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2009年1月24日(土)
『007/慰めの報酬』
昨年は少し節操無く観過ぎた気がするので、今年は控えめに(笑)。新春第一弾の鑑賞作品は、D・クレイグ版007の2作目『007/慰めの報酬』です。2006年末に公開された1作目となる『007/カジノ・ロワイヤル』の感想を読返すと、歯切れの悪い終わり方に一寸難色を示してますが(笑)、大外しの無い007シリーズだけに今回も期待して観てきました。勿論、今年もリーズナブルなレイトショーですが(爆)。 ストーリー:愛する人を失ったジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)は、彼女を操っていたミスター・ホワイト(イェスパー・クリステンセン)を追及するうち、新たな悪の組織の陰謀を知る。それは謎の組織の非情な男、ドミニク・グリーン(マチュー・アマルリック)が南米のある政府の転覆と同地の天然資源を手にして、世界を支配しようとするものだった。(シネマトゥデイ) 前作ではボンドが「00」の称号を得るまでのストーリーだったと思うんですが、そう言った意味で007誕生のストーリーは今作を含めて完結といった感じですね。前作のラストで愛する女性を失ったボンドが、諜報員と復讐者の間で葛藤しつつも、最後はM(J・デンチ)に認められる存在になる。前作に比べると一寸地味な感じはしましたが、D・クレイグの演じる泥臭いボンドが良い感じの面白い作品でした。注意すべき点は、前作を観て復習しておいた方が冒頭部分で混乱せずに済みます(笑)。 作品とは全然関係ないんですが、洋画は常に字幕版を観る私。今回の字幕は今までに見た事のないゴシック体の味気ないフォントで、デジタル処理なのかクッキリしていて、映像に馴染んでないというか違和感すら感じたのが残念でした(-_- )。 |
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