6.ロシアライカ(Fed)


 祖父が樺太で漁をしていたころ、ウラジオストックで買ったもの、らしい。これも、また中学の頃に物置から出てきたものをもらった。ただ、使い方がいまひとつわからなかったのと、フイルム送りが調子悪かったのとで、あまりいじらずにそのままどこかにいってしまった。たぶん、家の建て替えかなにかの時に紛失。いまにしておもえば、フェドあたりだったのかな、と思うけれど。

 

 実家にて発見。やっぱりフェドでした。シンクロ接点なし、セルフタイマーなし、シャッターはバルブから、1/1000まで。レンズは50mmのF2、という状態。軍艦部のシリアルナンバーは125406。これって何年頃のなんだろう。ちゃんとつかえるかどうかは、今度ためしてみないといけない。フイルムの送りさえちゃんとしていればいけそうなんだけれど。少なくともシャッターは生きているし。

 これがつかえれば、バルナックライカ用マウントのレンズもあそべる、ということになる。それはそれで楽しいかもね。ただ、IIaと比べるとやっぱり使いにくい…

 白黒フイルムというのはすごいもので、16年前のフイルムでもそこそこ写真が撮れたりする。多少の(いや、もっとの)カブリはあるんだけれど。これは、近くで撮った夕焼け直前の雲行きをその古いフイルムで撮ったもの。ミクロファインで現像してみてから、NikonのCoolscanIIIでとりこんでみた。 

 このカメラ、いわゆる「アンダーパーフォレーション」の写真が撮れることがある。広角手に入れてスナップに使ってみたいですな。

 広角はまだ買ってないんだけれど(Jupitorの3.5cmをLマウントで買おうかとかおもうんだけれどねぇ)、とりあえず都立大の近辺でリバーサルで撮ってみました。Proviaの400F。

 うーん、結構いいかんじかも。

ひさしぶりにとりだしてみたらシャッター幕が損傷していました…
 なおさないとなあ…