PC110に98lite 4.5 でダイエットしたWin98SEをインストールしよう!!!!

98lite 4.5の簡単な説明(2002/6/13現在4.6が出てます)

  1. マイクロソフト社が、win95からwin98に進化(一部の人は退化とも言う)させるにあたり、InternetExplorer(ブラウザー)とOSの統合が大変大きな変更部分でした。
  2. この統合により、PC110などの貧弱なPCにとってはPCの不要な力をブラウザーに注ぎ込むこととなり、動作が遅くなってしまうのです。
  3. しかし、マイクロソフト社にとっては、消費者がWin98を選択すれば、自動的に他のブラウザーを選択しなくなると言うメリットを得たわけです。
  4. この消費者に負担を掛ける問題に疑問を持って立ち向かったのが、98lite.netの方々です。(当初は米国で活動していたようですが、豪州に活動拠点を移したようです。2002/5 litePC.COMに変わりました)
  5. 98liteは、win98以降の非NT系のOS(バージョン4.5からwinMEにも対応しています)から、InternetExplorerを切り離し、変わりにWin95のExplorer等を組み込むことによって、軽く早く動くwin98・MEインストールする方法を提供しています。
  6. PC110でwin98を使うには、絶対お勧めです。(ただし、1.マイクロソフト社のサポートが受けられない 2.MS_OFIICE2000等のInternetExplorerを動作条件としているソフトでは問題がある 3.WindowsUpdateに対応しなくなります)

98lite 4.5化に用意するもの(基本的にはwin98のインストール+αです。)

  1. マイクロドライブ1G内蔵(好みによりますが私の独断的にはこれがベストマッチ)内蔵の方法はこちらを参考にしてください。
  2. PC110で稼動するWin95が入ったハードディスク(これのドライバを使います)
  3. ポートプリケータとFDD(FDDなしでマイクロドライブでDOSを立ち上がればいりません)
  4. LANカード等のカードドライバー
  5. Win95・Win98SEのCD-ROM(win95のCD-ROMからExplorer等を抽出してくれます)
  6. http://www.litepc.com/98lite.htmllからFreeSoftの「98lite Preview Edition」をダウンロードします。
    (お金が有り余ってる方は「98lite Professional」を購入してあげてください)
  7. マイクロドライブが稼動するノートパソコン(あった方が便利です。以下「TP235」と書きます)
98lite 4.5をインストールします(基本的にはwin98SEのインストールと同じです)

  −私の場合、win98SEをインストールして半年経つので、気分転換でクリーンインストールしました−

  1. win98SEが稼動している「マイクロドライブ」から、TP235を利用して、全てフォルダを削除します。

  2. TP235でダウンロードしてきた「98lite Preview Edition」から「98lite45.exe」を、英語DOSモードで実行します。「c:/98setup」と言うフォルダが作られます。ここで「98lite45.exe」を終了します。

  3. 2.で作成された「c:/98setup」と言うフォルダをマイクロドライブにコピーします。

  4. (a)win98というファルダーを作り、ここにWin98SEのCD-ROMをコピーします。 (b)win95というファルダーを作り、ここにWin95のCD-ROMをコピーします。(c)DownLoadというフォルダを作り、ここに必要と思われるドライバーをコピーします。 (d)essというフォルダを作り、win95が動いてるPC110のハードディスクから「es488.vxd」 「es488.drv」 「essfm.drv」を抽出し、ここにコピーします。(この他に、6.に記載するフォルダとファイルを作成した方が良いと思います。)

  5. マイクロドライブをTP235から外し、PC110にセットし、他のPCで作ったWin98の起動FDDでDOSを起動します。

  6. 「C:\98setup\98lite /im /nm /is /id 」を実行します。(セットアップのオプションはWin98のものがそのまま適用されます。オプションの内容はThinkPad徒然草参考になります。)

  7. インストール途中で、1〜4を選択するようになります。ここで1を選択します。

  8. 次に、Win98にInternetExplorerをどこまで組み込むかを選択する画面が出ます。<1.SLEEK Windows95 Explorer><2 CHUBBY Windows98 Explorer Minimal web integration><3 OVERWEIGHT Windows98 Explorer Full web integration> の3種類から選べます。PC110でWin98SEを軽快に動かすのが目的ですので<1.SLEEK Windows95 Explorer>を選択し、IEと完全に決別します。

  9. 私の場合は、インストールが始まってしばらくするとインストールが中断しDOSに戻りました。Win95から抽出される作業がバグのため実行されないようでした。ネットで参照するとこの事例は多いようです。この場合、マイクロドライブをいったん外し、Win95のCD-ROMの/Win95/Win95_17.CABをエクスプローラで開き、 「comdlg32.dll」「shell32.dll」「explorer.exe」をそれぞれ右クリックし、抽出を選択し、「98setup」の中に新しく作られて「98LITE」フォルダに抽出しました。(この抽出作業の中断が起きる可能性が高いようですので、3の作業の際に任意のフォルダを作り、上記の3つのファイルを抽出しておき、このファイルをPC110のDOS環境でコピーすると、作業が短縮できると思います)

  10. 再度「C:\98setup\98lite /im /nm /is /id 」を実行し、先ほどと同様に選択すると、今度は中断しません。

  11. 気が遠くなるほどの時間の後、インストールが順調にいけば数回の再起動の後、真っ黒なバックに98liteの起動画面に続き、


    どこか少し変わったWin98SEが立ち上がります。特にシステムのチェックには時間がかかりますし、フリーズすることもあります。ただ、通常のWin98SEよりフリーズ等は少なく順調に行った気がします。

98lite 4.5をインストール後について<どこか違うWin98SE???>

  1. 先ほど言った少し変わったWin98SEとは、「マイドキュメント」のアイコンが「普通のフォルダ」で、しかもクリックしてもフォルダが開きません。良く考えれば簡単なことでWin95の時代には「マイドキュメント」はなかったのです。迷わずこれは削除しましょう。

  2. マイコンピュータを右クリックをして、プロパティーを選択してもシステムは現れません。
    (http://w3.to/BAY/からkenrouさん製作のShell32書き換えパッチプログラムをDLし直りました)

  3. スタートをクリックすると現れるプログラム等の選択バーには「Win95」と表示されます。<下図参照>

  4. システムには、システム:MicrisoftWindows98 4.10.1998 (つまりWin98SE)だけど、98LITEだよと表示されます。<下図参照>

  5. インターネット環境で使う人は(使わない人がいるとは思えないけど)、ブラウザーとメーラーを選択しインストールしましょう。私は、ブラウザー:Opera6.01 メーラー:電信八号 を選択しました。

  6. 最後に起動画面が暗いので、このページの最初のきれいな起動画面等をここのロゴギャラリーからダウンロードして、入れましょう。

☆★☆★これでPC110で98liteでダイエットしたWin98が起動するようになります。★☆★☆

☆最後に98liteのインストールは次のところを参考にいたしました。


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