マイクル・ムアコック特集

*代表作
火星の戦士
紅衣の公子コルム
エルリック・サーガ
エレコーゼ・サーガ
この人を見よ
以上早川文庫

ルーンの杖秘録
ブラス城年代記
創元推理文庫
など。
とりあえず、どれを読んでもはずれは無いです。

*世界について
混沌と法の神々その勢力を賭けた戦い。混沌のみでは発展の無い混乱が世を支配し、
逆に法のみでは究極の無に等しいものが存在するのみ。
そのバランスをつかさどる宇宙の天秤。どちらか一方に傾くことの無いよう世界をつかさどる。
天秤の光と陰?の勢力である剣とルーンの杖その力から解き放たれることは有るのか。
混沌と法の代弁者として駒となる永遠のチャンピオンそしてその介添え人。
世界は15の次元からなり時と場所が絡まりつながりあう。
また、普遍の存在であり平安のある都市タネローンや古代の神など。
エルリックの活躍により世界から混沌と法の神々が追放される。
コルムの働きにより法と混沌の神々が消滅する。
ホークムーンとエレコーゼにより剣と杖の間にある争いが決着する。
そして、世界は解き放たれる?

*永遠のチャンピオンについて
その中でもっとも強力な4者、エルリック、エレコーゼ、コルム、ホークムーン。
時に混沌と法の神達の争いを担い、時として意に反する結果または結果に裏切られることになる。
 エルリック・・・光の帝国の最後の皇帝。強大な魔術の力を持つが白子(アルビノ)であるためそれをいかす体力に恵まれない。
         魔剣ストームブリンガーを使いその力に助けられるが、最愛の人、友を奪い最後には自分をも奪う。
 コルム・・・・・ヴァドハー族の最後の生き残り。混沌の神々を倒した後、未来に召喚されるが最後は結局、
         愛するものいや自分自身に滅ぼされる。
 エレコーゼ・・ジョン・デイカーの転生。全ての転生の記憶を有しエレコーゼであると同時にその他あまたのチャンピオンでもある。
         全ての転生の記憶を有するがゆえに常に心休まることがない。しかし、最後に平安を得る。
 ホークムーン・

*お気に入り
特に気に入っているのがエルリックサーガです。夢見る都イルムイルの王エルリック。残忍で尊大であるメルニボネの貴族のありように疑問を持ちついには自国を滅ぼしてしまう。その後は放浪の末に邪悪なパン・タンの魔術師セレブ・カーナと戦い、混沌に逆らい生きる結果となる。しかし、自らが混沌の神アリオッチを守護神とするように結局は彼もまた混沌の生物に過ぎないのかもしれない。そして、全てを滅ぼしたように見えたものの結局より強力な邪悪が残る。。


*番外編
早川文庫の表紙のなどを担当している天野喜孝さんの絵がグッドです。なんか暗く深く恐ろしい感じがするのに華がある。退廃的な雰囲気が良いです。ちなみに天野さんはグインサーガやバンパイアハンターDなども担当されてます。あとはFFシリーズの絵もやっています。


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