今日｢タイタニック｣のビデオを購入し、早速見る。映画館にも２度足を運び、２度とも涙がハンカチを通り越してシャツをグショグショにするまで号泣したはずなのに、今回のビデオでもまた滝のような涙を流す。横でダンナもあきれ顔だ。

涙を流した分だけ体重が減るならば、このビデオを見るだけで、あっと言う間に目標体重へ到達するだろうに。

そういえば、主演のケイト・ウィンスレットは、太りやすい体質で体型の維持に随分と苦労していると聞いた。レオナルド・ディカプリオ（以下、レオ様）も、このブランクの間に9kg太り、次回作に向けて減量を始めたそうである。確かに、カードのＣＭのレオ様は、｢タイタニック｣の頃より顔がふっくらしているようだ。

彼らのように、万人にいつも自分のベストな状態を見せなければならない人たちが、自分の体型やルックスを維持していくためにしている努力というのは大層なものなんだろうなあ、と自分のダイエット生活を振り返ってしみじみと考える。

ダイエットを始めた頃は、｢目標体重になれば、食べたいものを好きなだけ食べれるんだから｣と思って自分を励ましていたが、最近は、｢どうもそういうわけにもいかないようだ・・｣ということを悟り始めている。結局、以前のような生活に戻れば、以前のような体型に戻ってしまうだろうし、ベストの状態をキープしていくには、 やはり食事に気を使ったり、運動をしたりすることはある程度続けていく必要があるのだろう。

私には深刻な理由は何もないけれど、これからもささやかなおしゃれを楽しんだり、健康を維持していきたいから、目標達成後も私なりの努力はしていくだろう。（こんなことは目標を達成してから言うべきか。）そして、その努力も以前ほどには苦に感じなくなってきたから不思議なものである。

｢やっぱり二重アゴのレオ様だったら、このシーンはいまいち感動しないかもしれないなあ｣と余計なことを考えながら、シャープな顔立ちのレオ様のキスシーン（あの有名な、主題歌をバックにしながら船の先端でキスするシーンですね）を見て、また滝のような涙を流している私であった。

◆本日のお食事