黒の談笑：『パプリカ』

2006年11月25日（土）

一ヶ月以上も劇場から遠のいていた所為か、TVCMの映像だけに釣られて観てきました。
冒頭のテロップで｢あ、今敏監督の作品なんだ(爆)｣と思ったくらいの予備知識の無さだったんですが、氏の作品である『PERFECT BLUE』や『千年女優』は好きな作品だったのでとりあえず安心して最後まで観る事ができました。

が、やはり原作が在る作品は事前に原作を読んどいた方が｢こんな風に映像化されるのあかぁ｣と幸せになれるかもしれませんね(苦笑)。それ程難解なストーリーではなかった(最後の方はドタバタし過ぎですが…)ので美しい映像に圧倒されつつも最後まで楽しめましたが、随所にオマージュ？リスペクト？パクリ(爆)？見た事のある演出が…というか、登場人物の乾精次郎と小山内守雄を見ていると『イノセンス』が思い出されて仕方なかったんですが(笑)、あれも狙いだったんでしょうか。

さて、今週末は『007/カジノ・ロワイヤル』を観に行く予定ですが、公開日と映画の日(12/1)が重なっている上に、公開作品も少ないのでレイトショーでも人が多そうな悪寒。みんな『DEATH NOTE -デスノート-』に流れて、007の上映が空いてますように(-人-)。

※11/30加筆：『007/カジノ・ロワイヤル』の公開日は12/2の誤りですm(_ _)m。