NONSENSE/DAILY
2011年8月27日(土)
SS-TS551
まともなPCデスクを入れて一週間。
400mmの高さにも慣れて違和感は無くなってきたんですが、気になりだしたのがスタンドが使えず再び机上に直置きになった3.1chスピーカーシステムのサテライトスピーカー。キーボードの打鍵がデスクの下まで響く材質、サテライトスピーカーの低音で変にデスクが振動する様になってしまいました。と言う訳で、サテライトスピーカーの交換を決行。
ソニーの5.1ch DVD/SACDシステム「DAV-S880」に付属のトールボーイスピーカー「SS-TS551」、その内の2本をリサイクルショップのジャンクコーナーから掘起こして安さ爆発0.63英世で仕入れてきました。これを選んだ理由は、スピーカーターミナルを備えたパッシブスピーカーである事は大前提として、オリジナルの仕様2.8Ω/120Wに近い3Ω/100Wだった事、そしてトールボーイスピーカーでありながら分割できる(らしい?)という事。
そう、分割できるのなら全高1000mm越えのトールボーイスピーカーとしてではなく、上半分のスピーカー部分だけを分離してスリムスピーカーとしてモニタ脇に置こうと考えていました。と言う訳で、作業開始。先ずスピーカーと支柱の繋ぎ目に空いている穴に細長い物を挿します。フックが外れて支柱からスピーカーを引抜けます。
引抜いたスピーカーの底面。スピーカーコードの結線は田の字のコネクタ式になったいます。これがスピーカーと支柱の分割を可能にしているんですが…これ、ターミナルが無いのにどうやってスピーカーコード繋げば良いんでしょう(爆)。分割できても単体ではスピーカーとしては使えないって事?やっちまったなぁ(ノд`)。

…と、絶望にうちひしがれていたんですが、暫くスタンドの構造を眺めながら「これはもしかして?」と気付きました。以降の手順は取扱説明書に載っている公式な組替え方法なのかもしれませんが(取扱説明書が無い為未確認)、とりあえず解説。
台座を裏返すと、ターミナルが組込まれた部品が見えます。この部品の中央のネジを抜きます。このネジがスタンドの台座と支柱を固定するネジです。
支柱の裏側、メッキ処理された部品に空いている穴に細長い物を挿すます。スピーカーと同様にフックが外れてメッキ部品から支柱を引抜けます。
支柱を引抜いた後のメッキ部品。嘘かホントか、このメッキ部品に支柱の代わりにスピーカーを挿す事ができ(台座と支柱を繋いでいたネジは使いません)、田の字のコネクタも一致するのでスピーカーとして機能します(爆)。「取扱説明書に載っているかも」と前述したのは、接合部分が規格化されていてトールボーイスピーカーでありながらロータイプと2ウェイで使える仕様だと思ったからです。
実際にデスクに置くとこんな感じ。直径200mm程度ある台座が見た目に一寸五月蝿い感じですが、アルミ筐体の軽いスピーカーなので重量のある台座に据えた方が音質は良くなると思います。
左側最上段のコーンが若干潰れてますが気にしない方向で(爆)。バスレフ型2ウェイ5スピーカー。交換前のオリジナルがバスレフ型フルレンジの1スピーカーだった為、音の広がり,厚みは格段に向上しました(喜)。3.1chスピーカーシステムの売りであるフロントサラウンド(仮想5.1ch)は、スピーカーを交換したので厳密には効きが悪くなったのかもしれませんが、音の広がりが増した臨場感の方が勝ります。

だいぶデスクトップシアターが形になってきました。後は40インチぐらいの液晶モニタなんか置ければ最高なんですが、まぁ先立つ物も無いので当面はデスク脇の旗艦PCの静穏化にでも取組もうかと♪。
おまけ。SS-TS551の台座を取っ払う場合、台座の裏からターミナルが組込まれた部品の4隅のネジも抜くと、メッキ部品ごと支柱が外せます。この状態で田の字のコネクタから伸びるギボシ端子を外すと、ターミナルユニットだけ抜取る事ができるので、再びギボシ端子とターミナルユニットを繋げば見た目は微妙ですがターミナルを生かしたまま台座を外す事ができます。但し、非常に不安定になるのでお勧めしません。
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