なぜかマクドナルド病 1998年12月2日


前回の日記の食事欄でも少し触れたのだが、無性にマクドナルドのナゲットが食べたくなることがある。
それで先日も、ウォーキング中に通りかかったマクドナルドに吸い込まれるようにして入っていき、ナゲットを購入してしまったのだった。

そしてここ数日は、マクドナルドのCMでハンバーガーのお肉からジューシーな肉汁があふれ出て、マスタードやケチャップと混ざり合っている様を見るにつけ、無性に食べたい、食べたい、と念じ続けるようになった。

でも、ハンバーガーはカロリーが高い。ポテトに至っては、たっぷりの油で揚げたものではないか。ダイエッターに適した食事とは言えないはずである。うーむ。

ダイエット前にファーストフードが特に好きだったかというと、決してそうではない。打ち合わせまでに時間がない時など、手早く食事を済ませたい場合に利用する程度だった。なのに、どうして今さらマクドナルド病にかかってしまったのだろう。

まあ、簡単に分析すれば、今までの反動というのが一番説明がつくのだろう。

そして今日は、午前中に銀行へ行く用事があったので、駅前のマクドナルドでとうとう昼食を購入する。最後まで、ポテトのサイズが小さい「ハンバーガーセット」もしくは「チーズバーガーセット」にしようと思っていたのに、「ご注文をどうぞ」というお姉さんの笑顔につられて、思わず「チキンタツタセット」と言ってしまう。

「チキンタツタセット」と言えば、ポテトのMサイズ(結構大きい)がついてくるではないか。チキンだって油で揚げたもののはずだぞ。大丈夫なのか?−−−そんな”ダイエット天使”のささやきを聞きながらも、家に帰って嬉々として「チキンタツタセット」を広げる私。

ポテトを食べていると、噛みしめるごとに油が口の中に広がっていく。しかし、「もうこの一口でやめるからね、もうやめるからね。」と心の”ダイエット天使”に問い掛けながらも、とうとう最後まで食べてしまう。チキンタツタサンドも、一口一口いとおしむようにして噛みしめる。全部なくなった時は、なんだかとてもさみしかった。

ちょっと前なら罪悪感を感じていたところだろうが、最近はダイエットに関して神経がずぶとくなったと見えて、「よーし、この分ウォーキングでとりかえそうー!」と、夕方仕事が一段落ついたところで、夕飯の買い物がてらウォーキングに出かける。しかし、今日は特に寒さも厳しく、暗くなるのも早かったので、結局目標よりも近いスーパーで買い物をすませて帰途についてしまったのだった。

でも、今日は夕飯までに空腹を感じることもなく、胃袋も気持ちもとても充実していた気がする。明日からは、また気持ちを入れ替えてがんばろうっと。


◆本日のお食事

朝食: ロールパン・1個、巣篭もり卵、飲むヨーグルト・1杯
昼食: マクドナルドのバリューセット(チキンタツタサンド、ポテトM、コーヒー)
間食: なし
夕食: ほっけ、冷奴、山芋の千切りおかかあえ、豆腐とワカメの味噌汁、キムチ、赤ワイン3杯

◆本日の運動

ウォーキング:
自宅−銀行間:30分(帰りはハンバーガーが冷える前に帰ろうと思ってバスで)、自宅−スーパー間:30分 合計60分

◆本日の体重

54.0kg(前日よりプラスマイナス0kg・合計16.0kg減)、目標まであと2.0kg


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