将軍塚

京都市東山区粟田口
2002.11.28

一部方面で有名な(謎)将軍塚に一度行ってみたいと思い、
家族を誘いましたが「平日にひとりで行って」と断られました。
紅葉シーズンに四条河原町を歩きたくないようです(それはワカル(^^;)

行ってみると案外登りやすくかつ鬱蒼として、道は舗装されておらず、眺望はピカ一という
ファミリーが「ちょっと今日は軽めにどこかへ」にはピッタリのコースでした。
ここはもっぱら「京都の夜景をを一望できるデートスポット」として有名なようですが、
歩いて登るのもなかなか面白いです♪


長楽寺門前登山路(一部記憶あやふや)←おい・・・。クリックすると拡大図
【行き方】
四条河原町 〜 八坂神社 〜 円山公園 有名な枝垂れ桜の右横の売店を右折。
すぐにある公園外周にあたる道を東へ。長楽寺(写真右)の門に突き当たると塀沿いに左へ。
ここから絶対「山から離れず」歩けば「将軍塚登り口」を探せる。
知恩院まで行くと「行き過ぎ」。即刻戻って下さい。


将軍塚登り口
(写真左)この階段を上った小高い場所に登り口(写真左2)がある。平地で探しても見つかりませんのでご注意。
道は全て「山道」なので歩きやすい。ただし勾配はそこそこある。D嫁の足で登り12分でした。


あまりメジャーな登山道ではないので、道の分岐がはっきりしない。何本か選び間違うかも(笑)←少し笑えない・・・・
とにかく上を目指せば頂上が「青蓮院門跡 将軍塚大日堂」。将軍塚本体は「青蓮院門跡内」にあるので\400払って中へ。
メインは庭の美しさと高台からの眺望です。

将軍塚は平安京遷都の際、鎮護のために桓武天皇が武将像を埋めたとされています。案外背の低い塚でした。
武将像は一般に「坂上田村麻呂」のものと言われていますが、本当の坂上田村麻呂の墓は別所にあるので、これは通説がごっちゃになっているよう。タクシーの運転手さんは「中国の武将像」と説明してました。


「青蓮院」から駐車場を通り抜け、公園とヘリポートの奥まで進むと、清水寺へ抜ける山道があります。
途中わかりにくい場所があるが標識をしっかりと見れば大丈夫。平坦な道ではないが、ほとんど下り坂で歩きやすい。
10分強で地主神社真横(写真左2)に出る。石碑には「将軍塚方向」とある。
ただし4時半頃この道は通行止めになるのでお早めに。舞台へは裏口でお金を払って入らなければならないが・・・・
窓口の人が居ない場合はどうすればいいのだろう・・・・・・(←結局どうしたのかは、自粛)

ただ、今まで閑散とした少し怖いくらいの薄暗く静かな道を歩いてきた人間に、清水寺の人混みは厳しかったです。
とっとと帰路に着きましたが、やはり参道も人の波で・・・・・・・山道を戻れば良かったかな(;_;)


 オマケ:南座のまねきと円山公園名残の紅葉 




噂の「将軍塚」にやっと登れました。結構登ると聞いていたので少し躊躇してましたが、実際そんなに厳しい道ではなかったです。
運動不足解消にもぜひ、上がってみて下さい。

しかし、それにしても知られていない道でした。噂通り「地元の人が知らない」。例にもれず「登り口」がわからず
ウロウロしていた時、清掃中の公園職員?さんに聞いてみたら案の定「場所が全然違うで、そこはな・・・」。
・・・ああ〜、これはドライブウェイ経由の話になるんだろうな(^^;
「いや、このあたりに登山口があるはずなんですが」「それ誰に聞きはりました?」・・・・・あきまへんがな(爆)
結局ちゃんと知っていたのは「人力車」のおにーさんでした。トレーニングで登っているのかな?(笑)

清水への道も入り口がわかりにくく(頂上の公園で寸断されている)、青蓮院の人に
「清水への山道はどこにありますか」と聞くと「そりゃ一回ふもとに降りて円山公園から行きなはれ」・・・・・・・・
だ〜か〜ら〜〜〜(^^;有名な展望スポットだけど、みなさん東山ドライブウェイからしか上がってないようですね。
道理で、道途中の落ち葉がほとんど散らかってなかったわけだ。
これも正しい道はトレーニング登山中のおにーちゃんに聞きました。的確なご説明ありがとうございました<(_ _)>



将軍塚左に「鉄骨の展望台」がある。思いっきり武骨なコレは「NHK」の中継ポイントだそう。(たぶん五山の送り火の)見晴らしは最高!
もうめんどくさいので、つなぎ目補正無し!(爆)本当に京都市が一望できます。でも不思議なことに「比叡山」でのように妙に征服欲をそそることはなかったのは、高さの問題かな?





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