NONSENSE/DAILY
2012年4月7日(土)
『劇場版 SPEC〜天〜』
起、承、とくれば天も見るでしょう(゚∀゚)。
オンタイムでドラマが放送されていた頃は内容に( ゚д゚)ポカーンとなりつつも”未詳”の面々が面白くて見ていたんですが、劇場予告で劇場版「天」の存在を知り、公式サイトでドラマ「起」の再放送とスペシャルドラマ「承」の放送を知りチェック。ドラマも2度目となると全ての疑問点が咀嚼でき、万全の体制で劇場版に備えていました。

ストーリー:通常の捜査では解決できない特殊な事件を専門に扱う「警視庁公安部公安第五課未詳事件特別対策係」通称「未詳(ミショウ)」の特別捜査官、当麻紗綾(戸田恵梨香)と瀬文焚流(加瀬亮)。型破りなためケンカの絶えない彼らのもとに、海上のクルーザーから大量のミイラ死体が発見されたという知らせが届く。やがて、それは国家を揺るがす大事件へと発展していく。(シネマトゥデイ

先ず、邦画のドラマ映画に多いビスタサイズではなくシネマスコープで撮られていたのが好印象です。シネスコでしか表現できない空間・間ってのは大事ですからね。シリアスと笑いが同居する堤監督らしい作品でした。一(にのまえ)との対決方法は一寸安易過ぎた気もしますが(爆)。

ただ、内容的には風呂敷広げすぎ、ドが過ぎたなと(爆)。スペシャルドラマ「承」の時点で嫌な予感はしていたんですが、スペックホルダーの扱いが”なんでもあり”になり過ぎて、未詳とスペックホルダーの一進一退的な対決ムードがぶち壊し。伊藤淳史さん、浅野ゆう子さんを加えて華を添えたかったんだと思いますが、個人的には浮いた存在にしか映りませんでした。

SPECに興味をお持ちの方なら「起」「承」を視聴済みだと思いますので、折角だから「天」も見ておかないと「結」が実現した時に勿体無いです。まぁ、「結」がTVドラマでも劇場作品でも直近で「天」が地上波で放送されるとは思いますが(爆)。逆に、「起」も「承」も見てないけど観てみようかなぁ〜という感じなら観ない方が良いです、話に着いていけないと思いますので(苦笑)。
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