A1317


月次で入力した仕訳の点検作業を行っています、仕訳抽出後のファイルの処理(リネームや削除など)が煩雑です、よい方法はありませんか


上記のリクエストに応え、以下のスクリプトを作成しました

「Sep1XJ2DVJ(#175)」スクリプトは、ユーザが指定した条件で仕訳を切り出して保存します
したがって、元の仕訳は抽出された部分が削られて保存されることになります
切り出された仕訳を「分離仕訳」、切り出されて残った仕訳を「残余仕訳」とすると、分離仕訳と残余仕訳の合計が元の仕訳(全体)となります
「分離仕訳」は「DivXJ_hhhh」、「残余仕訳」は「XJ_hhhh」、抽出前の仕訳は「OrjXJ_hhhh」、ファイルとして作成/保存されます

「Cmb1DVJ2XJ(#129)」スクリプトは、「分離仕訳」と「残余仕訳」を結合し、「XJ_hhhh」ファイルを作成します
「分離仕訳」の「DivXJ_hhhh」と「残余仕訳の「XJ_hhhh」は削除されます
バックアップとしての「OrjXJ_hhhh」ファイルは、パラメタの指定で、残すことも削除することもできます


例えば、9月分の仕訳の点検作業のフローは以下のようになります(法人番号1050の3月決算会社を想定)
1.9月分の仕訳入力を完了させる
2.9月分の仕訳を仕訳ファイルから切り出す・・・Sep1XJ2DVJ("J_M",6,6)
3.「DivXJ_1050.txt」ファイルを開き、内容の確認と修正を行う
4.仕訳の結合を行う(バックアップファイルは削除する)・・・Cmb1DVJ2XJ(0)
5.仕訳ファイルの仕訳を会計日順にソートする・・・Srt12XJQ_Tag(0,"J_Date") *
6.試算表を作成する

* このスクリプトはソートキーを3つまで指定できます、会計日・伝票番号順なら(0,"J_Date","J_SlipNo")となります
なお、第一パラメタのゼロで「仕訳ファイル(XJ_hhhh))」を指示しています
スクリプトの後ろにある(#nnn)はスクリプトの固有番号です



Last Update 2022/02/21