三国志新聞 三国志新聞編集委員会


この本は、黄巾賊の乱から晋の天下統一までの期間を一年ごとに新聞形式にしてます。

普通三国志というと、だいたい桃園の誓い(劉備と関羽と張飛の出会い)から五丈原の戦い(諸葛孔明が死ぬ所)くらい迄しか書いてないんだけども、この本はちゃんと、三国志としての最初から最後まで ちゃんと網羅してあるんで、今までにおいらが読んだ三国志関連の本の中でも、結構上位に来ると思う。

また、新聞形態で書かれている為に、重要な出来事が直に分かるし,重要なのに小説とかでは、はしょられている部分がチャンと乗っているのでコレを読んだ後にもう一回、小説等を読み返して見るともう一変違った見方で読めるので、小説等の三国志をもう一変読んでみよう!!
今までになく、其のの小説が面白くなるはずです。
何無かったら、読み方が悪いか、其の小説がダメダメって事です(^_^;

また、新聞らしく、4コマ漫画や、特派員レポート・広告(笑)・スクープ・特集などが組んであって、
「オイラは、三国志ってあんまし知らないんだ」って人が読んでも十分に楽しめると思います。
でも まぁ、ある程度知ってるほうが・・・って云うか、知っていれば居るほど面白く読める筈です。。。

光栄とかのゲームで三国志に興味を持っているなら是非読んで見てもらいたいなぁ。

三国志新聞で、使用している写真はNHK−BSでやっていた「中国中央電視台」作成の三国志らしいです。
ちゃんと、最後に「倭国新聞」の紙上に”「三国志新聞」に重大疑惑”として記事が書かれていましたから(笑)

ちなみに、このBS三国志も晋の統一まで全部放映していたんで、おいらは結構楽しんで見てました(^_^;;
最近の日本の戦国物なんかと違って迫力もあるし、登場人物と役者のイメージが合っていてOKです。
また再放送してくれないかなぁ〜、そしたら全部Hi-8で録画するのに・・・

p.s.歴史の教科書なんかをこうゆう風に書いてあれば、楽しんで覚えられるのになぁ何て思ってしまう。
P.S.2 そういえば、最近になって新装版が発売されてました・・・(H15.11.5発見)