NONSENSE/DAILY
2011年5月24日(火)
2407WFP
昨年とは違う電気の使い方を求められる夏は直ぐ其処(・ω・)。
部屋にTVが無く、映像ソースは旗艦PCのキャプチャボードを介してモニタでしか見れない今の環境では、要否に関わらず都度旗艦PCを起動しなければならない無駄が生じていました。これを回避するにはD端子またはコンポーネント入力を有した液晶TVかモニタを入手するしかありません。因みに、現在使用中の2枚のモニタ「W2361VG-PF」はHDMI,DVI-D,D-Subの3系統しか無い為、家の映像ソース(D端子)を直に入力する事はできません。
そこでDELLのデジタルハイエンドシリーズ、24インチワイドモニタ「2407WFP」です(爆)。PCショップの中古品(3ヶ月保証)で1.77諭吉でした。久々にノングレアな液晶ですが、スクウェアでシンプルなデザイン、昇降,スィーベル,チルト,ピボットとフレキシブルなスタンド、S-PVAの広視野角パネルと魅力的なモニタ。ただ、事前に調べた情報では「A00」から「A04」まで5種類存在するリビジョンの内、手を出すなら様々な不具合を改修したA04であるという事。
リビジョンは背面のシリアル番号の傍に明記されており、購入前にリビジョンがA04である事は確認しておきました。因みに、今回購入したPCショップの他店舗で1.67諭吉と2.2諭吉の商品を、リサイクルショップで1.2諭吉!の2407WFPをロックオンしていたんですが、何れもリビジョンがA00だった為、購入対象となりませんでした。値付けを見ると、リサイクルショップだけはリビジョンの差を理解していたのかもしれません(笑)。
購入動機の1つとなったコンポーネント入力。正直、今どきHDMIではなくコンポーネントに頼るのもどうかと思うんですが、HDMIだと旗艦PCのキャプチャボードで撮り込む為に更に怪しい機器を追加しなければならない点と、2台のHDDレコーダーとPS3は良くてもXbox360だけHDMI出力を備えていないという面倒な事情がある為、D端子(コンポーネント)に頼らざるを得ないところがあります。
そしてもう1つ購入動機となった、スタンドの昇降機能。今迄使っていたW2361VG-PFでは3.1chホームシアターセットのセンタースピーカーをモニタの前に置かざるを得なかったんですが、2407WFPは最大に上昇させるとフレームと台座の間にセンタースピーカーがすっぽり納まって良い感じです。まぁ、弊害としてモニタの位置が若干高くなり視線移動が疲れますが…その内慣れるでしょ(爆)。

という訳で、早速使い始めた2407WFPなんですが…「やっちまったなぁ!」感ありあり(ノд`)。旗艦PCとDVI-Dで繋いでWUXGA(1920x1200)で使う分には問題ありません。一寸輝度が強過ぎたり、黒が強すぎて暗部が潰れがちではありますが、グレアパネルの鮮やかさで騙されていたW2361VG-PFに比べて正確な発色です。PC用途で使う分には問題なさそうです。ただ、コンポーネント入力で視聴用途に使おうとすると…。
画像はHDDレコーダーのD3(1080i)映像をコンポーネントで入力した物を、デジカメで接写したものです。液晶の目地は確り移っているので焦点はボケてませんが、映像はボケボケです。いや、ボケボケぐらいなら我慢も出来るんですが、フルHD(1920x1080)をドット・バイ・ドットで写せる液晶でありながら、実際にはドット・バイ・ドットで映していない事実。この辺の詳細は、akoustam様のブログで詳しく検証されています。

◆DELL 2407WFPレビュー コンポーネント接続篇 [VAIOディスプレイ昇天顛末記]

…あぁ、最終リビジョンのA04なら解決されてるだろうと思っていたのに。そもそもコンポーネント入力が無ければ買わなかったモニタなのに、コンポーネント入力が使い物にならないなんて酷すぎる(爆)。
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