公立高校の選抜方法
高校受験なんてまだまだなんて思っていたら時はあっという間に過ぎてしまい…知っていて損はない。こんなふうに合格者を選考していますよ。
公立高校全日制普通科は、学区制があって、都筑区は横浜北部学区になります。そして横浜北部学区の学校は、新栄、川和、市ヶ尾、霧が丘、白山、田奈、荏田、元石川、ただし、横浜東部学区との人数調整の為に、特例校として白山、新栄、があり、横浜東部学区の特例枠のため横浜北部学区の定員は減るようです。
定員の25%以内という条件で、すべての公立高校の普通科を受験できますが、学区外受験者の数が25%を越えると、学区内合格者より成績が良くても不合格になります。
公立高校の志願は、第1希望、第2希望の2高校を志願します。同一の高校を第1希望及び第2希望にすることも出来ます。学力検査の受験は1回で第1希望校で受験します。普通科では、国語、数学、社会、理科、外国語(英語)の5教科を受験します。
さて、調査書の評定と学力検査の結果を活用するときの比率は、6:4で
学習の記録A=第2学年3学期の9教科評点合計+第3学年2学期の9教科評点合計×2
135=45+45×2(満点の場合)
学力検査の結果B=5教科の得点の合計(各教科50点満点)
250=50×5 (満点の場合)
A,B,の値をそれぞれ100点満点に換算した値をa、b、とすると
a=135分のA×100 b=250分のB×100
a、b、の比率を6:4に直すためaを0.6倍し、bを0.4倍し、その合計100点をCとする。
C=a×0.6+b×0.4 この値Cが選考に使われます。
普通科の選抜募集定員を100名と仮定すると、
第1希望の生徒(定員80名)をC値の順に並べ、1位から56位まで(定員80名の70%)までを1次選考合格
C値で57位〜100位の中から24名(定員80名の30%)を2次選考合格
C値101位以下は、不合格
56+24名=80名が第1希望で合格したことになる。
第2希望の生徒(定員20名)をC値の順に並べ、上記2次選考と同じ基準で合格者が決まる。
C値が高校で決めた数値に達しない生徒は最初から不合格
日常生活の記録(生徒会・学級会活動・様々な行事での活動・部活動・課外活動・ボランティア活動・様々な資格等)も重要な要素になります。調査書等の記録を使わないように申請することも出来ますが、資料を欠くものとして扱われ、第1希望の選考の56%選考から外されます。
私立の場合
中学校の調査書、入学試験の成績、面接の結果を総合して合否を判定、入学試験の成績を最も重視するところ、面接の結果をかなり重視するところなどあります。
一般的に国語・数学・英語の3教科、面接では、志望理由、言葉使い、態度、服装等チェック
特に、遅刻、欠席、早退の多い生徒、服装が標準服から外れた生徒をチェック
推薦、専願、併願の制度があるが、推薦、専願は第1志望、併願は公立校のみ等各学校の条件に適している必要があります。どんなに遅くとも12月中旬までに志望校を決定してないと利用できません。
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