２回目の すごい 原型（綾瀬恵那編）−
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１０月１５日
ワンピースのスカート部分を作り始めました。スカートは最終的には胴体と一体にするつもりですが、胴体にプリモを盛りつけているうちにバランスを崩してしまわないように、はじめは脱着できる状態で作ることにしました。
まず、腰にベルトを巻いて、そのベルトにスカートの丈の長さに切ったプリモの棒をくっつけていきます。次に隣同士を横糸で繋げていき、網の目にしていきます。
これらの作業は、途中の段階で何回か焼きながら行っています。焼かずに網の目を仕上げるにはプリモは軟らかすぎます。
できあがったものを腰に巻いてみました。ベルトの分の厚みがあるのでちょっと変な感じです。お腹が出過ぎです（＾＾；。スカートの裾の広がり具合はこんな感じでいいかと思います。
ちなみに、三角巾も後ろに倒した部分の角度を変更してあります。
１０月１７日
スカートの続きです。網の目にした土台の隙間を障子紙のようにして埋めていきます。なんか釣り鐘みたいになってしまいましたが（＾＾；。で、これを削り込んで形を出していきます。
１０月１７日
スカートの形ができてきたところで、上半身にも服を付けました。襟と袖を盛りつけて、エプロンのレイアウトをスジ彫りしています。
背中がどうなっているのか不明なので、こちらででっちあげます（＾＾；。エプロンの肩ひもは背中では「Ｈ字」になっているものと仮定しました。
腕は肩のところで分割するつもりなので、あらかじめアルミ線を軸打ちしてあります。焼いた直後は切りやすいので、焼き上がったところでナイフを入れて分割しています。
１０月１７日
スカートを削り込んでシワを入れました。エプロンをモールドするのに形を整えておく必要があったのです。が、なんかすごく固い素材でできているようになってしまいました（＾＾；。
柔らかさの欠片もない感じです。この辺はもっとがんばります。サイドビューで確認すると、お腹が出ているように見えます。
スカートが外れるようにしてあるのでなかなか削り込めないというのもありますが、もうちょっとボリュームを減らしたいと思います。後ろもボリュームありすぎですかね〜。なんかドレスみたいになってます（＾＾；
細かいところはまだまだですが、大体のパーツが揃ってきましたので、元のイラストと一緒に写真を撮ってみました。顔の向きがもう少し左だとちょうどいいのですが、髪の毛が肩に当たってしまってこれが限界です（＾＾；。
１０月１８日
スカートは胴体と合体させました。その上で削り込んでボリュームの調整をしています。エプロンのモールドも追加しました。が、正直すぎてスカートのうねりと全く同様にエプロンもうねっています。これはどうかと思うな（＾＾；。
サイドビューではスカートのボリューム調整の様子がよくわかると思います。スカートを履かせたら後ろに倒れやすくなったので、踵を少し高くしてあります。前傾しているので上の写真とバランスの比較をするのは難しいかもしれません（＾＾；。
ケーキの箱、プラ板で作成しました。うまく手に持たせることができません（＾＾；。
１０月１８日
ここで弱点のチェックです。顔ですが、「必殺！鏡返し」の技を使って問題点の洗い出しをしました。反転させて見るとバランスのおかしなところなどがよくわかるのです。
こうしてみると左の頬のラインにふっくら感がないのがわかります。顔が細くてぽやっとした感じが出てないなぁと思ってはいましたが、原因は左の頬のボリューム不足にあるようです。
背中は右の写真のような感じです。エプロンの紐のレイアウトはＨ字型にしています。袖と背中の繋がりが悪いので、背中の方をボリュームアップしようかなぁと思っています。
腰の辺りがさみしいので、リボン結びでも追加しましょう。
１０月１９日
エプロンの生地を厚くしてスカートとの差を出してみました。それと左の頬に少し肉を足しまして、左右のバランスを調整しています。アップの写真がないのでわかりにくいかもしれませんが、少し顔つきが子供っぽくなりました。
あとは、両手の指を調整してケーキの箱を持てるように努力しました。が、未だに微妙です（＾＾；。
まだ詰めるところはあるのですが、一応、このくらいで申請用の写真にしてみようかと思います。ということで、暫定で襟元の紐ネクタイをつけてみました。
型取り用の原型としてはエポパテで作り直しますが、とりあえずプリモで作っています。右端の写真が造形的にベストなアングルかな？