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Lima リマの街並み空港からリマの市街へ進むにつれて大きなビルディングが目立つようになる。久しぶりのスペイン語圏、看板や建物の壁面に描かれた巨大な広告が異国に来たことをあらためて 認識させてくれる(でも、2大清涼飲料会社のものがほとんどだったりする)。しかし、きたないアパートメントや商店の隣に、建物を取り囲むように張り巡らされた鉄柵と おかかえガードマンで固めたオフィスが並ぶ街並みは、なにか居心地が悪い感じがする。平和ボケした日本人だからだろうか。 南米の歴史のある街は、一様に中央広場を中心にした街が形成されていてわかりやすい。リマも旧市街には、いくつかの中世スタイルの教会に、コロニアル(植民地)風の家が 立ち並ぶ。その家の2階にある木製のバルコニーは、時代を経て良い風合いの色になっている。しかし、この街並みも最初は新鮮だが、クスコなど他の街もみーんなそうなので、 だんだん感動も無くなり、見飽きてくる。 そこで、人間を観察してみる。「なんで午前中からこんなに休んでいる奴が多いんだ」というくらい、広場には人が多い。老若男女様々だ。ツアーのバスが止まると、一斉に土産を売ろうと 売り子が集まる。リマは都会なので、インディオ独特の衣装を着ている人はほとんど見かけない。田舎の街で買って着ていた民族衣装をそのまま着てると、かなり目立ってしまう。 リマ滞在中は「新市街」ミラフローレス地区に滞在した。「旧」と違い、治安が良く(多少)、夜でも普通に歩ける。それでも通り沿いには銀行が多く、「銀行強盗にでくわしたら やだなあ」と、びくつきながら歩く。ファーストフードの店とか土産物屋(良い品からチープなものまで)、スーパーも多く、ここですべて用が足りてしまうのだが、あんまり リマっぽくない。帰国前の「いきぬき」にはちょうど良い。 Machu-Pichu マチュピチュクスコからマチュピチュ方面への電車のチケットを前日に頼むと、キャンセル待ちになり、危うく行きそびれるところだった。雨期なのに日本や欧米、南米の旅行客が多い。 ガイド、食事無しにしたので、自分勝手にタイムリミットまで見学できる。クスコに比べ標高が低いので(高山病の症状も軽いので)、体力任せにインカ道を歩く(おかげで 翌日はひどい頭痛に悩まされる)。インカ道は2方向、1つはゲート、1つは橋に行き着く。インカ道は実際に利用されており、インディオが大きな荷物を担ぎ、ゲートを通って インカ道を進んでいく。雲が遺跡を通過すると(上空ではなく遺跡自体は通過するのだ)、雨を降らすあいにくの天候だが、これはこれで赴きがある。 実際にマチュピチュの建造物を至近距離で観る事ができたのだが、衝撃的な感動は起こらなかった。ガイドブックの確認作業のようになっているからだろう。結局、よく雑誌で 掲載される写真の視点(見張り小屋の辺り)から遺跡を見下ろし、雲が流れてゆくのを眺めるのが一番気に入った。 遺跡内の広場では、UFOサークルらしき妖しいグループが円状に座って瞑想していた。彼らにとってマチュピチュは「メッカ」なのかもしれない。とてもわかる気がする。 train 鉄道の旅あまりガイドブックの内容を鵜呑みにしてはいけないと、実感した鉄道の旅。確かに鉄道はすばらしい風景のなかを走り抜けていく。きっと団体のツアーには含まれるだろう。 しかし、クスコ〜プーノ間。ここは駄目だ。すでにツーリストクラスしかなかったので、その車両になった(車内はドイツの観光客で埋め尽くされていた)。内部は 食堂車のようにテーブル付きで、これがスイスでも走ればすばらしいに違いない。しかし、車両の性能でどうにもならないほど線路がだめらしく、揺れがひどい。横揺れは、 テーブルのコップを落とし、縦揺れは椅子から尻が浮く。最後まで揺れが収まることはなく、書き物は不可能だ。 高山病がひどかったせいもあるかもしれないが、頭の芯にくる振動を10時間以上も受け続けるのはちょっと耐え難い。並行する道路をかっとんでいくバスがうらめしい。それ以上に、 この揺れの中ビールをがぶ飲みするドイツ人達が信じられん(ちょっと羨ましい)。 Nazca ナスカ地上絵見学はハイテンションで望む必要がある、と思う。地上絵上空でのセスナの滞空時間は約20分だった。この短時間に効率的に地上絵を回るのだが、見づらい。カタコトの 日本語でパイロットが「ミギ、クモ」とか言うので窓越しに凝視するが、認識するのに数秒かかる。カメラを撮ろうとするとさらに肉眼での目視時間は減るので、その短時間の間に 地上絵を見て、「おおぉ!」と気持ちを盛り上げていかないと、「たったこれだけか、ぼったくりじゃないか」とか考えてしまうだろう。セスナに酔っている暇も無い。 地上絵が見えにくくなっているのは事実らしいので、絵が消える前に観に行った方がいいかもしれない。この先、わかりやすくする為にペンキで縁取りしないとも限らないし。 hotel ホテル某日本人必須ガイドブックに「$50くらいのホテルでないと安全性が・・」と書いてあったので、到着した日はそれなりと所に泊まった。バスタブ、タオル・石鹸付き、おまけに ケーブルTVまで。こんな贅沢ゆるされるのかしら?というレベルだったので、その後は宿泊費をどんどんけちっていった(ケーブルTVに熱中しすぎて外に出たくなくなってしまうという 理由もある)。 地方都市に多いコロニアル風の住居を改造してホテルは、へたな高級ホテルより、地元っぽさがでていて好きだ。タオルが置いてあるところも意外に多く、「バスタオル持って こなくても良かったな」と思った。でも、どこの宿泊費もアジアの同じレベルの倍くらいするので、結構な出費になった。それでも 日本よりはぜんぜん安いんだけどね。 food 食べ物について最初はおいしく食べていた現地料理。Cau CauやArroz con Polloなんかは、日本人好みの良い味付けだと思う(ちょっと量が多め)。路上で買った「ライスととうもろこしを混ぜて とうもろこしの皮で粽状にしたもの」(名称不明)も甘くておいしい。しかし、下痢と高山病の後はすっかり現地料理から遠ざかってしまった。 今回もマックとバーガーキングはしっかりおさえた。どっちも、日本のハンバーガー単品の料金でセットが食べられる。子供向けにマックは「スヌー○ー」、キングは 「ポケ○ン」のキャクターで勝負(キング優勢)。 南米まできて、中華のありがたさを改めて実感した。リマのミラフローレスの中華飯店(2件中の1件)の昼のランチメニューは、ワンタンスープに半焼飯+半五目焼麺(「半」は いらない量だが)で、約300円。いつもの味、十分な量で、箸まで出してもらい、非常に満足。これから海外で食べ物に迷ったら、中華にしようと思う(日本食は?)。 drink 飲み物についてビールが美味しい。外資系のビールはペルーでは無用だ。「名産」インカコーラは駄菓子屋を思い出させてくれるチープな味。熱いリマでは炭酸飲料(とガス無し水)はかかせない。 けど、クスコに入ると、高山病を恐れて我慢。頭痛に悩みながら、コカ茶をがぶ飲みする日々。 ペルーでコーヒーを注文すると、「コーヒーの素(液体)」とお湯が運ばれてくるので、自分で調合してコーヒーを作る。なんかめずらしい。カフェオレ(カフェコンレチェ)では コーヒーの素と牛乳。ネスカ○ェの方が楽チンなのに。 |