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出版社の皆様へお願い
「河川上流中流の土砂流下と堆積の規則性を考える」の出版について


2019年8月1日新規公開、9月19日一部変更、11月1日一部変更、

これまでの経緯
 長年、河川上流中流の土砂流下を考え続け、その全体像が見え始めて来た頃、私は、この考えを世に問うべきであると思うようになりました。初めは個人的疑問に過ぎない課題であったものが、実は広く公共の問題であることに気づいたからです。
 ですから、それまで記述してきた内容とその考え方を総括してまとめ上げる作業に取り掛かかりました。
 
 さらに繰り返し観察を行い、幾度となく考え直し思索を重ね、ようやくにして多くの皆様に読んでいただける程度の記述にまでたどり着いたのは今年の4月頃でした。
 私は、この論述を出来るだけ多くの人に早く読んで頂きたいと願っていましたから、論述を新書版の本にして出版することを考えました。
 そこで、原稿を新書版を手掛ける出版社に送ることにしたのですが、私には何の肩書もなければ、出版関係者への何らの伝手もありません。ただ、原稿を送りそれぞれの編集部の皆様に評価して頂くほかないのです。 そうかといって、数百ページの原稿を各出版社に送ったところで、確実に読んでいただける保証も無かったのです。
 したがって、出版社に送る原稿は完成している中の最初の一部分とすることにして、「目次」「まえがき」「第1章」のみを送付することにしました。それらが評価されれば、改めて残り全ての原稿をお送りする予定でいました。

 ところが、この方法は効率が良くなかったのです。特定の1社に送った後、2週間ほど時間をおいてから次の出版社に送らなければならないのです。 ある出版社に送って良い評価を頂いた時に、既に他の会社との間で話が進行していると言う事は出来ません。
 それに、現在上流中流で行われている河川工事に疑問を抱いている人は少数の人々だけのようです。上記の方法を始めてから、7月末までに5社にしか送付できていないだけでなく、良い返事は1社もないのです。 第1章の記述だけで出版の可能性を問うのは無茶なのかもしれません。

 これらの状況から、新たに、原稿をWEB上で見て頂く方法を採用しました。掲載されるべきはずであるのに、掲載されていないそれぞれの章の記述は半月ほどの経過を見た後に順次公開しました。
 11月1日現在、その掲載は「目次」「まえがき」「第1章」から最終章の「第7章」に至っています。
 私は、なるべく多くの出版社の皆様が真剣に考え、それぞれの出版社にとって出版に値すると考えたのち出版して頂くことを考えています。 出版社の皆様に限らず、お知り合いにその関係者がおいでになるようでしたら、是非、出版社や編集部の皆様にご連絡頂きたいと思います。
 ただし、すでに多くの新書版の出版経験がある会社であり、カラーで写真を掲載出来て、しっかりとした編集部門と校閲部門がある会社に限らせていただきます。
 私は読書も趣味としていますが、最近はそれらの部門の実力に欠けた会社が増えているように思えてならないのです。また、書名と内容が一致しなくても多くの部数が売れれば良いと考える会社も幾つかあるようです。 帯に踊る文字が本の内容を正直に伝えているとは思えない場合も多いのです。
 それらの会社から出版の申し出があってもお断りします。自らの一生に一度の出版物を書名と内容が合致していない「羊頭狗肉」などと評価されたくありません。
 以下では、当初、各出版社の編集部に、原稿と一緒にお送りした手紙を掲載します。その内容は、それぞれの会社ごとに少しづつ異なっていましたが、それらをほぼ踏襲した記述になっているつもりです。

〇〇出版社「〇〇新書」編集部の皆様へ
前略

 まず、突然の、原稿と手紙の送付をお詫び申し上げます。 私は、静岡市在住の杉村和高と申します。私は、アマチュアの自然観察者として、河川上流中流の土砂の流下と堆積について観察と思索を重ねて来ました。
 最近、ようやくにして、それらの土砂の流下と堆積に規則性がある事を確かに解明できたと思っています。そして、それらの事実を説明する文章を著しましたので、それを御社の「〇〇新書」として出版して頂くことを望んでいます。

  日本の河川の上流中流には石や岩を始めとして多くの土砂があり、それらは水流によって流下していますが、それらの流下と堆積の有様に何らかの規則性があるとの考え方は今まで無かったようです。 このことにより、河川工事による多くの不都合が発生しています。 現在、日本中の全ての河川の上流や中流には「砂防堰堤」や「コンクリート護岸」が設置されて、それらを見ない河川は何処にもありません。  しかし残念なことに、それらはほとんど間違いなのです。また「ダム」による放流方法も間違いでした。そして、各地の海岸から砂浜が消失している現象も、それらによる影響が極めて大きいのです。 それらは、建設されたそれぞれの場所では、治水的に多大な効果を与えているように見えますが、河川全体の土砂流下を考えると間違いであるのです。
 私が記述した文章では、上流や中流に数多くある石や岩やその他の土砂の流下と堆積の規則性を具体的に明らかにし、また、それらの規則性から考えて、現在の治水工事の方法が間違いである事も実際の証拠を示して論理的に明らかにしています。 そして、それらの間違いを解決するための方策も示しています。
 
 お送りした原稿も含めて、記述はその内容も文章も幾度となく検討と推敲を重ねましたので、編集部の皆様にもお読み頂ける程度にはなっているつもりでいます。 もちろん、皆様からの内容や文章への批判や間違いの指摘があるものと覚悟しています。当然、より良い内容と解り易い記述にするための努力は惜しまない考えでいます。
 お送りしました原稿は、書名「河川上流中流の土砂流下と堆積の規則性を考える・美しい日本の国土を取り戻すために・」の「まえがき」「目次」「第1章 河川上流の土砂流下と堆積の規則性」です。「目次」に記した「あとがき」以外の記述は完了しています。 また、記述内容をより良く理解して頂くために、目次には記載していない54枚の写真とその説明も用意しています。
 
  お送りしました原稿をお読み頂き、「〇〇新書」として新しく出版することの可能性があるか否かをご判断頂きたくお願い申し上げます。 もし、その可能性があるようでしたら、お知らせを頂き次第、残りの原稿をお送りする予定でいます。
 誠に勝手ではありますが、その可能性が無いと判断されました場合では、その旨をなるべく早急にご連絡願います。 早めの出版を願っていますので、出来ましたら、そのことにも御配慮を頂ければ嬉しく思います。
 
 出版の可否については、当然に、全ての原稿をお送りした後に、最終的判断をなさって頂きます。その場合でも、私の希望にご配慮下さるようお願い致します。
 私が著した文章が「〇〇新書」として出版されれば、多くの反響があるものと考えています。 そして、そのことによってより多くの議論が巻き起これば、河川上流中流の土砂の流下と堆積の規則性と言う新しい考え方のみならず、河川や海岸の工事及び、治水や自然回復の考え方自体もより良い方向に発展するもの考えています。
 「〇〇新書」の編集部の皆さまが、それらのことを思い描いて下さることを強く願っています。
                                       敬具
                                杉村和高

出版に至る手順
 別ページの記載「河川上流中流の土砂流下と堆積の規則性を考える」とそのPDFファイルをご覧いただき、御社にて出版の可能性があるとお考えの出版社編集部の方がおいでになりましたら、メールにてご連絡ください。 この場合、個人だけでのご連絡はご遠慮ください。必ず編集部内での同意を得てからにして下さい。
 メールには、出版社名、所属部所名、担当者名、連絡先アドレス、電話番号、を記入して下さい。1社以上から申し込みがありましたら、早いもの順に優先順位を決めさせていただきます。
 11月1日現在、あとがき、写真以外の論述は掲載が完了しています。したがって、それらのPDFファイルをそれぞれの会社でご検討を頂いた後に、掲載されていない論述及び写真をお送りする予定でいます。また、ご連絡の後にお送りするファイルは現在掲載している内容と多少異なる可能性があります。HPに掲載した後でも少しの推敲を行っています。
 
 全ての原稿をご覧になった後に、出版する価値があると判断された場合にはその旨をご連絡ください。さらに、双方の要望を提示しあった後に出版するか否を決定して仮契約致します。 当然ですが、その後の編集部、校閲部からの訂正要望には、真摯に対応する考えです。論旨の大幅な変更は考えていませんが、文末の表現等には改善の余地がある事を考えています。それらの作業が終わった後に正式な契約になり、実際の印刷の工程に移行します。
 この段階で、後の優先順位の皆さんに残念なご報告をすることになります。この段階に至る前では、双方の思惑が一致しないことも考えられますから、早急な連絡は出来ないと考えています。
 幾つか、少し大げさな記述になりましたが、ご勘弁ください。なお、出版の条件として特別な要求は考えていません。それぞれの会社での通常の契約の在り方と同じでお願いします。


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