スクリプト C_(costing)
 
(註)このセクションでは、「プロジェクト」を「Prj」と表記する、また、「工事進行基準による売上高」を「売上高」と表記する場合がある

書式 C_AddZeroN_Prj(vi)501
機能 (原価計算)
Prjファイル(CstPrj_hhhh.txt)の各Prj(レコード)の末尾にゼロをvi個追加する
Prjファイルに登録するPrjのデータの並びは、PrjCode、Prj名称、契約(取引)先、StatusFlag の四つの項目の後に金額欄(フィールド)が(最大)27個続く構成となっている
このスクリプトはファイル作成を支援するものである、例えば、最初の四項目だけでPrjファイルを作成し、必要な数の金額フィールドをこのスクリプトで追加するなど

〔参考〕27個のゼロは、以下の期間等の金額をセットすることを想定している、スクリプトでは以下の名称(カギ括弧内の英数字)で当該期間等を指定する、パラメタの表記は "M0" などとなる(他のスクリプトも同様)
「M0」...期首残高
「M1」〜「M12」...経過月1〜12
「Q1」〜「Q4」...各四半期
「G0」〜「G9」...汎用(合計、仮計、原価予算、Prj契約額、進捗割合、売上高〔工事進行基準〕・・・)
なお、名称と期間等は直接的な対応関係はなく、金額フィールドの順番に名称が割り当てられているに過ぎないので、例えば「226,VX技術評価,A_Crp,0,0,0,0,0」というPrjの最後のタグ(フィールド)に第二四半期の原価が集計されていても、この原価を参照・利用するときは"M3"を指定することになる点に留意する("Q2"ではエラーになる)
 
In CstPrj_hhhh.txt
Out CstPrj_hhhh.txt
パラメタ n:レコードの末尾に追加する金額フィールドの数
用例 C_AddZeroN_Prj(27))
レコード末尾に27個のゼロを付加する
(前) A,B,C,D
(後) A,B,C,D,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0



書式 C_ApdSalesPMBook_CstPrj(sOpe,eOpe)502
機能 (原価計算・工事進行基準)
Prjファイル(CstPrj_hhhh.txt)が持つ、「売上高」の計算に利用した計算要素等の値を、「SalesPMBook_hhhh」ファイルに出力する
出力する項目は、Prj番号、Prj名、取引先、メモ、オペレーション番号、契約額、見積総原価、実際発生原価、「売上高」、契約残高、「売上」累計額 の11項目である
「売上高」の計算では、計算の都度計算要素の値が変化する、「売上高」の計算の正確性を検証できるように、計算時点の計算要素等の値をスナップショットできるようにするスクリプトである
出力範囲は、オペレーション番号で指定する
「SalesPMBook_hhhh」ファイルには、出力年月日時分秒と「売上高」の件数・合計額も出力される

〔参考〕「工事進行基準」は「percentage of completion method」訳を採用した

In CstPrj_hhhh.txt
Out SalesPNBook_hhhh.txt
パラメタ sOpe:オペレーション番号の開始値
eOpe:オペレーション番号の終了値
用例 C_ApdSalesPMBook_CstPrj(150801,150831)
Prjファイル(CstPrj_hhhh)の各Prjの、オペレーション番号に対応するフィールドの値が「150801」〜「150831」であるPrjの「売上高」の、現時点の計算要素等の値を「SalesPNBook_hhhh.txt」ファイルに出力する



書式 C_CalOrdVolBal_CstPrj(sOpe,eOpe)503
機能 (原価計算・工事進行基準)
Prjファイル(CstPrj_hhhh.txt)の「契約残高」に対応する金額フィールドの値を更新する
更新処理を行うPrjは、オペレーション番号(範囲)で指定する
オペレーション番号>0 and 見積総原価>0 のとき、以下の計算を行う
(更新後の)「契約残高」=(現在の)「契約残高」-(現在の)「売上高」
したがって、「契約残高」を計算しないPrjは、オペレーション番号(または見積総原価、もしくはこの二つ)に対応する金額フィールドの値をゼロにしておく
「契約残高」は契約額から「売上高」累計を控除した額であるから、当月に計上できる売上高の上限をあらわす
売上高を計算するスクリプトでは、算出した売上高が「契約残高」を超えるときは、「契約残高」を売上高とする
売上高を計算後この更新処理を行わないと、「契約残高」が正しく計算されず、次回の売上高が正しく計算されない虞がある
売上高を計算するスクリプトと契約残高を計算するスクリプトを別々にしたのは、売上計上を洗替方式で行うことがあることに配慮したため
前月(までの累計)売上高を取消し、当月に現時点の進捗率に基づいて売上高を計上する場合−契約額の変更などの影響を当月で吸収する方針を採っている場合−、契約額と契約残高は一致させなければならないので

In CstPrj_hhhh.txt
Out CstPrj_hhhh.txt
パラメタ sOpe:「オペレーション番号」の開始値
eOpe:「オペレーション番号」の終了値
用例 C_CalOrdVolBal_CstPrj(150801,150831)
Prjファイル(CstPrj_hhhh)の各Prjのオペレーション番号に対応する金額フィールドの値が「150801」〜「150831」であるPrjの「契約残高」に対応する金額フィールドの値を更新する



書式 C_CalPrj_StVPrj(cm,el1,el2,desTn)504
機能 (原価計算)
Prjファイル(CstPrj_hhhh.txt)の任意のタグ間で演算を行い、その結果を指定タグにセットする
タグ名は以下を使用する 「M0」〜「M12」,「Q1」〜「Q4」,「G0」〜「G9」
演算の種類は、加減乗除の四種類で、乗除算は小数点以下第三位まで計算(第四位を四捨五入)、除数がゼロのときはゼロを返す
前月/前四半期との比較や、四半期や半期の集計などに利用できる

In CstPrj_hhhh.txt
Out CstPrj_hhhh.txt
パラメタ cm:演算の種類 1:加算(el1+el2)、2:減算(el1-el2)、3:乗算(el1*el2)、4:除算(el/el2)
el1:演算対象タグ名
el2:演算対象タグ名
desTn:演算結果をセットするタグ名
用例 C_CalPrj_StVPrj(2,"Q2","Q1","G1")
Prjファイル(CstPrj_hhhh)の各Prjについて「Q2」タグの値-「Q1」タグの値 を計算し、その結果を「G1」タグにセットする(第二四半期の原価と第一四半期の原価を比較し、増減額を計算する)



書式 C_CalSalesPM_CstPrj(vs,sOpe,eOpe)505
機能 (原価計算・工事進行基準)
Prjファイル(CstPrj_hhhh.txt)で売上高を計算し、「売上高」に対応するフィールドにその値をセットする
売上高を計算する条件は、
1.「オペレーション番号」が第二及び第三パラメタの範囲内であること
2.売上高がゼロであること
3.契約額がゼロでないこと
4.見積原価がゼロでないこと
5.発生原価がゼロでないこと
6.契約残高がゼロでないこと(初回計算時は契約額と同額をセットすることになる)
売上高=契約額×実際発生原価÷見積総原価
売上高を計算する単位(例えば、千円、百万円)や単位未満の処理、及び、契約額などの計算要素とPrjファイルの各フィールドとの対応関係は、基本マスタで設定する、詳しくは「工事進行基準による売上高の計算(1100_70)を参照のこと
計算した売上高が「契約残高」より多いときは「契約残高」が売上高となる
第一パラメタの「vs」の値は、Prjファイルの「メモ」に対応するフィールドにセットされる(計算対象となったPrjの全てに記録される)

In CstPrj_hhhh.txt
Out CstPrj_hhhh.txt
パラメタ vs:「メモ」に対応するフィールドにセットする値
sOpe:「オペレーション番号」の開始値
eOpe:「オペレーション番号」の終了値
用例 C_CalSalesPM_CstPrj("8月度売上計算",801,831)
「オペレーション番号」が 801〜831 のプロジェクトについて「売上高」を計算する、当該プロジェクトの「メモ」フィールドには「8月度売上計算」をセットする



書式 C_ChkAlc_Prj(id)506
機能 (原価計算)
配賦基準ファイル(CstAlc_n_hhhh.txt)に記載のPrjCodeが、Prjファイル(CstPrj_hhhh.txt)に存在しているかをチェックする
結果はログファイルに出力する

In CstAlc_n_hhhh.txt
CstPrj_hhhh.tx
Out CstLog_hhhh.txt
パラメタ id:配賦基準ファイル識別番号(部門Codeであり、CstAlc_n_hhhhの「n」に該当)
用例 C_ChkAlc_Prj(100)
配賦基準ファイル「CstAlc_100_hhhh.txt」に記載されているPrjCodeが、Prjファイルに存在しているかどうかをチェックする
結果は、ログファイル(CstLog_hhhh)に出力される
【出力例】
Script...C_ChkAlc_Prj
Start 2015/01/16 15:37:51
---------------------------------------------
CstAlc No. 100 > normal termination (No error)
---------------------------------------------
End 2015/01/16 15:37:51



書式 C_ChkApt_Prj_Div()507
機能 (原価計算)
アクセプトファイル(CstApt_hhhh.txt)にあるPrjCodeまたはDivCodeが、Prjファイル(CstPrj_hhhh.txt)または原価部門マスタ(CstDiv_hhhh.txt)に存在しているどうかをチェックする
結果はログファイルに出力する

〔参考〕アクセプトファイルとは、「展開一番」の仕訳抽出ファイルから原価計算で使用するデータ(会計日・伝票番号・科目Code・金額・PrjCodeまたは原価部門Code)を抜き出したもの

In CstApt_hhhh.txt
CstPrj_hhhh.txt
CstDiv_hhhh.txt
Out CstLog_hhhh.txt
パラメタ
用例 C_ChkApt_Prj_Div()
アクセプトファイル「CstApt_hhhh.txt」のPrjCode/DivCodeが、PrjファイルまたはDivマスタに存在しているかどうかをチェックする
結果は、ログファイル(CstLog_hhhh)に出力される
【出力例】

Start 2015/01/16 15:52:13
---------------------------------------------
normal termination (No error)
---------------------------------------------
End 2015/01/16 15:52:13



書式 C_OpePrj_1CF(sTn,eTn)508
機能 (原価計算・工事進行基準)
Prjファイル(CstPrj_hhhh.txt)の繰越処理を行う
PrjファイルのStatusFlagが「1」のPrjについて、「M0」を除く指定金額フィールド(タグ)間の値の合計を「M0」に加算した後、集計対象としたタグの値をゼロにする
集計する金額フィールド(タグ)の範囲はパラメタで指定する
集計金額の正確性(仕掛品の期末残高として正しいか)は、各タグに記録されている金額とその集計範囲に依拠するので、この点に十分留意する必要がある
例えば、「Q1」タグや「G1」タグに他のタグの集計値などが記録されていれば、これらを集計範囲に含めてはならない

〔参考〕「StatusFlag」とは、Prjファイルの各Prjレコードの四番目のタグ(レコード)に記録されているCode、現在は「1」「8」「9」の三つが定義されている
上記以外はユーザが自由に定義でき、特定の値を持つPrjの一覧を出力することなどに利用できる(「C_SumPrj_SF_ApdZList」スクリプト参照)

In CstPrj_hhhh.txt
Out CstPrj_hhhh.txt
パラメタ sTn:集計開始金額タグ名
eTn:集計終了金額タグ名
金額タグ名は 「M1」〜「M12」,「Q1」〜「Q4」,「G0」〜「G9」
用例 C_OpePrj_1CF("M1","M12")
PrjファイルのStatusFlagが「1」のPrj(レコード)について、金額フィールド(タグ)が「M1」〜「M12」の合計を計算し「M0」タグの値に加算する、その後「M1」〜「M12」の値をゼロにする



書式 C_OpePrj_8Fin(sTn,eTn)509
機能 (原価計算・工事進行基準)
Prjファイル(CstPrj_hhhh.txt)のPrj終了処理を行う
最初に、終了PrjのStatusFlag(SF)に「8」をセットする(手動)
このスクリプトが、SFが「8」のPrjの、パラメタで指定した範囲の金額欄の合計を計算し、帳票ファイル(ZList_hhhh)に出力する、同時にSF値を「8」から「9」に変更する
なお、「C_OpePrj_9Del」スクリプトでは、SF値「9」のPrjを削除し、残ったPrjのSF値を「1」にする(この後の処理は「C_OpePrj_1CF()」を参照のこと)
終了Prjの合計額(明細額でも可)は、「展開一番」において、仕掛品から売上原価(または製品)への振替仕訳が必要になる、なお、振替金額の正確性に影響する集計範囲に含まれる金額については事前に確認を行うこと(パラメタで指定した範囲の金額フィールドに終了処理されるべき原価以外の原価が含まれていないかどうかをチェックする)

In CstPrj_hhhh.txt
Out CstPrj_hhhh.txt
パラメタ sTn:集計開始金額タグ名
eTn:集計終了金額タグ名

用例 C_OpePrj_8Fin("M0","M12")
終了したPrjの「StatusFlag」に「8」をセットした後Prjファイルの終了処理を行う、売上原価に振替える原価の範囲は"M0"〜"M04"とする
帳票ファイルには、終了Prjの一覧が出力される
【出力例】
------------------------------------------------------------
終了プロジェクト一覧 20150801 10:52
------------------------------------------------------------
PrjCode,PrjName,Client,Cost
------------------------------------------------------------
143010,CMSS設計業務,J半導体,0
143011,画像解析支援業務,L電子,12491741
143030,セキュリティ評価,M総研,5181400
------------------------------------------------------------
処理件数... 3 件 合計〔売上原価振替額)...17,673,141 円
------------------------------------------------------------




書式 C_OpePrj_9Del()510
機能 (原価計算・工事進行基準)
Prjファイル(CstPrj_hhhh.txt)のStatusFlagが「9」のPrjを削除する
StatusFlagが「9」以外のPrjはStatusFlagを「1」にする

In CstPrj_hhhh.txt
Out CstPrj_hhhh.txt
パラメタ
用例 C_OpePrj_9Del()
終了したPrjをPrjファイルから削除する
残りのPrjのStatusFlagを「1」にする



書式 C_RefAptPD_MkFCstPreX()511
機能 (原価計算)
「CstAptPD_hhhh.txt」ファイル(*)のデータから、PrjCodeだけのデータを集めたファイル「CstPrjPre_hhhh」と原価部門だけのデータを集めたファイル「CstDivPre_hhhh」を作成する
(*)アクセプトデータをPrjCode別と原価部門Code別に集計したファイル
データを分けるのは、各Prjへの原価の配賦方法に違いがあるため(直課原価と配賦原価の違い)である
データの振り分けは、Prjファイル「CstPrj_hhhh」と
原価部門マスタ「CstDiv_hhhh」を参照して行なう
データの並びは、Code,原価 となっている

In CstAptPD_hhhh.txt
Out CstPrjPre_hhhh
CstDivPre_hhhh

パラメタ
用例 C_RefAptPD_MkFCstPreX()
「CstAptPD_hhhh.txt」ファイルのデータを直課原価と配賦原価に分ける



書式 C_RefDivPre_SetPrj(tn)512
機能 (原価計算)
「CstDivPre_hhhh.txt」(*)の金額を、部門別に設定した配賦基準により(**)Prjファイル「CstPrj_hhhh.txt」の指定場所に転記する
(*)原価部門別の原価の合計額を持つファイル
(**)原価部門ごとに作成され、当該部門に属するPrjCodeとその配賦基準値を持つ「CstAlc_n_hhhh.txt」ファイルを参照して計算する
配賦額の計算は小数点以下を四捨五入し、配賦基準最大の部門で端数調整を行う
転記先に値があれば加算する
転記するPrjファイルのフィールド(位置)はパラメタtnで指定する
パラメタ tn は、「M1」〜「M12」,「Q1」〜「Q4」,「G0」〜「G9」 とする
【例】
原価部門Code100の部門原価の合計が1,200のとき
当該部門が所管するPrjA〜Cの作業時間がそれぞれ以下のようであったとする
PrjA 320時間、PrjB 550時間、PrjC 280時間
各Prjへの原価の配賦額は以下の順に計算される
1.PrjA 1,200÷(320+550+280)×320=333.91−四捨五入→334
2.PrjB 配賦基準値が最大なのでパスする
3.PrjC 1,200÷(320+550+280)×280=292.17−四捨五入→292
4.PrjB 1,200-334-292=574

In CstDivPre_hhhh.txt
CstAlc_n_hhhh.txt (n:DivCode)
Out CstPrj_hhhh.txt
パラメタ tn:配賦原価をセットする位置(フィールド)の名称〔「M1」〜「M12」,「Q1」〜「Q4」,「G0」〜「G9」
用例 C_RefDivPre_SetPrj("M12")
原価部門別に集計した部門原価を、当該部門に属するPrjに配賦する
配賦額はPrjファイルの金額欄「M12」にセットする



書式 C_RefPrjPre_SetPrj(tn)513
機能 (原価計算)
「CstPrjPre_hhhh.txt」(*)の金額を、Prjファイル「CstPrj_hhhh.txt」の該当するPrjの指定場所に転記する
(*)Prj別の原価の合計額を持つファイル
転記先に値があれば加算する
転記するPrjファイルのフィールド(位置)はパラメタtnで指定する
パラメタ tn は、「M1」〜「M12」,「Q1」〜「Q4」,「G0」〜「G9」 とする

In CstPrjPre_hhhh.txt
Out CstPrj_hhhh.txt
パラメタ tn:Prj直課原価をセットする位置(フィールド)の名称〔「M1」〜「M12」,「Q1」〜「Q4」,「G0」〜「G9」
用例 C_RefPrjPre_SetPrj("M12")
Prj別に集計した直課原価を、Prjファイルの該当するPrjに直課する
直課額はPrjファイルの金額欄「M12」にセットする


書式 C_ResSales_CstPrj(sOpe,eOpe)523
機能 (原価計算・工事進行基準)
Prjファイル「CstPrj_hhhh.txt」の「売上高」に対応する金額フィールドの値をゼロにする

In CstPrj_hhhh.txt
Out CstPrj_hhhh.txt
パラメタ sOpe:「オペレーション番号」の開始値
eOpe:「オペレーション番号」の終了値
用例 C_ResSales_CstPrj(21105,21911)
Prjファイルのオペレーション番号が 21105〜21911 のプロジェクトの「売上高」に対応する金額フィールドの値をゼロにする



書式 C_SelWXJ_MkFApt(dx,cx)514
機能 (原価計算)
「展開一番」で作成した仕訳抽出ファイル「WXJ_hhhh」からアクセプトファイル(CstApt_hhhh.txt)を作成する
税抜処理後の仕訳を対象とする
抽出条件は、J_DP(J_CP/J_XP)がゼロ以上の値 かつ J_DX(J_CX/J_XX)が消費税Code科目でない こと
貸方金額はマイナスとして計算する

In WXJ_hhhh.txt
Out CstApt_hhhh.txt
パラメタ dx:仮払消費税科目Code
cx:仮受消費税科目Code
用例 C_SelWXJ_MkFApt(1410,2410)
消費税税抜後の仕訳抽出ファイルからアクセプトファイルを作成する
なお、1410は仮払消費税の、2410は仮受消費税の科目Codeである



書式 C_SetZero_AmtFld(tn)515
機能 (原価計算)
Prjファイル(CstPrj_hhhh.txt)の全プロジェクト(行頭#を除く全行)について、指定タグにゼロをセットする
指定するタグは、Prjファイルの第五フィールド以下27個のフィールドのうち一つ
タグ名は以下を使用する "M0"〜"M12","Q1"〜"Q4","G0"〜"G9"

In CstPrj_hhhh.txt
Out CstPrj_hhhh.txt
パラメタ tn:"M0"〜"M12","Q1"〜"Q4","G0"〜"G9"のうちの1つ
用例 C_SetZero_AmtFld("M2")
Prjファイルの金額欄「M2」列の値にゼロをセットする、ただし、行頭が「#」である行はそのまま出力する



書式 C_SetZero_Prj(sP,eP,vi)516
機能 (原価計算)
Prjファイル(CstPrj_hhhh.txt)の指定したPrjの金額欄をゼロにする
Prjは範囲指定する
金額欄とは、Prjファイルの第五フィールド以下27個のフィールド(M:13,Q:4,G:10)をいう
ゼロにする金額欄の数は第三パラメタで指定する、指定が無ければ既定値の27が利用される
第三パラメタの値が1〜27以外のときはエラーメッセージを出してスクリプトは終了する
セットされるゼロは第五フィールドから指定数だけ上書き処理される

In CstPrj_hhhh.txt
Out CstPrj_hhhh.txt
パラメタ sP:開始PrjCode
eP:終了PrjCode
vi:金額フィールドにセットするゼロの数(第五フィールドから上書きされる)

用例 C_SetZero_Prj(10911,11005)
PrjファイルのPrj番号「10911」から「11005」までのPrjの金額欄全て(27欄)をゼロにする
C_SetZero_Prj(10911,11005,13)
PrjファイルのPrj番号「10911」から「11005」までのPrjの金額欄(M0〜M12の13列)をゼロにする(上書き処理される)



書式 C_SrtCstPrj()517
機能 (原価計算・工事進行基準)
Prjファイル(CstPrj_hhhh.txt)をPrjCodeをキーとして昇順にソートする

In CstPrj_hhhh.txt
Out CstPrj_hhhh.txt
用例 C_SrtCstPrj()
PrjファイルをPrjCodeをキーとして昇順にソートする



書式 C_SumApt_MkFAptAC()518
機能 (原価計算)
アクセプトファイルのデータから、原価費目Code別合計金額をデータに持つファイル「CstAptAC_hhhh.txt」を作成する
原価費目の仕掛品振替額(費目別の合計)となるので、このデータを基に振替仕訳を起こす
二科目仕訳のときの例
仕掛品/原価費目1 X,XXX,XXX
仕掛品/原価費目2 X,XXX,XXX
・・・・・
なお、原価費目の合計額の合計は、ログファイル「CstLog_hhhh.txt」に出力されているので、費目別振替を行わない場合は、
例えば、その合計額で、仕掛品/仕掛品原価振替見合(科目区分は製造原価勘定)の仕訳を切る方法も考えられる

In CstApt_hhhh.txt
Out CstAptAC_hhhh.txt
パラメタ
用例 C_SumApt_MkFAptAC()
アクセプトファイルのデータから原価費目Code別合計金額ファイルを作成する



書式 C_SumApt_MkFAptPD()519
機能 (原価計算)
アクセプトファイルのデータから、PrjCode別合計金額及び原価部門Code別合計金額をデータに持つファイル
「CstAptPD_hhhh.txt」を作成する
このファイルから、「CstPrjPre_hhhh.txt」ファイルと「CstDivPre_hhhh.txt」ファイルを作成し、それぞれのデータをPrjファイルのPrjに直課・配賦する

In CstApt_hhhh.txt
Out CstAptPD_hhhh.txt
パラメタ
用例 C_SumApt_MkFAptPD()
アクセプトファイルのデータから以下のデータを持つファイルを作成する
1.
PrjCode別合計金額
2.原価部門Code別合計金額



書式 C_SumPrj_PC_ApdZList(sP,eP,tn)520
機能 (原価計算)
Prjファイル(CstPrj_hhhh.txt)の内容を集計リストファイル(ZList_hhhh)に出力する
集計するキーはPrjCode
出力の並びは、PrjCode,StatusFlag,Prj名称,契約先,金額(パラメタで指定)

In CstPrj_hhhh.txt
Out ZList_hhhh.txt
パラメタ sP:開始PrjCode
eP:終了PrjCode
tn:出力対象金額欄 「M0」〜「M12」,「Q1」〜「Q4」,「G0」〜「G9」
用例 C_SumPrj_PC_ApdZlist(10911,11005,"M4")
四月度(経過月4)の原価計算が終了したので、Prj一覧を出力して内容を確認する、出力するPrjの範囲は10911から11005までとする



書式 C_SumPrj_SF_ApdZList(sVi,eVi,tn)521
機能 (原価計算)
Prjファイル(CstPrj_hhhh.txt)の内容を集計リストファイル(ZList_hhhh)に出力する
集計するキーはStstusFlag
出力の並びは、PrjCode,Prj名称,契約先,金額(パラメタで指定)

In CstPrj_hhhh.txt
Out ZList_hhhh.txt
パラメタ sVi:開始StatusFlag
eVi:終了StatusFlag
tn:出力対象金額欄 「M0」〜「M12」,「Q1」〜「Q4」,「G0」〜「G9」
用例 C_SumPrj_SF_ApdZlist(8,8,"G1")
StatusFlagが「8」のPrj一覧を出力して内容を確認する、出力するPrjの金額欄は「G1」とする






書式 C_SumPrj_StVPrj(sTn,eTn,desTn)522
機能 (原価計算)
Prjファイル(CstPrj_hhhh.txt)の各Prjについて、タグ間の集計を行い、その結果を指定タグにセットす

In CstPrj_hhhh.txt
Out CstPrj_hhhh.txt
パラメタ sTn:集計開始タグ名1
eTn:集計終了タグ名2
desTn:演算結果をセットするタグ名
タグ名は以下を使用する 「M0」〜「M12」,「Q1」〜「Q4」,「G0」〜「G9」
用例 C_SumPrj_StVPrj("M1","M12","G1")
Prjファイルの各Prjについて、金額欄「M1」〜「M12」の金額を合計し、その値を「G1」にセットする





書式 C_VerifyDivAlcAmt()524
機能 (原価計算)
製造部門原価のPrj別配賦額をリストファイルに出力する
一つのPrjに複数部門の原価を負担させるとき−例えば「××対応マニュアル作成」Prjで、資料収集から原稿作成までをA部門が担当し,印刷製本作業はB部門が担当するときなど−「C_RefDivPre_SetPrj(tn)」では複数部門の配賦額が合算されてPrjファイルの指定欄にせっとされる
このスクリプトは部門ごとのPrj別配賦額をリストファイルに出力する
出力データは、PrjCode,配賦基準,配賦額(小数点以下7位を四捨五入),配賦額(小数点以下を四捨五入)であり
部門ごとの最終行に当該部門Codeと部門原価の合計額が記載されます
なお、部門原価のPrjへの配賦額において端数が生じるときは小数点以下を四捨五入し、全体の合計額が部門原価に一致しないときは、差額を配賦基準が最大のPrjに負担させています
当該部門において最大となる配賦基準が複数あるときは、PrjCodeが最も小さいPrjが差額を負担します
差額を負担したPrjは当該部門の最後の行に表示されます

In CstDivPre_hhhh.txt
CstAlc_Div_hhhh..txt

Out ZList_hhhh.txt
パラメタ
用例 C_VerifyDivAlcAmt()
製造部門原価の部門別Prj別配賦額をリストファイルに出力する




Last Update 20250409