言っておきたい、思っていること、あれこれ。

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私の時間

 話題の映画「タイタニック」。もう皆さんごらんになりましたか?私も6月のレディースデイに友人と出かけました。久しぶりの映画館ー館内は新しく、座席にはドリンクホルダーがひじ掛けのほどよい位置についていて、シートの座り心地もいいし気分は最高でした。映画のストーリーも現代→過去→現代という流れの中でタイタニック号の歴史をひもといていくという私の想像しなかった展開でエキサイティングでした。でも私は映画の内容よりも、“映画を見に出かけた”ということがとてもリフレッシュになり私の日常の中にこんなに楽しいことがあるのだということを実感でき嬉しかったのです。(ちょっとオーバーかな)そういえば“母親”という仕事について8年余り、その間、映画を見に行ったことなどあったっけ。自分の事なんて自分の楽しみなんて、いつも後回しだったような気がする。

 二女が4才、幼稚園の年少…まだまだ手がかかると考えるか、やっとこれから私の時間が持てると考えるか、それは私次第なのですね。          by ひまわり


大規模マンション

 こじんまりした小規模の集合住宅が好きで、ずっとそういうところを選んで住んでいた。ところが、ちょうど1年前の今頃引っ越してきたここは大型マンション(1棟100世帯で2棟ある)。理由は、お隣には小学校があり、娘が通学するのに環境がとても良かったからである。

 大型マンションと聞くと、皆さんはどんなイメージをもちますか?おつき合いがめんどくさそう?人間関係がわずらわしい?落ちつかない?私も少なからずそう思っていました。ところが、いざ住んでみると居心地がいいんですよ、これが。

 まず、子供のお友達が多い(人間が多いから当然子供も多くなる)敷地内には公園がある(ブラッと行けば誰かに会える。大人がいなくても子供だけでも安心して遊べる)集会室がある。(低料金で借りられる)など…大雨の時でも傘もささずに遊びに行けるお友達がいるし、子供にとってのメリットが一番大きいかな。そういえば、昨年の台風の時も娘は誰かの家に皆で集まりトランプをしていたっけ。そんなわけで私は今、衣食住の住に関してとても満足している。以前の駅前の住まいから、駅までの徒歩20分(バスの便はあるが)にかわり大変になったのは夫だけかも…。       byひまわり


【気になるモラル】

今、世間ではイヤな事件があまりにも多いと思いませんか?特にその低年齢化、あまりにも短絡的な行動が目につきます。つい先日も、昨年近所で起きた一連の暴行事件の犯人グループ(少年)が捕まりホツとしたと同時に、あまりにも身近な出来事だった為にゾツとしました。

レベルこそ違え、駅前を歩いていても制服姿の高校生が平気でタバコを吸っていたり、空き缶などもポイッと当然の如く投げ捨てていく様を見て“どうしてそんな事するの?モラルはないの?”と心の中で苛立ちを感じます。(私の頃などはイイ事じやないけどそんな事やる人は隠れてやっていたような気がしましたが…とはいえ特段言葉に出して注意もできませんが。)でももっと驚くべき事には、大人それも子連れの親達が自らモラルをなくしてきている気がしませんか?ゴミを平気でポイ捨てする人、障害者用の駐車場に車を止める人、スーパーなどで子供を野放し状態で走り回らせている人(親)など目を疑いたくなる光景をたびたび目にします。(多分今まで気が付かなかったか、たまたま目に止まっただけなのでしょうか)

 3月のとある土曜日、家族3人で都内のある水族館のイルカショーを見に行きました。場内はかなりの混雑ぶりで開演40分前にもかかわらず席は満席状態でした。私は通路の後ろ、夫は娘を膝の上に乗せ通路に座り窮屈ながらも今か今かとそれを待っていました。暇な私の目の前にさっきから実は気になるエリアがありました。入り口付近やかしこに《荷物及び衣服等での席取りはおやめください。》と大きく書いてあるのにもかかわらず、何故かその2列だけは女性2人で荷物やコートを広げてドーンと堂々と場所取りがなされているのでした。何人かが「ここ空いてませんか?」と聞く度に『人がきます。』と悪びれる様子もなく繰返していました。そこへ見かねた外国人観光客の添乗員らしき40代の男性がやってきてΓここ空いているんでしよう。」と彼女達に話しかけた。『いえ、来ますので。』と彼女達。「あと何人来るの?」と彼が言うと『12人です。』その言葉でカツとしたのか彼の声は大きくなり「席はこんなもので場所取りしてはいけないってそこに書いてあったでしょ。」『でも来ますから』と一一瞬困惑顔だった彼女達だが一歩も引かない。彼の方も負けずに少し声を荒げて「こんなに混んで人が立っているのに、そうやって場所取りするなんて何考えているんだ!!」と言うとスッと立って行ってしまった。結局、彼が係の人に言ったのか場所取り禁止の場内アナウンスが流れたが、彼女達はそのまま少し気まずそうに笑っているだけだった。場所取りの気持ち分からないこともないが、時と場合と他人の迷惑も考えて大人としてのモラルを持った行動をして欲しかった。開演10分前位になってようやく連れの親子達がドッとやって来て何事もなかったかの様に平然と座ってしまった。私は何か心の中に釈然としない想いが残った。子供達は幼児から小学生までが主だった。

でもその反対側の列の人が、子連れの夫を見かねてか他の子供達にも精一杯詰めさせて席を作って譲ってくれました。あんな人もいれば、こんなにいい人もいるのね!と最後は少し救われたような気がしました。

 みんなでやれば怖くない、自分達さえよければそれでいい、みたいな風潮がこの頃やたらに目につきます。子供は、社会を大人達を親を見て育っていくのです。モラルって何んだろう?これは教えてゆくべき事かも知れないけれど、私達大人も含めて人を思いやる優しさの上に立って自然に身に付けてゆくべきものなのではないのでしょうか。もしかしたら私自身も、自分で気づかずにそれを忘れてしまっている事があるかも知れません。1個人として社会人とし,て親として反省しつつ心掛けたいものです。皆さんはこの“モラル”について日頃どう思われてますか?                          (あっこちん)


     中学受験

 私立中学校受験が最近一般化しつつあるようですね。大学受験のとき半年で8キロもやせた私は、あの経験を小学生にさせるのには抵抗があります。明るく楽しく無理せずに受験すればいいのでしょうが、現実にはそういかないですものね。早くから準備して息が切れてしまわないよう、直前すぎて慌てなくていいよう、ほどほどといったところでしょうか。

 弟夫婦にはこの4月に6年生になった女の子が1人いる。私の子供達にとってたった1人のいとこである。毎年春休みになると、私と娘2人で1泊で遊びに行くのがここ数年の恒例行事である。さて、今年もと電話をすると何だか気乗りのしない義妹の声だった。「考えてからお返事します。」といって彼女は電話を切った。2〜3日後「いろいろ検討しましたが受験生という事でキャンセルさせていただきます」という何とも事務的なFAXが届いた。(けんとうする?キャンセル?旅館の宿泊の予約じゃあるまいし…)

 私と義妹は、お互いに女の子の親として、また子どもが唯一のいとこ同士ということもあって仲良くしていた。ただこの数カ月彼女は娘が新6年生という事でピリピリしている様子が私に伝わってきていた。算数の計算が遅い…塾の勉強をみてくれる家庭教師をつけようか考えているなどなど…家の中はもう受験生の家庭という空気を作っているのに小2と幼稚園児のお気楽ないとこがやってきてその空気をこわされたくない…そういうことなんだと私は勝手に納得した。でも受験っていつ?1年後じゃないの?たった一晩いとこと過ごすことは時間のムダなの?

 「受験生のことは受験生の親にしかわからないわ。」そんな声が聞こえてきそうでもあるが…

あなたはどう思いますか?                   byひまわり


  ありがとう

 私は、「ありがとう」という言葉が好き。親とこの間でも、嬉しかった時スッと「ありがとう」と言えるって素敵ですよね。お互いとっても幸せな気持ちになれるもの。「ありがとう」って何か不思議な力を持っているみたい。でも、素直になれない時もある。この一言が何故か言えない時が。まだまだ未熟な自分を実感する。どんな時も、自分の気持ちを素直に伝えられるといいな。子どもたちにも「ありがとう」の言える優しい人になって欲しい・・。  (けいちゃん)


〜自分の娘をうらやましいと思うこと〜

 年の暮れ、小1の長女が4泊5日のYMCAのスキーキャンプに参加した。彼女は初めてのスキーが楽しみで出発の日が待ち遠しかったみたいだが私の方は心配で前日の夜はよく眠れなかった。12月はまだ湯沢には十分雪が積もっていなかったそうだが、宿から車で30分程のスキー場で練習に励んだとのことである。娘が傍らで、楽しかった5日間のことを夢中で話している―初めてリフトに乗ってドキドキしたとか、ストックを使わない方が滑りやすかったとか、宿の食事がおいしくておかわりしたとか、夜のリクレーションタイムの時かくれんぼをして押入に隠れてそのまま寝てしまった―など夢中で話しているその姿を見て私はただうらやましかった。

 人生に対する何の不安も心配も後悔も頭をよぎらず目の前のことに没頭し楽しめる―そう彼女は、振り返るほど長く、全体を見渡せるほど深く、人生をまだ歩んでいないのだ。あなたは、自分の子供をうらやましいと思ったことはありませんか?       byひまわり 


最近思うこと  〜ふたりの娘たちへ〜

 娘2人が成長するにしたがって、同性だからこそ伝えられること―勧めたいことや後悔していることを最近考えるようになった。

 それは、遅くとも結婚する前に自分の将来の方向を決めて歩み出していること―そのためには、これといった目的も持たずに有名だから〇〇大学へ、女だから無難な文学部。そして、ごくフツーのOLという選択ではだめだったのだ。

 もっと若いときに、自分の将来について真剣に考えればよかった。そうすれば37歳にして高校生が頭をかかえるようなテーマで悩むこともなかったのだ。

 あー過去をいくら悔やんでも過ぎてしまった時間を取り戻すことはできない。私もそろそろ人生の折り返し地点。プラス志向でチャレンジしていきたい。   byひまわり


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