NONSENSE/DAILY
2007年10月8日(月)
F1 中国GP
L・ハミルトンは空気の読める男だった(爆)。
前日の予選でハミルトンがポールを獲った瞬間から「今シーズンのチャンピオンシップも終わったかぁ…」と諦めモード。決勝スタート後も首位を走るハミルトンを見ながら来シーズンに想いを馳せていたんですが…好事魔多し、まさかハミルトンがピットレーンでグラベルに落ちてリタイアするとは。稀代のスーパールーキーといえども、タイトルのかかった一戦のプレッシャーは計り知れなかったという事でしょうか。

レースは見事K・ライコネン様が制して単独の5勝目、そしてF・マッサの援護射撃も適わずF・アロンソが2位。その結果、最終戦ブラジルGPを前にしてハミルトン(107)、アロンソ(103)、ライコネン(100)の3人が7ポイント差で並ぶ異常事態となりました(3人のドライバーがタイトルの可能性を残して最終戦を戦うのは21年振りだそうです)。こうなったら最終戦はライコネン優勝、アロンソ3位以下、ハミルトン6位以下で決着して、タイトルはライコネン!…というのは激しく現実味が無く、やはりアロンソとハミルトンに何かが起きるのを待つしか無さそうですね。

恐らく、ライコネンのタイトルへの執着心よりも、M・シューマッハを下して手にしたタイトルをチームメイトに、しかもルーキーに奪われる事に対するアロンソの危機感の方が勝っているはずなので、きっと最終戦の1コーナーで何かが起きますよ(笑)。
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