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2010年4月10日(土)
CR-Z、試乗
ホスティリティカーディーラーでビートのオイルを交換してきました。
オイル交換に来ると何時も水洗い洗車を期待してしまうんですが、洗って貰えなかった時の苛立ち失望も大きいので、今回は思い切って有料(メンバー価格1.05英世)の洗車を頼みました。すると、お金を落としてのが効いたのか、セールスがCR-Zの鍵を手に寄ってきて「MT車があるので、お待ちになる間試乗されませんか?今日は暇なので」と。
「暇だから?忙しかったら試乗なんて進めませんか、そうですか。」
と、心の中で悪態を吐きつつも、「え!いいんですか♪」と喜んで見せていざ試乗へ。10分くらいなら独りで好きに走ってきて良いと言うので、ディーラーの周りを20分ほど走ってきました(爆)。
生涯初のハイブリッドカーにして、ハイブリッドスポーツ…でも、10年近くビートに乗っていると、どんな乗用車にのってもパワフルに感じるので意味無し(笑)。ハンドリングも、ビートに比べるとダイレクト感に欠けるので大した感動は無かったんですが、一番面白かったのがエンジンの制御。CR-Zはエコ,ノーマル,スポーツとエンジンの制御をリアルタイムで変更できるんですが、試乗開始時はノーマルで走り出して「1.5リッターならこんなもんだよねぇ」。スポーツに切替えると明らかにモーターのアシストが加わって「おっ♪」とアクセルの”ツキ”が良くなった様な感覚に。逆にエコに切替えると「セカンダリータービン止まってじゃ(ry」と言いたくなるほどアクセルに反応しない”ダル”なエンジンに。なるほど、こうやって燃費を稼ぐのかと関心しました。
そしてオールドタイプを一番戸惑わせたのは信号待ちのアイドリングストップ。ブレーキで停止→クラッチを床まで踏み込む→ギアをニュートラル、これでエンジンが停止。クラッチを床まで踏み込む→ギアをローに入れる、これでエンジン始動なんですが、普段はクラッチを床まで踏み抜いたりしないので(クラッチ保護)、積極的にアイドリングストップを使おうとすると左足に違和感ありありで、20分そこらの試乗では慣れませんでしたねぇ。まぁ、信号が変わって発進する際に一手間増えるので、より安全確認する間が増えるのは良さそうですが。
塊感のあるクーペボディ、抑揚のあるリアフェンダーや、ホールド感に優れたシート、ショートストロークで小気味良いシフトノブ等、スポーティーを自称するには十分な資質のあるCR-Zでしたが、個人的には絶対に選ばない理由ができました。
試乗から戻り、店内に展示してあったCR-Zのリアシートに座ってみたんですが…私には無理です(爆)。一時期乗っていたRX-7(FC-3S)のリアシートも酷いものでしたが、辛うじて大人も乗れました。が、CR-Zのそれは完全に子供用。無理してシートバックにもたれて首をフル前傾させるか、全席のシートバックにしがみ付く様な体勢でないと無理です。割切ってCR-Zを2シーターとみなす位なら、始めからS2000の中古を探しますよ(笑)。まぁ、CR-Zの試乗はなかなか面白い経験でした♪。
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