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「展開一番」を利用するため、現在使用している財務会計パッケージソフトウェアの仕訳をインポートしました、「展開一番」で計算した消費税額とインポートしたデータが持っている消費税額を照合することはできますか |
上記のリクエストに応え、以下のスクリプトを作成しました 「Cal7mnT9Set12WXJ(#117)」スクリプトは、仕訳抽出ファイルの各仕訳に対し、指定したタグ間で演算を行い、その結果を指定したタグにセットします 仕訳定義ファイルを以下のように作成し、「Cal7mnT9Set12WXJ」スクリプトを実行します ・・・(抜粋) J_U_DTax......(パッケージからインポートした借方消費税額のタグ) J_DTax........(「展開一番」で計算した借方消費税額のタグ) J_U_DDiff.....(両者の差額をセットするタグ) ・・・・ このスクリプトには四つのパラメタが必要です Cal7mnT9Set12WXJ(2,"J_DTax","J_U_DTax","J_U_DDiff") として実行すると両者の差額が「J_U_DDiff」にセットされます なお、演算の種類(加減乗除)は第一パラメタで指定します、「2」は減算です |
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「Sum7ValX9Apd1WXJ2ZLT(#197)」スクリプトは、仕訳抽出ファイルの、指定条件に合致した全仕訳の、指定タグの値の合計値を、帳票ファイルに件数と共にセットします Sum7ValX9Apd1WXJ2ZLT("J_M",7,9,"J_U_DDiff",1) として実行すると、 仕訳抽出ファイルの「経過月("J_M")」が7から9の全仕訳について、"J_U_DDiff"タグの値(ここには消費税差額がセットされている)を集計し、件数と共に帳票リストに追記します なお、最後のパラメタ「1」はタイトルの出力を指示するもので、連続してこのスクリプトを実行するなどタイトルが必要ない場合はゼロ(正確には、1以外の値)を指定します 出力されるデータの並びは、「実行時日時,範囲指定キーのタグ名,キーの開始値,同終了値,集計対象とするタグ名,データ件数,左のうち値がゼロのデータ件数,合計値」となります 範囲指定キーの開始値と終了値を同じにして特定の属性を持つ仕訳の指定タグの値の合計値を計算させることもできます、例えば 単一仕訳で、「仕訳貸借区分(J_XDC)」を範囲指定キーにして、その開始値と終了値を「D」、集計対象タグを「自金額(J_XAmt)」とすれば、借方合計金額を計算できます |
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スクリプトの後ろにある(#nnn)はスクリプトの固有番号です | |
Last Update 2014/09/30