スクリプト P |
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書式 |
P_AP_SalesTax(p1,p2,p3) 【247】 |
構成 |
P(ack)型 |
機能 |
(消費税)
P(Pack)型のスクリプト、仕訳ファイル(XJ_hhhh)に対して以下の1〜5の処理を行う
消費税計算に必要なフィールド(例えば、税込金額退避タグなど)が仕訳ファイルに設定されていること、及び
各仕訳に消費税Codeがセットされていることなどを前提とするほか、J_FlgX=0,J_DX/J_CX/J_XX >0 のとき税額を計算することに注意すること
また、ユーザ定義タグを利用して科目名を科目Codeに紐付けているときは、このスクリプトに続けて「P_AP_SalesTax_2」を実行して科目Codeと科目名のズレを補正する必要がある(註)
1.仕訳抽出
2.消費税額を計算
3.税込金額をシャドウタグに複写
4.税込金額を税抜金額にする
5.税抜仕訳を作成する
(註)「展開一番」は科目名を必須項目としていない、税抜仕訳は税込仕訳をコピーしてから科目Codeを仮払消費税Code等に変更して作成しているので、税込仕訳に科目名を利用しているとこれがそのまま残ってしまう(3160雑費110→3160雑費100、1160雑費10...科目Code1160は仮払消費税であるがこれに対応する科目名になっていない)、これを「P_AP_SalesTax_2」で補正する
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In |
XJ_hhhh.txt
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Out |
WXJ_hhhh.txt |
パラメタ |
p1:税抜処理対象仕訳を限定するタグ名(開始仕訳は処理対象不可)
p2:上記開始値
p3;上記終了値
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用例 |
P_AP_SalesTax("J_M",2,2)
仕訳ファイルから経過月(J_M)が「2〜2」の仕訳を抽出し(3月期決算であれば5月分の仕訳を指定)、税抜処理を行う
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書式 |
P_AP_SalesTax_2(p1,p2,p3,p4,p5) 【248】 |
構成 |
P(ack)型 |
機能 |
(科目Codeと科目名の不整合を補正する)
(Pack)型のスクリプト、仕訳抽出ファイル(WXJ_hhhh)の各仕訳に対して
科目Code欄("J_DA","J_CA","J_XA")が仮払消費税Codeまたは仮受消費税Codeであれば
指定したタグ欄(例えば、"J_U_DAName","J_U_CAName","J_U_XAName")に
「仮払消費税」または「仮受消費税」の科目名をセットする
消費税の自動税抜処理を実行すると、科目Codeと科目名の不整合が生じるので、これを補正する
不整合が生じる理由については「P_AP_SalesTax」の(註)を参照のこと
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In |
WXJ_hhhh.txt
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Out |
WXJ_hhhh.txt |
パラメタ |
p1:仮払消費税Code
p2;仮受消費税Code
p3:科目名(「仮払消費税」「仮受消費税」)をセットするタグ名_二科目仕訳借方のとき
p4:科目名(「仮払消費税」「仮受消費税」)をセットするタグ名_二科目仕訳貸方のとき
p5:科目名(「仮払消費税」「仮受消費税」)をセットするタグ名_一科目仕訳のとき
p3,p4 または p5 が非該当であれば当該箇所を「""」とする
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用例 |
P_AP_SalesTax_2("1160","1560","J_U_DAName","J_U_CAName","")
仕訳抽出ファイルの各行の仕訳において、科目Codeが「1160」であれば、「J_U_DAName」タグに科目名「仮払消費税」をセットする
科目Codeが「1560」であれば、「J_U_CAName」タグに科目名「仮受消費税」をセットする
この例では、仕訳Typeが「二科目仕訳」なので第五パラメタは「""」となる
なお、「J_U_DAName」などのタグ名は仕訳定義ファイルで定義し、名前は自由に設定できる
P_AP_SalesTax_2("1160","1560","","","J_U_XAName")
仕訳Typeが「一科目仕訳」であれば、第三及び第四パラメタが「""」となる
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書式 |
P_CF(p1,p2,p3,p4,p5,p6,p7,p8) 【250】 |
構成 |
P(ack)型 |
機能 |
(年次繰越処理)
年次繰越処理を行うPack型のスクリプト
仕訳ファイルから作成された試算表ファイルがあること、科目マスタの「損益振替科目」の設定が正しいこと、「t1_Profile.txt」「XK_hhhh.txt」などが適切であることが前提となる
以下の1.〜6.の処理を連続して実行する
1.仕訳ファイルのバックアップを作成する
2.試算表ファイルから繰越仕訳ファイルを作成する
3.繰越仕訳ファイルの「会計日」に指定値(p2:事業年度開始日)をセットする
4.指定タグ(通常は「伝票番号」)に指定値(p4:開始仕訳の伝票番号)をセットする
5.科目Codeに対応する科目名を指定したタグにセットする
6.基本マスタの事業年度の繰越処理を行う)
(註)5.科目Codeから科目名をセットする機能はパラメタ(p5)で On/Off を指定できる
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In |
ZTB_hhhh.txt
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Out |
XJ_hhhh.txt |
パラメタ |
p1:繰越科目の相手先Code
p2;繰越仕訳の会計日
p3:指定タグ、通常は「伝票番号」タグ名
p4:指定タグにセットする番号、通常は「開始仕訳の番号」
p5:科目名の自動セット機能の利用(0:利用しない 1:利用する)
p6:自科目名をセットするタグ名、非該当であれば「""」
p7:借方科目名をセットするタグ名、非該当であれば「""」
p8:貸方科目名をセットするタグ名、非該当であれば「""」
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用例 |
P_CF(9999,"20220401","J_SlipNo",99,1,"","J_U_DA_Name","J_U_CA_Name")
二科目仕訳の例、開始仕訳の相手勘定は9999(諸口)、開始仕訳の会計日は2022年4月1日、伝票番号タグは「J_SlipNo」で開始仕訳伝票番号は「99」、科目Codeから科目名を自動取得する、セットするタグは、「J_U_DA_Name」「J_U_CA_Name」とする
科目名の自動取得機能を利用しないときは、P_CF(9999,"20220401","J_SlipNo",99,0,"","","")
P_CF(9999,"20220401","J_SlipNo",99,1,"J_U_ACName","","")
一科目仕訳の例、
(註)「展開一番」では、仕訳定義ファイルの勘定科目名のタグ名は定義されていない、「J_U_XXXXX」が推奨されているのでこれに従った
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書式 |
P_GL0(p1,p2,p3,p4,p5,p6,p7=0) 【244】 |
構成 |
P(ack)型 |
機能 |
(元帳U作成)
元帳U(仕訳帳から抽出した仕訳に残高欄を付加して元帳としたもの)を作成するPack型のスクリプト
作成される帳票(元帳)名は「WXJ_FormGL_hhhh.txt」
元帳の開始日直前残高は、試算表から取得することも、パラメタで与えることもできる
試算表から取得する元帳開始日直前残高は、試算表の「開始残高」であるので、例えば、第二四半期の元帳を作成するときは、第一四半期末が開始残高となるような試算表を作成しておく必要がある
帳票にタイトルを付ける時は第七パラメタを「1」とする、タイトルは、科目Code、作成年月日、法人番号、開始残高(試算表の開始残高の値)、元帳の残高をセットした(仕訳抽出ファイルの)タグ名、試算表の繰越残高(この値が元帳Uの最終行の金額と一致する)
タイトルが必要ないときは、第七パをメ省略できるタを省略できる
元帳Uの残高をセットするタグが仕訳/仕訳定義ファイルに必要となるので(第六パラメタ)、予め準備しておく必要がある
元帳の項目は、仕訳定義ファイルに準じる
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In |
WXJ_hhhh.txt
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Out |
WXJ_FormGL_hhhh.txt |
パラメタ |
p1:仕訳抽出のキーとなるタグ名
2:上記開始値
p3:上記終了値
p4:作成する元帳の科目Code
p5:開始残高、試算表(ZTB_hhhh.txt)の開始残高欄を利用するときはゼロを指定
p6:元帳残高をセットするタグ名
p7:タイトル情報を付ける時は1をセット、必要なければ省可
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用例 |
P_GL0("J_M",2,2,1000,9876000,"J_U_GLBal")
仕訳ファイルから経過月(J_M)が「2〜2」の仕訳を抽出し(3月期決算であれば5月分の仕訳を指定)
科目Codeは「1000」で、開始残高を「9876000」として、「J_U_GLBal」タグ欄に各行残高をセットする
帳票にタイトルは付けない
P_GL0("J_M",4,6,1000,0,"J_U_GLBal",1)
仕訳ファイルから経過月(J_M)が「4〜6」の仕訳を抽出し(3月期決算であれば第二四半期の仕訳を指定)
科目Codeは「1000」で、開始残高を試算表から取得し、「J_U_GLBal」タグ欄に各行残高をセットする
帳票にタイトルを付けて出力する
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書式 |
P_GL1(p1,p2,p3,p4) 【245】 |
構成 |
P(ack)型 |
機能 |
(一科目仕訳の元帳作成)
一科目仕訳の元帳を作成するPack型のスクリプト
作成される帳票(元帳)名は「ZGLL_hhhh_ACCode.txt」
元帳開始日直前残高を試算表から取得するので、このスクリプト実行前に試算表(ZTB_hhhh.txt)を作成しておく
試算表から取得する元帳開始日直前残高は、試算表の「開始残高」であるので、例えば、第二四半期の元帳を作成するときは、第一四半期末が開始残高となるような試算表を作成しておく必要がある
仕訳/仕訳定義ファイルに「J_XCA」(Code)タグが必要である
元帳の項目は、会計日、伝票番号、摘要、相手科目、借方金額、貸方金額、残高 の7項目固定であるから、これ以外の項目を元帳に載せるときは「P_GL0.rb」を利用する
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In |
XJ_hhhh.txt
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Out |
ZGL_hhhh_ACCode.txt |
パラメタ |
p1:仕訳抽出のキーとなるタグ名
p2:上記開始値
p3:上記終了値
p4:作成する元帳の科目Code
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用例 |
P_GL1("J_Date",20220701,20220930,1130)
仕訳ファイルから会計日が「20220701〜20220930」の仕訳を抽出し(7月から9月分の仕訳を指定)
科目Code「1130」の元帳を作成する、開始残高は試算表の「開始残高」を適用する
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書式 |
P_GL2(p1,p2,p3,p4) 【246】 |
構成 |
p(ack)型 |
機能 |
(二科目仕訳の元帳作成)
二科目仕訳の元帳を作成するPack型のスクリプト
作成される帳票(元帳)名は「ZGLL_hhhh_ACCode.txt」
元帳開始日直前残高を試算表から取得するので、このスクリプト実行前に試算表(ZTB_hhhh.txt)を作成しておく
試算表から取得する元帳開始日直前残高は、試算表の「開始残高」であるので、例えば、第二四半期の元帳を作成するときは、第一四半期末が開始残高となるような試算表を作成しておく必要がある
元帳の項目は、会計日、伝票番号、摘要、相手科目、借方金額、貸方金額、残高 の7項目固定であるから、これ以外の項目を元帳に載せるときは「P_GL0.rb」を利用する
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In |
XJ_hhhh.txt
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Out |
ZGL_hhhh_ACCode.txt |
パラメタ |
p1:仕訳抽出のキーとなるタグ名
p2:上記開始値
p3:上記終了値
p4:作成する元帳の科目Code
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用例 |
P_GL2("J_Date",20220701,20220930,1130)
仕訳ファイルから会計日が「20220701〜20220930」の仕訳を抽出し(7月から9月分の仕訳を指定)
科目Code「1130」の元帳を作成する、開始残高は試算表の「開始残高」を適用する
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書式 |
P_TB(h1,h2) 【243】 |
構成 |
p(ack)型 |
機能 |
(試算表作成)
仕訳ファイルから、開始残高を計算する期間と、期間取引高を計算する期間を指定して試算表を作成する
通常は、仕訳抽出のキーとして、会計日「J_Data」か、経過月「J_M」を利用する
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In |
XJ_hhhh.txt
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Out |
ZTB_hhhh.txt |
パラメタ |
p1:仕訳抽出のキーとなるタグ名
p2:開始残高を計算するタグの開始値
p3開始残高を計算するタグ終了値
p4:期間取引高を計算するタグの開始値
p5:期間取引高を計算するタグの終了値
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用例 |
P_TB("J_M",0,3,4,6)
仕訳抽出キーとして経過月(J_M)を利用して、第二四半期の試算表を作成する.....3月決算のとき
(註)開始残高仕訳の経過月はゼロと定義されている
P_TB("J_Date",20220320,20220620,20220621,20220920)
仕訳抽出キーとして会計日(J_Date)を利用.....決算期が3月20日のとき
経過月を利用すると、パラメタは「"J_M",0,3,4,6」 となる
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書式 |
Parse9Fmt12XJ(h1,h2) 【305】 |
ライブラリ |
t1_inside |
機能 |
(仕訳作成)
ParseXL_MkFXJで作成した仕訳データの数値を(浮動小数点型から整数型に)整形する
パラメタで指定した法人の仕訳定義ファイルのフィールド並びから、文字列が入るフィールド(J_Rem,J_DRem,J_CRem,J_DC,J_XRem)を検索し、仕訳ファイルの当該箇所以外のデータを整数に変換する
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In |
XJ_hhhh.txt
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Out |
XJ_hhhh.txt |
パラメタ |
h1:参照する仕訳定義ファイル(DJ_hhhh)の法人番号
h2:整形対象となる仕訳ファイルの法人番号
(註)nDとnJは同じでも異なってもよいが、フィールド並びは同じでなければならない
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用例 |
Parse9Fmt12XJ(1000,2000)
仕訳定義ファイル(DJ_1000.txt)のフィールド並びを参照して、仕訳ファイル(XJ_2000.txt)を整形する
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書式 |
Parse9MkF1XLS2XJ(fn,r,h) 【306】 |
ライブラリ |
t1_inside |
機能 |
(仕訳作成)
Microsoft社のEXCELで作成した仕訳データを解析(parse)して仮「XJ_nnnn」ファイルを作成する
RubyのWin32OLEライブラリ(註)を利用する
EXCELファイルは、個別ファイルのフォルダに置く
仕訳データはシートの左上から記録する
シートの上から任意の行を見出し行とすることができる
仕訳は行単位で作成し、フィールドの並びは仕訳定義ファイルと同じにする
利用例は「インサイド処理1110」の「COMによる仕訳ファイルの作成」に記載
(註)Win32OLEライブラリは、EXCELの数値を浮動小数点で返してくるので、仕訳データの数値には小数点が着く(例えば、0.0、123.0)、このため、このスクリプトで作成した仕訳データは再度ParseXL_MkFXJ2スクリプトで整形する必要がある
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In |
XXX.XLS(任意のEXCELファイル)
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Out |
XJ_hhhh.txt |
パラメタ |
fn:仕訳データを記録したEXCELファイル名、ただし、拡張子は付けない
r:見出し行とする行数、ここで指定した行数だけデータを読み飛ばす
h:作成する仕訳ファイルに付ける4桁の法人番号
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用例 |
Parse9MkF1XLS2XJ("Win32OLE_Data",3,2000)
「Win32OLE_Data.XLS」ファイルの仕訳データから仕訳ファイル「XJ_2000.txt」を作成する
仕訳データは上から3行を見出し行として利用している
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書式 |
Pst1WSumDC2ZTB(vi,f_save) 【157】 |
機能 |
(試算表)
科目集計ファイル(「WSumD_hhhh.txt」「WSumC_hhhh.txt」)の金額を、試算表ファイルの開始残高欄、または、期間取引高欄に転記する
科目集計ファイルは、一定期間の科目別貸借別の集計金額で、SumWXJ_MkFWSumDCスクリプトで作成される
転記場所と、転記後の科目集計ファイルの扱いはパラメタで指定する
個別問題の「試算表」を参照すること
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In |
WSumD_hhhh.txt
WSumC_hhhh.txt
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Out |
ZTB_hhhh.txt |
パラメタ |
vi:転記場所 0:開始残高欄 1:期間取引高欄
f_save:転記後の科目集計ファイル 0:残す 1:消去する
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用例 |
Pst1WSumDC2ZTB(0,1)
科目集計ファイル(経過月ゼロの仕訳の科目別合計金額)を、試算表ファイルの開始残高欄に転記したあと消去する
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書式 |
Pst1ZTB2ZWS(sAc,eAc,vi1,vi2) 【156】 |
機能 |
(ワークシート)
試算表ファイルの金額を科目範囲、転記元欄、転記先欄を指定してワークシートファイルに転記する
試算表ファイルとワークシートファイルの科目の並びが同一であることを前提にしている、この並びをチェックするスクリプトChkZWS_ZTBが用意されている
転記する科目の範囲、転記元になる試算表の金額欄、転記先のワークシートの金額欄はパラメタで指定する
試算表の月次推移表や、場所別試算表一覧表を作成する場合に使用する
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In |
ZTB_hhhh.txt
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Out |
ZWS_hhhh.txt |
パラメタ |
sAc:転記する科目Codeの開始値
eAc:転記する科目Codeの終了値
vi1:試算表ファイルの金額欄 1から9 試算表の金額欄の最初(繰越残高欄の借方)を1とする
vi2:ワークシートファイルの金額欄 ワークシートの金額欄の最初を0とする
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用例 |
Pst1ZTB2ZWS(6000,89999,9,1)
試算表ファイルの繰越残高欄の残高欄(9)の金額を、ワークシートの最初の金額欄(1)に転記する、転記する科目の範囲は損益科目(6000〜8999)とする
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Last Update 20250416 |
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