NONSENSE/DAILY
2007年3月17日(土)
『アンフェア the movie』
TVドラマの劇場版は難しいですねぇ…。
TVドラマ版では微妙な駆引き、複線の果てに「安藤、お前かよ!」という面白さがあったのに対して、劇場版は"裏切者"の為の外連味の多すぎる演出が逆に「もう誰が首謀者でもいいよ…」という感じになって、最後の最後も「機密文書は回収しなくていいのか?雪平刑事も始末しておかないと不味いんじゃないの?」と次回作への複線を残すような中途半端さが なんだかなぁ〜(c)阿藤快 という感じでした。司馬先生の様に最後は刺されて潔く終りましょうよ(ぇ。

という訳で、劇場版は作るべきではなかったかなぁ(爆)というのが感想です。当日の昼間に再放送されていた、「アンフェア the special コード・ブレーキング―暗号解読」を劇場版の予習を兼ねて見たんですが、劇場版よりスペシャルドラマの方が面白かった気がしますし(^_^A)。やっぱり「踊る大走査線」が異例なだけであって、TVドラマに勢いがあっても劇場観賞に耐えうる作品って稀なんだなぁ〜と個人的には思います。

来週は邦画強化年間第四段として、『蟲師』を観に行く予定です♪。それはそうと、劇場予告で『舞妓Haaaan!!!』という阿部サダヲさん主演?のドタバタっぽい作品が6月に公開予定らしいんですが、脚本が宮藤官九郎さんということで一寸観に行きたくなりました…いや多分観に行きます(゚∀゚)。「吾輩は主婦である」の面白さを教えて頂いた某ビートオーナー様もきっと観にいかれるんでしょうね(笑)。
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