電気系: 
どこでもドアを作るにはやっぱり電気関係の知識は必要不可欠でしょう. 大学に入る前は,電気系を専攻すれば卒業する頃には自分でテレビぐらいつくれるだろうと思ってたのですが,大嘘でした. 実際にははんだごてすら一回も握ることなく卒業できます. これではどこでもドアにはほど遠いので自分でいろいろ遊んでいます.

電波を見る
携帯電話から出る電波を実際に目で見てみましょう. 今まで得体の知れなかった電波がちょっとは身近に感じられるかも?! 回路のヒントを探してたら,やっぱりいるんですねすでに同じことを考えてる人が. しかもキットになってました. FCZ研究所から出ている「ビジュアル電界強度計II 」がそれです. ただしこれはアマチュア無線機から出る電波用に設計されているので,携帯電話で最適に動くようにちょっと調整します. 回路は大まかに,アンテナで拾った信号をダイオード4つで全検波し,それをダーリントン接続したトランジスタで増幅しLEDを光らせます. たったこれだけのことでもパスコンがこんなとこになぜいるの?とか理解できないことがたくさんあります. まあ分かってなくても組み立てれば何となくできてしまうのがキットのいいところ. アンテナを携帯電話の周波数800MHzにあわせて,37cmとして作ったのがこれです. こいつを通話中の携帯に近づけると見事光だしました. 
ちょっとおもしろいことを発見. 今の携帯電話は実は電波を常に出し続けているわけではありません. ある時は送信し,またある時は受信し,さらにある時は何もせずに休むというのを高速に繰り返しています. そしてこの繰り返しの周期には主にハーフレートとフルレートという2種類あり,ハーフレートの方が休んでいる時間が多く,音質が悪いです. ド○モの携帯(207シリーズとか)は音が悪いと言われるのは主にハーフレートを使っているからです. またJ-Ph○neが音がいいって宣伝できるのはフルレートを主に使っているからです. ところが運がいいとド○モでもフルレートになるときがあるし,運が悪いとJ-Ph○neでもハーフレートな時があります. これを使うとフルレートとハーフレートの違いが目で見えます. ハーフレートだとLEDが点滅していることがはっきりと分かりますがフルレートだと人間の目には点灯しているように見えます.

ピカピカLEDライト
] ある日親父がラジコンヘリコプターに本物みたいに右に緑,左に赤のライトを点滅させたいと言い出しました. そこで作ったのがこれ. 電気回路工作の本にはたいてい出ている弛張(しちょう)発信器を使っています. ラジコンのバッテリーををのままつなげれるように,動作電圧は4.8Vとし,秋葉原で買った超高輝度LED赤*3と緑*3を点滅させます.



ヘッドホン内臓FMラジオ
これはまだできてません. 毎朝通勤電車でMDウォークマンを聞いてたのですが,イヤホンのコードが満員電車の中ではうっとおしくやめてしまいました. それならヘッドフォンにFMラジオを入れてしまえ! これならわずらわしいコードがいらない. 2*2*2cmのFMラジオというのがキットで売っているし, これと最近流行のヘッドフォンを組み合わせれば十分できる. と思ってたら出ちゃいましたSONYから. しかも周波数のデジタル表示付き. しゃーないじゃあMP3にするか,でもまだMP3キットってのはないなあ,デコードICとかはよく見かけるけど技術力が... なんて思ってたらまた出るみたいですね今度は東芝から.

MP3プレーヤーキット
やっぱり出ました! 秋葉原にMP3デコーダICが出回ってるのを見てそのうち出るんだろうなとは思ってたけど,いざ出てみるとやっぱりすごい! なんと言っても自分でウォークマンサイズのMP3プレーヤーができてしまうんだから. MDやテープのウォークマンと違って機械仕掛けなところがないだけにキットにも何とかできでしょう. ただしオンボードの抵抗チップやICばっかりでかなり上級者向けです. 自分でもはじめて音が出たときには飛び上がって喜びました. 自分でこれが設計できるぐらいにはそのうちなりたいなぁ. まずはメディアをコンパクトフラッシュに変更するぐらいからはじめましょうか. といってもそこまで行くにはAVRマイコンの勉強とコンパクトフラッシュのフォーマットとか道は長そうだ...


FM高周波アンプ
私の住んでいるアパートではFMラジオの入りが悪い. 一番聞きたいインターFMは絶望的,一番聞いているJ-Waveはステレオでは聞くに耐えられず. アンテナ好きとしては5エレぐらいの八木アンテナを建ててやりたいとこですが,アパートなのでそんな場所もないく,苦肉の策としてプリアンプを作ることにしました. つづく

秋月のキット
電気屋さんのおもちゃ箱,秋葉原の秋月のキットたちです.

秋月のコピーガードキャンセラ
レンタルビデオやCS放送(スカ○ー)とかでは,コピーを防ぐために普通のビデオの規格外の妨害信号が入っている場合があります. そしてこの規格外の信号はテレビを傷める可能性があるから除去する,そんな名目で売っています. キットだけでは使えないので,購入の際はRCAプラグとACアダプタも忘れずに. キットの組立自体はICの働きとか全く理解してなくてもできそうですが,キットに入っていないRCAプラグとかACアダプタとかをつなげるときにはちょっと迷いました. この辺説明書がちょっと不親切かも. とりあえず完成した物の動作はばっちりです. 普通に録画すると真っ暗になってしまう物が,きれいにに撮れます. あっこういう使い方する物じゃないんだっけ...

なお現在ではこのキット販売していないようです…


秋月のDTMF解析キット
DTMFとは電話のいわゆるピッ・ポッ・パッのあの音です. このキットはその音から何の番号が押されたかを解読してくれます. これはもう完成度の高いキットです. 何も迷うことなく完成しちゃいました. 全く何の勉強にもならなかったぐらい. まあこれから改造して遊びます. 昔の「笑っていいとも」のお友達紹介コーナーでは,電話をかけるときのDTMF音がテレビから聞こえていました. そのころこれを持っていたら,有名人の電話番号が分かったかも.

携帯電話改造
改造をやってくれるお店もあるようですけど,どうせなら自分でやらないと.

液晶反転
液晶の上には偏光板がのっているので,それを90度回転させると液晶の白黒が反転します. 電話を解体して,液晶から偏光板をひっぺがえし,ハンズかどっかで買ってきた偏光板を乗ればできあがり. 夜はきれいなのに昼間は非常に字が読みづらい...

LED交換
原理は簡単,ついてるLEDをほしい色のLEDに取り替えるだけ. でも携帯に付いてるLEDは恐ろしく小さく,表面実装な物なので半田付けは職人芸です. こつは元々付いているLEDを,下手にはんだごてではがすのでなく,ニッパーで切り取って,残ったランドに新しい物を半田付けすること. 腕に覚えのある人,壊れてもいい人しか絶対にやってはいけません.

PICのお勉強
パソコンをはじめたときにはすでにWindowsの時代. プログラミングはベーシック,C,JAVAともすべて構文を知ってるぐらい・・・ 本当にコンピュータを知ろうとしたらアセンブラまでやらなきゃとか言われてはじめてみました.
とりあえず秋月でプログラマーキットを買って来て,LEDを点灯させるところから.
さーて次はこれをつかって何を作るか・・・