歳の少年・宗介は、ある朝海辺で瓶に体を詰まらせた魚の子を見つける。その魚を家に持ち帰った宗介は「ポニョ」と名付けた…。
…不安的中(爆)。ジブリ作品の色彩は好きなのでそれだけでも見応えはあったんですが、純粋に物語を楽しめるのは小学生低学年くらいまでじゃないでしょうか。普通に考えるとなんで?と思うような疑問を山積みのまま、「めでたし。めでたし。」と問答無用で物語が終わるのも、いかにも子供向けという感じがしました。これもジブリ作品だと言われればそれまでですが、『千と千尋の神隠し』や『ハウルの動く城』と同等の作品を期待していただけに残念感は少しありますね。それと、本作が和製・人魚姫だと知ったのは観終えた後の事なんですが、だからという訳ではないと思うんですが、妙にディズニー的な演出が目立った気がしたんですが…やっぱり気の所為かな(笑)。
最後に、ジブリ作品といえば芸能人を声優起用ですが…長嶋一茂は殆ど台詞がなかったので気になりませんでしたが、所ジョージに所ジョージ以外を演じさせるのは無理ですよ(苦笑)。本作はDVDでリリースされても買うかどうかは微妙だな…。
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