全体の流れは、腕、脚、胴体、頭といった部位を別々に組み立てて、最後にすべてを合体させて完成となります。
さらに細かく見ていきますと、腕を作る過程では、肩、上腕、下腕、手などを作って組み合わせます。
作業のサイクルは、
パーツを切り取る。
↓
切り口をきれいにする。
↓
組み立てる。
となります。これを繰り返して組み立てていきます。
プラモ用語
プラモデルの箱を開けると、説明書と写真のように、パーツのくっついた枠が何枚も入っています。必要な名前をちょっと解説します。
パーツのついている枠を
「ランナー」と呼びます。写真の黄色で塗ってある部分です。
ランナーとパーツとの間には、細くくびれた部分があります。この部分を
「ゲート」と呼びます。写真の→の先の部分です。
時々出てくる用語なので、憶えておいてくださいませ。
パーツを切り取る
作業サイクルの「パーツを切り取る→切り口をきれいにする」の部分を解説していきます。道具を使うのはこの辺だけだと思います。
ニッパーを使って、ランナーからパーツを切り取ります。この時、ゲートとランナーの境目を切り、パーツにゲートが残るようにします。
ゲートを残します
写真の○の中のように、パーツにゲートが残るようにします。ゲートを残すのは、ランナーから切り取る時にパーツを傷めないためです。
パーツギリギリをカットすると、角度によってはパーツ本体をニッパーで切ってしまうことがあります。なので、余裕を持ってゲートを残すように切るのです。
残したゲートを切り取る
パーツを切り取ったところで、残したゲートをニッパーで切り取ります。ここでも、パーツの一部を切り取ってしまわないように注意することは言うまでもありません。
ゲートを切り取る
ニッパーだけでほとんど切り取れますが、ちょっと跡が残ってしまいます。