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2007年1月20日(土)
『それでもボクはやってない』
今年最初の劇場観賞作品としてはどうかと思いつつ(爆)観てきました。
満員電車で痴漢に間違えられたフリーターの話なんですが、作品を観終えた後にこれほど沈鬱な気分になった作品は初めてで、リアルに毎日満員電車で通勤する輩には「怖くて明日から満員電車に乗れなくなりました。PTSD(心的外傷後ストレス障害)で周防監督を訴えます(゚∀゚)。」という様な作品でした(笑)。
劇中で描かれている警察,検察,法廷の全てが誇張のないノンフィクションという事はないと思いますが、細部までリアルに描かれた本作品の説得力は全てを現実として納得させるに十分であり、親類縁者に検察や司法関係の人がいなくて良かったと思いました。もしいたら確実に見る目が変わっていたはずですから(影響され過ぎ)。後は、某ドラマで木村拓哉さん演じる検察官"久利生公平"の振舞いが信じられなくなったくらいでしょうか(爆)。
それほど期待せずに観に行った作品でしたが、想像以上に見応えがあって良かったです(最後は口の中が乾いてました…)。面白い面白くないという評価はし辛く、男性,女性見る立場によっても感想が変わってくると思いますが、個人的には観ておいて損はない作品だと思います。というか、鉄道各社には250%なんて状況(乗車率)になら無いように電車の本数を激増させるか、それが無理なら早急に"男性専用車輌"の導入を検討して頂きたい(核爆)。
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