スクリプトプールとパラメタプールの利用52
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「スクリプトプール」は、「展開一番」スクリプトの番号とスクリプト名からなるテキストファイル(t1_SP.txt)です
「パラメタプール」は、10000から始まる5桁の番号、「展開一番」スクリプトのパラメタ、説明文からなるテキストファイル(t1_PP.txt)です
「スクリプトプール」は、ホームページに掲載のものを利用できますが、「パラメタプール」は(ホームページ掲載の雛形を参考にして)ユーザが自身の運用環境に即して作成する必要があります

「スクリプトプール」の例
103,Ana1WXJ2ZLT
104,Apd1CGF2XJ
105,Apd1WXJ2XJ
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243,P_TB
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「パラメタプール」の例
10001,1,-
10101,"J_M",0,0,1,12,通期の試算表作成
10102,"J_M",0,0,1,3,第一四半期の試算表作成
20101,"J_M",1,12,1000,科目Code1000の年度元帳作成〔二科目仕訳〕(期首残高TB作成済み)
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「QE」スクリプトを利用すると、「スクリプトプール」の番号と「パラメタプール」の番号を組み合わせてスクリプトを実行することができます、例えば、以下
>ruby -Ks QE(243,10101) では、243番のスクリプトを、10101のパラメタで実行できます
「243」は、試算表を作成するPack型のスクリプト(複数のスクリプトを一つに纏めたスクリプト)番号です
「10101」はパラメタプールの番号で、ここでは、「"J_M",0,0,1,12」が使用されます
スクリプトによっては、パラメタを必要としないものがありますが、この場合は、QEスクリプトの第二引数をゼロにします
パラメタプールの、スクリプトのパラメタの最後に説明文を付ける必要がないときは「,-」を付けます(上記10001を参照)
スクリプトプール(t1_SP.txt)及びパラメタプール(t1_PP.txt)は、「個別ファイルを置くフォルダ」に置きます(プロファイルの作成〔1030_30〕を参照)





Last Update 2024/06/03