黒の談笑：敢えて観ない

2007年8月30日（木）

今週末は『ヱヴァンゲリヲン新劇場版：序』の公開です♪
ま、アニメなんで興味の無い方は屁にも思われないかもしれませんが(爆)、12年前の社会現象とまで言われた熱狂をリアルタイムで経験し、旧劇場版も劇場で観て、処分価格だったとはいえDVD-BOXも購入し、現在でも忘れた頃に新刊が出るコミックス版を買い揃える、そんなエヴァンゲリオンが嫌いじゃない私としては新劇場版も当然観に行く事になるだろうと思っていたんですが…結果的には劇場鑑賞は見送って、4部作揃ったDVD-BOXでも出た頃に見ようかと思っています(何時になる事やら)。

単に歳を食って熱狂が冷めただけなのかもしれませんが、｢ネタが尽きたからエヴァでもう一儲け。｣的なイメージが拭えないのが最大の理由です。そんな暇と予算があったら、原作の劣化コピーで溢れかえった昨今のアニメ業界を再び激震させるような新作を送出して下さいと。そもそも10年そこらでリメイクが必要な作品なんて昨今の作品ではそうそうありませんし(作画崩壊という問題は別で)、誰か望んだリメイクなんでしょう？ストーリーの終息のさせ方はともかく、当時としては十分にクオリティーの高い作品だったと思うと、やっぱり｢ネタが尽きたか（ｒｙ｣と思わざるを得ないんですよねぇ。

勿論、なんだかんだ言いつつも一度でも新劇場版を観てしまえば、綺麗になった映像に歓喜しつつ｢4部作全部観るぞぉ！｣となってしまうのは想像に難くないんですが、だからこそ敢えて観ない勇気(爆)。観に行かれる方は楽しんできて下さいねぇ(ノ▽｀)。