キリストの弟子たちが盗んだ。

 彼らは、自分たちがキリストの復活を宣伝すれば、自分たちが殺されることを知っていました。そして事実、彼らは火あぶりにされ、石打ちにされ、生きたままライオンに食わされて殺されました。彼らはキリストの復活を宣伝しても、彼ら自身に利得は何もありませんでした。また彼らは、キリストの復活を宣伝することによって、ローマ帝国を変えようとも、社会を変えようともしませんでした。事実クリスチャンは、約250年間大迫害の中を通らされました。たとい、彼らがキリストの死体を盗んで墓を空にして、キリストの復活の話を作り上げたのだと言っても、なぜ彼らが、自分のいのちを犠牲にしてまで「うそ」を作り、宣伝したくなったのかを納得いくように説明することは不可能です。

 彼らはいのちをかけてキリストを信じ、キリストに献身し、キリストの福音の宣伝のために自分たちの血を流して死んでいったことは、歴史が証明しています。

  1. キリストを十字架につけた者たち。

  2. そのどちらでもない者たち。

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