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2008年11月15日(土)
『ハッピーフライト』
先月の『イーグル・アイ』以来、約1ヶ月ぶりの劇場鑑賞作品でした。
今月は必ず観ておきたいと思う作品が無い中で、本作は『スウィングガールズ』の矢口史靖監督作品なら、ほのぼの系で楽しそうな作品かな?と思ったので。
副操縦士の鈴木(田辺誠一)は、機長昇格の為の最終訓練を兼ねて機長の原田(時任三郎)と共にホノルル行きの便で成田空港を飛立つが、威圧的な態度の原田を前に鈴木の緊張はピークに達していた。一方、客室ではキャビンアテンダントの斎藤(綾瀬はるか)が念願だった国際線フライトに舞上っていた。離陸してから数時間経って客室も落ち着き始めた頃、チーフパーサーの山崎(寺島しのぶ)から機長宛に連絡が入る…。
空港を舞台としたドラマといえば、木村拓哉主演の「GOOD LUCK!!」や上戸彩主演の「アテンションプリーズ」が記憶に新しい?所ですが、本作にテレビドラマの様な華はないものの(爆)、旅客機運行に携わる人々の日常を切り取った感じの内容で、そこに興味が持てればなかなか面白い作品だと思います。が、空港の日常なんてどうでも良く、エアプレーンパニック物を期待を観ると厳しいかもしれません。個人的には前者のスタンスだったので楽しめましたが、後者の理由で他人には薦め難い作品かも。
…終盤の最大の見せ場である、暴風雨の中のランディング。技術的というよりは予算がなかったのか、明らかに模型と解るシーンがあったのは「この瞬間が邦画だね。」って感じで一寸萎えました(つд`)。それにしても、竹中直人さんは最後の1シーンの為だけに出演したんだろうか?旅客機にも乗っていたとしたら気付かなかったなぁ(^_^A)。
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