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仕訳ファイルの仕訳に伝票番号を簡単に付番する方法はありますか

仕訳ファイルの伝票番号タグ(J_SlipNo)は、元帳作成に必須のタグです
元帳の作成には、元帳記載事項と仕訳を一意に関連付けるキーが必要であり、「展開一番」ではこのキーを伝票番号に規定しています
Set7ValInc12XJQ(#230) スクリプトを利用すると、簡単に付番することができます
このスクリプトの引数は、「f_type,tn,sVi,eVi,desTn,v1,v2」です
最初の「f_type」で、どの仕訳ファイルを対象とするかを決めます、仕訳ファイルは「0」、仕訳抽出ファイルは「1」を指定します
次の三つで、どの仕訳を対象とするかを決めます、例えば、「経過月」が「1」の仕訳であれば「"J_M",1,1」、会計日が2022年4月1日から同15日までの仕訳であれば「"J_Date",20220401,20220415」など
次の三つで、伝票番号をセットするタグと初期値及び増分値を指定します、例えば、「"J_SlipNo",400,1」など
ユーザスクリプトは、例えば、以下のようになります
Set7ValInc12XJQ(0,"J_M",1,1,"J_SlipNo",400,1)
これで、仕訳ファイルの「経過月」が 1 の仕訳(3月決算であれば4月の仕訳)の「伝票番号」タグに初期値を400とした連番を付すことができます

必要に応じて、仕訳を特定のキーで並べ替える(Srt12XJQ_Tag(#229)スクリプト)、特定のタグに指定した値をセットする(Set7V12XJQ_Tag(#234)スクリプト)などが利用できます



スクリプトの後ろにある(#nnn)はスクリプトの固有番号です
「展開一番」では、「フィールド」を「タグ」と表記しています



Last Update 2021/02/18