ワークシートから決算書を作成する 学校法人 42 | ![]() |
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学校法人は、学校法人会計基準に拠って会計を行う必要があります 「展開一番」で学校法人の会計を行う場合の例として、ワークシート帳票を利用して精算表を作成し、これを基に決算書を作成する手順を紹介します 上記手順は概ね以下のようになります 1.消費収支計算をベースに仕訳を作成する 2.試算表を作成して、その結果をワークシート帳票に転記する 3.消費収支計算を資金収支計算に組み替える仕訳を作成し、「経過月」を0〜12以外に設定する(例えば14) 4.「経過月」0〜12を期首残高に、「経過月」14を期間取引高に指定して試算表を作成する 5.試算表の期間取引高欄と繰越残高欄をワークシートに転記する 6.作成したワークシートを表計算ソフトウェアにインポートして決算書に整形する ワークシートの作成については「ユーザスクリプト1060」「精算表(ワークシート)23」を参照してください 以下に、ワークシートを表計算ソフトウェアにインポートし、整形した結果を示します |
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「期末残高」は消費収支計算の残高なので「繰越消費収支差額」が明示的に計算されていません そこで、これを計算(消費収支差額の貸借尻)して貸借対照表と消費収支計算書を作成します 組替仕訳には上記「繰越消費収支差額」振替の仕訳が含まれているので、「期末残高」に「振替仕訳」を加減算するだけで貸借対照表と資金収支計算書が作成できます なお、必要に応じて集計行の追加と列の非表示を行っています、また、表示スペースの都合上、金額は単位以下を切り捨てて表示しています |
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Last Update 2006/01/09 |
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