スクリプト S


書式 Sav7GAmt12XJQ(flg)
機能 (消費税)
仕訳/仕訳抽出ファイルの各仕訳の金額(J_〔D/C/X〕Amt)をシャドウ・タグに(税込金額として)複写する
「科目別貸借別税込及び税抜金額一覧表」を作成するために、税込金額をシャドウ・タグ(J_〔D/C/X〕AmtS)に退避する
計算条件:J_〔D/C/X〕AmtS=0

In XJ/WXJ_hhhh.txt
Out XJ/WXJ_hhhh.txt
パラメタ flg:
0で仕訳ファイル(XJ_hhhh)を、1で仕訳抽出ファイル(WXJ_hhhh)を処理対象とする

用例 Sav7GAmt12XJQ(0)
仕訳ファイルの各仕訳の仕訳金額をシャドウ・タグに複写する
シャドウ・タグがゼロでないときは複写しない



書式 Sel1WXJ2CFSchedule(dd)
機能 (収支予定一覧表)
仕訳抽出ファイルの仕訳からリストファイル(収支予定一覧表)を作成する
仕訳抽出ファイルの仕訳の J_DDD/J_CDD/J_XDD タグの値が指定日付より大きい仕訳を抽出して入出金予定データを作成する
二科目仕訳で貸借のタグに値があるときは、それぞれごとに入出金予定データを作成する
作成するファイルは ZList_hhhh.txt とする、フォーマットは
入出金予定日,会計日,伝番,科目Code,入金額,出金額,残高(常にゼロ)

In WXJ_hhhh.txt
Out ZList_hhhh.txt
パラメタ dd:年月日
用例 Sel1WXJ2CFSchedule("20130101")
仕訳抽出ファイルの仕訳のうち、借方資金期日(J_DDD)/貸方資金期日(J_CDD)/自科目資金期日(J_XDD)タグの値が、"20130101"(2013年1月1日)より大きい仕訳を抽出してリストファイル(ZList_hhhh.txt)を作成する
このリストファイルから収支予定一覧表を作成する
収支予定一覧表の作成方法は、1130個別問題の66収支予定一覧表を参照のこと



書式 Sel1WXJ2JNL(aaaa)
機能 (抽出)(元帳)
仕訳抽出ファイルから指定科目の仕訳リストを作成する、仕訳リストは LJNL.txt ファイルに追加される、LJNL.txt ファイルがない場合は新規に作成される
仕訳リストの最後に合計金額行が付加される、合計金額行の並びは、科目Code、借方合計額、貸方合計額、貸借差額の絶対値となる
元帳の取引内容を一覧する場合に利用する(残高金額は計算されない)

In WXJ_hhhh.txt
Out LJNL.txt
パラメタ aaaa:科目Code
用例 Sel1WXJ2JNL(1020)
仕訳抽出ファイルから科目Code1020の仕訳を抽出し、貸借別の合計金額と発生純額を計算する、抽出及び計算結果は仕訳リストファイル(LJNL.txt)に出力される



書式 Sel1WXJ2WGL(aaaa)
機能 (抽出)(元帳)
仕訳抽出ファイルから、元帳作成科目の仕訳を抽出し、元帳ワークファイルを作成する、既存ファイルがあれば削除してから作成する
この元帳ワークファイルは仕訳そのものであり、元帳を作成するには、これを元帳様式のワークファイルにフォーマット変換する必要がある(ReFWGL_WGLFスクリプト参照)

In WXJ_hhhh.txt
Out WGL_hhhh_aaaa.txt
パラメタ aaaa:科目Code
用例 Sel1WXJ2WGL(1020)
仕訳抽出ファイルから科目Code1020の仕訳を抽出し、元帳ワークファイル(WGL_hhhh_1020.txt)を作成する



書式 Sel1WXJ2WXJ_Con(key,sV,eV)
機能 (抽出)
仕訳抽出ファイルから、条件を指定して仕訳を検索し仕訳抽出ファイルを作成する抽出対象の仕訳抽出ファイルは削除される、「CpyWXJ_ApdZList」スクリプトを実行すると仕訳抽出ファイルの内容を集計リストファイル(ZList_hhhh)に書き出し保存することができる
仕訳の検索のほか、仕訳ファイルから複数の条件で仕訳を抽出する場合に利用する
例えば、仕訳ファイルに一般会計と特別会計の仕訳が含まれていて、一般会計の4月から9月までの仕訳を抽出するときは、最初にSelXJ_MkFWXJスクリプトを適用し一般会計の仕訳を抽出し(仕訳抽出ファイルが作成される)、次にこのスクリプトを利用して4月から9月の仕訳を再抽出する(前の仕訳抽出ファイルに置き換わる)
仕訳の範囲を絞り込むキーとなるタグ名のうち、「科目」「消費税」「部門」「プロジェクト」については貸借識別文字を省略できる
貸借識別文字とは、タグ名に付く「D」「C」であり、貸借識別文字を除いた、科目のタグ名は「J_A」、部門のタグ名は「J_D」などとなる
「J_DA」は「借方科目Code」を、「J_A」は「借方科目Codeと貸方科目Code」を指定することになる
引数の「key」は数字であればよいので、Codeのほか金額も指定できる

In WXJ_hhhh.txt
Out WXJ_hhhh.txt
パラメタ key:タグ名(仕訳の範囲を絞り込むキー)
sV:keyの開始値
eV:keyの終了値
用例 Sel1WXJ2WXJ_Con("J_AU",100,100)
仕訳抽出ファイル(上期分の仕訳)から、会計単位Code100(一般会計)の仕訳を抽出し、仕訳抽出ファイルとする、この結果、仕訳抽出ファイルは、一般会計上期分の仕訳だけとなる
Sel1WXJ2WXJ_Con("J_DA",100,100)
仕訳抽出ファイルから、借方科目Code100の仕訳を再抽出する
Sel1WXJ2WXJ_Con("J_A",100,100)
仕訳抽出ファイルから、借方科目Code100または貸方科目Code100の仕訳を再抽出する
Sel1WXJ2WXJ_Con("J_DAmt",105,911)
仕訳抽出ファイルから、借方金額が105〜911の仕訳を再抽出する


書式 Sel9Apd1XJ2WXJ_Con(key,sV,eV)
機能 (抽出)
仕訳ファイルから、条件を指定して仕訳を抽出し、仕訳抽出ファイルに追加する
この後の処理によっては、SrtWXJスクリプトで会計日順の並べ替えが必要になる(参考:元帳作成では並べ替えが必要、試算表作成では並べ替えは不要)
仕訳の範囲を絞り込むキーとなるタグ名のうち、「科目」「消費税」「部門」「プロジェクト」については貸借識別文字を省略できる(二科目仕訳で運用する場合)
貸借識別文字については、SelWXJ_CodeX_MkFWXJスクリプトの説明を参照のこと

In XJ_hhhh.txt
Out WXJ_hhhh.txt
パラメタ key:タグ名(仕訳の範囲を絞り込むキー)
sV:keyの開始値
eV:keyの終了値
用例 Sel9Apd1XJ2WXJ_Con("J_AU",10,10)
仕訳ファイルから、会計単位Code10の仕訳を抽出し、仕訳抽出ファイルに追加する
Sel9Apd1XJ2WXJ_Con("J_D",100,199)
仕訳ファイルから、部門Code100から199までの仕訳を抽出し、仕訳抽出ファイルに追加する



書式 Sel9MkF1XJ2WXJ_Con(key,sV,eV)
機能 (抽出)
仕訳ファイルから、条件を指定して仕訳を抽出し、仕訳抽出ファイルを作成する
通常はキーに会計日を指定して、一定期間の仕訳を抽出する
この仕訳抽出ファイルが、帳票作成や、集計金額の基礎となる
既存ファイルがあれば削除してから作成する
仕訳の範囲を絞り込むキーとなるタグ名のうち、「科目」「消費税」「部門」「プロジェクト」については貸借識別文字を省略できる(二科目仕訳で運用する場合)
貸借識別文字については、SelWXJ_CodeX_MkFWXJスクリプトの説明を参照のこと

In XJ_hhhh.txt
Out WXJ_hhhh.txt
パラメタ key:タグ名(仕訳の範囲を絞り込むキー)
sV:keyの開始値
eV:keyの終了値
用例 Sel9MkF1XJ2WXJ_Con("J_Date",20031005,20040328)
仕訳ファイルから、2003年10月5日から2004年3月28日までの仕訳を抽出し、仕訳抽出ファイルを作成する
SelXJ_MkFWXJ("J_Date","031005","040328")
上記と同じ、ただし、会計日が西暦年2桁でかつゼロから始まっているので、会計日の指定を「文字」にするため、ダブルコーティションで囲むことに注意する
Sel9MkF1XJ2WXJ_Con("J_P",1000,1999)
仕訳ファイルから、プロジェクトCodeが100から199までの仕訳を抽出し、仕訳抽出ファイルを作成する



書式 Sel9Set9Apd1XJ2WXJ_Con(key,sV,eV,tFld,value)
機能 (抽出)
機能は「SelXJ_ApdWXJ」に同じ
抽出対象となった仕訳の、指定したタグ名に、指定した値をセットする

In XJ_hhhh.txt
Out WXJ_hhhh.txt
パラメタ key:タグ名(仕訳の範囲を絞り込むキー)
sV:keyの開始値
eV:keyの終了値
tFld:指定した値(value)をセットするタグ名
value:セットする値
用例 Sel9Set9Apd1XJ2WXJ_Con("J_AU",10,10,"J_U_f1","抽出済")
仕訳ファイルから、会計単位Code10の仕訳を抽出し、仕訳抽出ファイルに追加する
抽出対象となった仕訳の「J_U_f1」タグに「抽出済」をセットする
Sel9Set9Apd1XJ2WXJ_Con("J_D",100,199,"J_U_10","10")
仕訳ファイルから、部門Code100から199までの仕訳を抽出し、仕訳抽出ファイルに追加する
抽出対象となった仕訳の「J_U_10」タグに「10」をセットする



書式 Sel9Set9MkF1XJ2WXJ_Con(key,sV,eV,tFld,value)
機能 (抽出)
機能は「SelXJ_MkFWXJ」に同じ
抽出対象となった仕訳の、指定したタグ名に、指定した値をセットする

In XJ_hhhh.txt
Out WXJ_hhhh.txt
パラメタ key:タグ名(仕訳の範囲を絞り込むキー)
sV:keyの開始値
eV:keyの終了値
tFld:指定した値(value)をセットするタグ名
value:セットする値
用例 Sel9Set9MkF1XJ2WXJ_Con("J_M",1,3,"J_U_1","Q1")
仕訳ファイルから、第1四半期の仕訳を抽出し、仕訳抽出ファイルを作成する
抽出対象となった仕訳の「J_U_1」タグに「Q1」をセットする
Sel9Set9MkF1XJ2WXJ_Con("J_P",1000,1999,"J_U_P","Xプロジェクト")
仕訳ファイルから、プロジェクトCodeが100から199までの仕訳を抽出し、仕訳抽出ファイルを作成する
抽出対象となった仕訳の「J_U_P」タグに「
Xプロジェクト」をセットする



書式 Sep1XJ2DVJ_Con(key,sV,eV)
機能 (仕訳)
仕訳ファイルから条件を指定して仕訳を切り出す
切り出された仕訳を「分離仕訳」、切り出されて残った仕訳を「残余仕訳」とする
分離仕訳として「DivXJ_hhhh」ファイルが、残余仕訳として「XJ_hhhh」ファイルが作成される
また、元の仕訳は「OrjXJ_hhhh」ファイルとして保存される
なお、分離仕訳と残余仕訳は「CmbDXJ_MkFXJ」スクリプトで結合できる、「OrjXJ_hhhh」ファイルを残すか削除するかは当該スクリプトのパラメタで指定する

In XJ_hhhh.txt
Out DivXJ_hhhh.txt、XJ_hhhh.txt、OrgXJ_hhhh.txt
パラメタ key:タグ名(仕訳の範囲を絞り込むキー)
sV:keyの開始値
eV:keyの終了値
用例 Sep1XJ2DVJ_Con(key,sV,eV)("J_M",7,7)
仕訳ファイルから、10月分の仕訳を抽出し、分離仕訳ファイルを作成する(決算期は3月)



書式 Ser1WXJ2WXJ_Con(key,str)
機能 (抽出)
仕訳抽出ファイルから、条件を指定して仕訳を検索し仕訳抽出ファイルを作成する抽出対象の仕訳抽出ファイルは削除される、「CpyWXJ_ApdZList」スクリプトを実行すると仕訳抽出ファイルの内容を集計リストファイル(ZList_hhhh)に書き出し保存することができる
「SelWXJ_CodeX_MkFWXJ」スクリプトは、Codeまたは金額で仕訳を検索するが、このスクリプトは文字列で検索する
したがって、「key」に指定できるタグは、J_Rem・J_DRem・J_CRem・J_XRemなど、文字列を内容とするものに限られる
文字列の検索は、第二引数の文字列を正規表現のパターンに変換して行なう、詳しくは、Q&A1210の「スクリプト、ユーザスクリプト」のQ2125 の説明を参考のこと

In WXJ_hhhh.txt
Out WXJ_hhhh.txt
パラメタ key:タグ名(仕訳の範囲を絞り込むキー、通常は「摘要文」のタグを指定する)
str:keyの値(検索文字列)

用例 Ser1WXJ2WXJ_Con("J_Rem","請求番号")
仕訳抽出ファイルから全体摘要に「請求番号」がある仕訳を抽出し、仕訳抽出ファイルを作成する
Ser1WXJ2WXJ_Con("J_DRem","稟2014-\\d\\d\\d")
仕訳抽出ファイルから借方個別摘要に2014年度の稟議番号がある仕訳を抽出し、仕訳抽出ファイルを作成する
(稟議番号は 稟yyyy-nnn であるとする)



書式 Set12XJQ_Match(fldA,ValB,fldC,ValD,flg)
機能 (仕訳/仕訳抽出)
仕訳/仕訳抽出ファイルのタグAが値Bであれば、タグCに値Dをセットする
例えば、科目Code欄〔タグA〕の値が1234〔値B〕であれば、科目名欄〔タグC〕に「仮払消費税」〔値D〕をセットする(タグCの値が書き換えられる)
このスクリプトは、消費税の税抜計算において、仕訳に(ユーザ定義の)勘定科目名を含めているときに必要となる(勿論、このケース以外でも利用可能である)
消費税の税抜処理で、勘定科目Codeに対応する勘定科目名をセットするには、二科目仕訳で運用しているときは
このスクリプトを六回実行する必要があることに留意する(以下の用例を参考のこと)
タグAとタグCを同じにすればタグの値の置き換えが可能となる
パラメータflgで処理対象とするファイルを指定するが、0(正確には1以外)で仕訳ファイルを1で仕訳抽出ファイルを対象とする
消費税の税抜処理でこのスクリプトが必要になることがある、詳細は個別問題(1130)の消費税(10)を参照のこと


In XJ_hhhh.txt/WXJ_hhhh.txt
Out XJ_hhhh.txt/WXJ_hhhh.txt
パラメタ fldA:比較する値がセットされているタグ
ValB:比較する値
fldC:置き換える値がセットされているタグ
ValD:置き換える値
flg:0:仕訳ファイル 1:仕訳抽出ファイル
用例 Set12XJQ_Match("J_DA","1142","J_U_DAName","仮払消費税",1)
Set12XJQ_Match("J_CA","1142","J_U_CAName","仮払消費税",1)
Set12XJQ_Match("J_DA","9999","J_U_DAName","諸口",1)
Set12XJQ_Match("J_CA","2172","J_U_CAName","仮受消費税",1)
Set12XJQ_Match("J_DA","2172","J_U_DAName","仮受消費税",1)
Set12XJQ_Match("J_CA","9999","J_U_CAName","諸口",1)

仕訳抽出ファイルの全仕訳について、科目Code 1142,2172,9999 に対応する科目名("仮払消費税"、"仮受消費税"、"諸口")を、ユーザ定義タグ("J_U_DAName"、"J_U_CAName")にセットする



書式 Set1FileX2YA(fn,f1,f2,tag)
機能 (科目マスタ)
科目マスタに予算金額や月次の経費発生額を記録し、これから予算実績対比表を作成する場合、科目マスタの予算欄に、(他のファイルから)予算金額をセットできるようにする
科目Codeと金額を含むファイル(以下、「CAF」(CodeAmountFile)という)から、科目Codeをキーとして、金額を科目マスタの指定タグ欄にセットする
科目Codeと(必要に応じて複数の)予算からなるファイルを準備すれば、科目マスタに任意の予算をセットできる
例えば、「CAF」の各レコードのタグ(フィールド)の並びが、「科目Code、科目名、予算1金額、予算2金額、予算3金額」であった場合、予算の位置を指定することで任意の予算を科目マスタの当該タグに設定できる(以下の用例を参照)

In 科目Codeと金額を含む任意のテキストファイル(例えば、「Budget.txt」)
Out YA_cc.txt
パラメタ fn:(「CAF」)ファイル名(拡張子「.txt」は付けない)
f1:(「CAF」ファイルの)科目Codeの位置(ゼロからカウントする)
f2:(「CAF」ファイルの)セットする金額の位置(ゼロからカウントする)
tag:金額をセットする科目マスタのタグ名
用例 Set1FileX2YA("Budget",0,3,"YA_B2")
「Budget.txt」から「予算2金額」を、科目マスタのユーザ定義タグ「YA_B2」欄に複写する
「Budget.txt」の最初のタグが「科目Code」、四番目のタグが「予算2金額」とする(タグの位置はゼロからカウントする)



書式 Set7ActN12XJQ_RYA(kFld,sFld,flg)
機能 (仕訳)
仕訳/仕訳抽出/開始仕訳ファイルの科目Codeから科目マスタの勘定科目名(MA_NameL)を取得し、その値を当該ファイルの指定タグにセットする
セットする条件は指定タグの値がゼロのときなので、ゼロ以外の値が指定タグにあれば書き換えられない
仕訳/仕訳抽出/開始仕訳ファイル内の全仕訳を対象とする

(註)
「展開一番」Ver.005.02 で仕様を変更している
スクリプト名に変更はないがパラメタが変更され、一科目仕訳・二科目仕訳の別なく同じ方法で指定できるようにした(スクリプトのVer.は002.03 から 002.17 に変更)

In YA_cc.txt
XJ_hhhh.txt/WXJ_hhhh/CgFXJ_hhhh
Out XJ_hhhh.txt/WXJ_hhhh/CgFXJ_hhhh
パラメタ kFld:科目Codeがセットされているタグ名
sFld:勘定科目名をセットするタグ名
flg:0で仕訳ファイルを、1で仕訳抽出ファイルを、2で開始仕訳ファイルを処理対象とする
用例 Set7ActN12XJQ_RYA("J_DA","J_U_DAName,1)
仕訳抽出ファイルの"J_U_DAName"タグに、"J_DA"(借方科目Code)に対応する勘定科目名をセットする
Set7ActN12XJQ_RYA("J_CA","J_U_CAName,2)
開始仕訳ファイルの"J_U_CAName"タグに、"J_CA"(貸方科目Code)に対応する勘定科目名をセットする



書式 Set7AutoNo12XJ(n1,n2)
機能 (自動採番番号)
仕訳ファイル(XJ_hhhh)の自動採番フィールド(J_AutoNo)に連番をセットする
連番は、n1を初期値とし、n2を差分として計算される
n1=1000、n2=10 とすれば、連番は、1000,1010,1020,・・・となる
連番は仕訳(レコード)順に上書き処理される

In XJ_hhhh.txt
Out XJ_hhhh.txt
パラメタ n1:連番初期値
n2:連番差分
用例 Set7AutoNo12XJ(1,1)
仕訳ファイル(XJ_hhhh)の各仕訳の自動採番フィールド(J_AutoNo)に、連番(1,2,3・・・)をセットする



書式 Set7Blk12WXJ(bFld)
機能 (仕訳)
仕訳抽出ファイルの指定欄をブランクにする
引数にタグ名を指定し、このスクリプトを実行すると、当該タグ名欄の値がブランクになる

In WXJ_hhhh.txt
DJ_hhhh.txt
Out WXJ_hhhh_aaaa.txt
パラメタ bFld:タグ名
用例 Set7Blk12WXJ("J_AutoNo")
仕訳抽出ファイルの自動採番フィールド(欄)の値をブランクにする



書式 Set7Blk12XJ(bFld)
機能 (仕訳)
仕訳ファイルの指定欄をブランクにする
引数にタグ名を指定し、このスクリプトを実行すると、当該タグ名欄の値がブランクになる

In XJ_hhhh.txt
DJ_hhhh.txt
Out XJ_hhhh_aaaa.txt
パラメタ bFld:タグ名
用例 Set7Blk12XJ(bFld)("J_FlgD")
仕訳ファイルの削除フラグフィールド(欄)の値をブランクにする



書式 Set7GV2XK()
機能 (その他)
基本マスタBグループの値をグローバル変数にセットする
このスクリプトは、ユーザスクリプトから、基本マスタに設定している値を参照できるようにするためのもの
基本マスタBグループは以下の通り
1開始/終了法人番号(K_fN,K_tN)
2開始/終了会計単位(K_fAN,K_tAN)
3開始/終了経過月(K_fM,K_tM)
4開始/終了会計日(K_fDate,K_tDate)
5開始/終了部門(K_fDevision,K_tDevision)
6開始/終了消費税(K_fTax,K_tTax)
7開始/終了プロジェクト(K_fProject,K_tProject)
グローバル変数は、タグ名の先頭に「$」を付けたものになります
例えば、ユーザスクリプトで、このスクリプトを実行した後は、開始会計日を「$K_fDate」で参照できます

In XK_hhhh.txt
Out (グローバル変数)
用例 Set7GV2XK()
基本マスタbグループの値をグローバル変数にセットする



書式 Set7JCF12XJ_RYA(key,sD,eD,aaaa)
機能 (キャッシュ・フロー計算書)
<二科目仕訳>
仕訳ファイルの科目Codeから科目マスタの資金Codeを取得しその値を仕訳ファイルにセットする
資金科目(科目マスタの科目区分MA_Classが12の科目)を含む仕訳を対象とする
資金科目の相手科目の資金Codeがゼロのとき、科目マスタに登録してある値をセットする
例えば、科目マスタの短期借入金の借方資金Codeが500(借入返済)、貸方資金Codeが501(借入収入)のとき、預金(0)/短期借入金(0)のとき−かっこ内は資金Code−、預金(0)/短期借入金(501)となる
<一科目仕訳>
仕訳ファイルの自資金Code(J_XCF)が指定した値(aaaa)のときに、自科目Code(J_XA)と仕訳貸借区分(J_XDC)から科目マスタの資金Codeを取得し、その値を自資金Code欄にセットする
...一科目仕訳の相手科目が資金科目であるときに、自資金Code欄に指定した値(例えばaaaa)をセットする〔StVJXCF_JXCA〕スクリプトが用意されています

適用範囲はパラメタ(key,sD,eD)で指定する
設定した資金Codeをリセットするには、StVXJスクリプトを利用する

In YA_cc.txt
XJ_hhhh.txt
Out XJ_hhhh.txt
パラメタ key:処理対象とする仕訳を絞り込むために使用する仕訳ファイルのタグ名
sD:開始値
eD:終了値
aaaa:資金Codeをセットする自資金Codeの値
用例 Set7JCF12XJ_RYA("J_Date",20030401,20030430,"")
二科目仕訳:20XX年4月の仕訳に資金Codeをセットする、第三パラメタはダミー("")
Set7JCF12XJ_RYA("J_M",1,3,99)
一科目仕訳:
20XX年4月〜6月の自資金Codeが99の仕訳に資金Codeをセットする



書式 Set7JX12XJ_RYA()
機能 (消費税)
仕訳ファイルの科目Codeまたは自科目Codeから、科目マスタの消費税Codeを取得し、その値を仕訳ファイルにセットする
消費税Codeのセット条件は、以下の通り
1仕訳ファイルの税抜計算フラグ(J_FlgX)の値がゼロ
2消費税Code(J_DX,J_CX)または自消費税Code(J_XX)の値がゼロ
3開始仕訳でないこと(「J_M」の値がゼロでないこと)
税抜計算フラグの値や消費税Codeをリセットするには、StVXJスクリプトを利用する

In YA_cc.txt
XJ_hhhh.txt
Out XJ_hhhh.txt
用例 Set7JX12XJ_RYA()
仕訳に消費税Codeをセットする



書式 Set7JXCF12XJ71(nn)
機能 (キャッシュフロー計算書)
一科目仕訳ファイルを対象とする、キャッシュフロー計算書作成支援スクリプト
主として、「Set7JCF12XJ_RYA」*スクリプトの前処理を行う
仕訳ごとに以下の処理を行う
相手科目Code「J_XCA」にセットされている勘定科目の科目区分(科目マスタの「MA_Class」)を取得する
この値が「12」(資金)であれば、当該仕訳の自資金Code「J_XCF」に指定した値(nn)をセットする

*「Set7JCF12XJ_RYA」は、(科目マスタで)勘定科目Codeに設定している資金Codeを、仕訳の「借方資金Code」・「貸方資金Code」または「自資金Code」欄に自動的にセットするスクリプトである
註)スクリプト末尾の「71」は、「7」の次がシンボルであることを示し、「1」が一科目仕訳であることを示している

In XJ_hhhh.txt
Out XJ_hhhh.txt
パラメタ nn:自資金Code「J_XCF」にセットする値
用例 Set7JXCF12XJ71(99)
相手科目が資金科目のとき、自資金Code欄に「99」をセットする



書式 Set7N12t1F_FileX(tFile,sR,eR,pos,mrk)
機能 (集計リストファイル)
集計リストファイルに含まれる「Code」に名称など(以下、名前という)を付加する
-------------------------------------------------------------------------------------
主として「集計リストファイル」を対象とするが、(CSVテキスト)ファイル中の連続したレコードの決められたフィールドに「Code」が記録されていれば、どのようなファイルでも適用は可能である
-------------------------------------------------------------------------------------
「Code」と「名前」をセットにしたファイル(以下「参照ファイル」という)を作成する
「参照ファイル」はCSV形式のテキストファイルとする、ただし、
1.ファイル名は「FileX_hhhh.txt」(固定)とする、「hhhh」には法人番号を使用する
2.レコードの第一フィールドに「Code」、第二フィールドに「名前」を置く
3.第三フィールド以下は定義されないのでユーザが自由に定義できる
4.コメントが必要であれば、行頭に「#」を記入する
5.ファイル名は固定なので、既存のファイルを流用する場合はリネームする

In ZList_hhhh.txt、FileX_hhhh.txt
Out AddNameFile_hhhh.txt
パラメタ tFile:集計リストファイル名(名前を付加するファイル名で法人番号は不要)
sR:集計リストファイル名のレコードのうち処理を開始する行番号
eR:集計リストファイル名のレコードのうち処理を終了する行番号
pos:集計リストファイルのレコードの「Code」が入力されているフィールドの位置(ゼロからカウント)
mrk:「参照ファイル」に「Code」に該当する名前がないときに使用する文字列
用例 Set7N12t1F_FileX("ZList",125,152,1,"N/A")
法人番号hhhh(これは「t1_Profile」で指定されている)の集計リストファイルの125行目から152行目までのレコードについて以下の操作を行う
1.二番目のフィールド(「Code」)の値に対応する参照ファイルの「名前」を取得する
2.取得できれば、その「名前」を「Code」の後ろに挿入する
3.取得できなければ、「N/A」を「Code」の後ろに挿入する
4.フィールドを連結して「AddNameFile_hhhh.txt」ファイルに出力する
【ZList_hhhh.txt】...集計リストファイルのイメージ
Dr.Code,0,1500
Dr.Code,1012,18500
Dr.Code,1014,4800
【AddNameFile_hhhh.txt】...出力ファイルのイメージ
Dr.Code,0,N/A,1500
Dr.Code,1012,原材料仕入支出,18500
Dr.Code,1014,商品仕入支出,4800
【FileX_hhhh.txt】...参照ファイルのイメージ
#資金Codeファイル
1012,原材料仕入支出
1014,商品仕入支出



書式 Set7V12CGF_Tag(key,value)
機能 (年次繰越)
繰越仕訳ファイルの指定フィールドに指定した値をセットする
試算表から作成される繰越仕訳は、場所情報(会計単位、部門、その他)を持っていない、そこで繰越仕訳作成直後に、必要に応じてこのスクリプトで場所情報を書き込む
全社の仕訳を、会計単位別等に区分して作成する場合に使用する
タグ名のうち、「科目」「消費税」「部門」「プロジェクト」については貸借識別文字を省略できる
貸借識別文字とは、タグ名に付く「D」「C」であり、貸借識別文字を除いた、科目のタグ名は「J_A」、部門のタグ名は「J_D」となる
「J_DA」は「借方科目Code」を、「J_A」は「借方科目Codeと貸方科目Code」を指定することになる

In CgFXJ_hhhh.txt
Out CgFXJ_hhhh.txt
パラメタ key:タグ名
value:セットする値
用例 Set7V12CGF_Tag("J_AU",100)
繰越仕訳ファイルの会計単位フィールド(タグ名「J_AU」)に「100」をセットする
Set7V12CGF_Tag("J_D",100)
繰越仕訳ファイルの借方部門Code(タグ名「J_DD」)と貸方部門Code(タグ名「J_CD」)に「100」をセットする



書式 Set7V12WXJ_Tag(key,value)
機能 (その他)
仕訳抽出ファイルの指定フィールドに指定した値をセットする
前の値は消去される
Q&A1130の31消込処理を参考のこと

In WXJ_hhhh.txt
Out WXJ_hhhh.txt
パラメタ key:タグ名
value:置き換える値
用例 Set7V12WXJ_Tag("J_CA",1020001)
仕訳抽出ファイルの仕訳の貸方科目Code(タグ名は「J_CA」)の値を「1020001」に置き換える



書式 Set7V12XJ_RgJ(key,sV,eV,tag,value)
機能 (その他)
仕訳ファイルの、指定範囲の仕訳の、指定フィールドに、指定した値をセットする
Code(消費税Code、資金Codeなど)やフラグ(削除フラグ、ステイタスフラグなど)の値をリセットする場合などに利用する
仕訳の範囲を絞り込むキーとなるタグ名のうち、「科目」「消費税」「部門」「プロジェクト」については貸借識別文字を省略できる
貸借識別文字については、StVCgFXJスクリプトの説明を参照のこと

In XJ_hhhh.txt
Out XJ_hhhh.txt
パラメタ key:タグ名(仕訳の範囲を絞り込むキー)
sV:keyの開始値
eV:keyの終了値
tag:値をセットするタグ名
value:セットする値
用例 Set7V12XJ_RgJ("J_Date",20030911,20031005,"J_FlgS",2)
会計日が2003年9月11日〜2003年10月5日までの仕訳のステイタスフラグ(「J_FlgS」)に「2」をセットする
Set7V12XJ_RgJ("J_P",328,408,"J_FlgD",100)
借方または貸方のプロジェクト(タグ名が「J_DP」「J_CP」の)Codeが、328から408までの仕訳の削除フラグに100をセットする




書式 Set7ValInc12WXJ_Tag(key,n1,n2)
機能 (その他)
仕訳抽出ファイルの指定タグに初期値をインクリメントしながらセットする
差分をゼロにすると、指定タグの値に初期値を加算した数字をセットする
指定タグの数値への変換は「to_i」メソッドの仕様に拠るので、値に非数字が含まれていると
文字列の先頭から10進数と見なせる部分を数字に変換する...123abc→123
見なせる部分がなければ0を返す..........................abc123→0
Q&A1130の31消込処理を参考のこと

In WXJ_hhhh.txt
Out WXJ_hhhh.txt
パラメタ key:タグ名
n1:初期値
n2:差分
用例 Set7ValInc12WXJ_Tag("J_SlipNo",105,1)
仕訳抽出ファイルの仕訳の伝票番号(タグ名は「J_SlipNo」)フィールドに、105,106,107...連番をセットする
Set7ValInc12WXJ_Tag("J_SlipNo",1000,0)
仕訳抽出ファイルの仕訳の伝票番号(タグ名は「J_SlipNo」)フィールドに、105,106,107...がセットされていた場合、この値に1000を加算した値、1105,1106,1107...をセットする


書式 Set7Z12ZWS_Tag(nn)
機能 (ワークシート)
ワークシートの指定欄をゼロにする
ワークシートの最初の金額欄を1として、ゼロフィル(ZeroFill)する欄を指定する、当該欄のすべてにゼロがセットされる

In ZWS_hhhh.txt
Out ZWS_hhhh.txt
パラメタ nn:ゼロにする欄
用例 Set7Z12ZWS_Tag(3)
帳票ファイルのワークシートの金額欄の3番目をすべてゼロで埋める



書式 Smp11WXJ2ZLT(n1,n2)
ライブラリ t1_outside
機能 仕訳抽出ファイルから仕訳をサンプリングし帳票ファイルに出力する
サンプリングは層別サンプリングによる
層別サンプリングの詳しい説明は、「Q&A1210」-「アウトサイド処理1210_O」-「A4101」を参照のこと

In WXJ_hhhh.txt
Out ZList_hhhh.txt
パラメタ n1:サンプル数
n2:初期値(ゼロで自動設定)
用例 Smp11WXJ2ZLT(25,0)
仕訳抽出ファイルから層別サンプリングにより仕訳を25件抽出する、初期値は乱数を使用する



書式 Smp21WXJ2ZLT(n1,n2,n3)
ライブラリ t1_outside
機能 仕訳抽出ファイルから仕訳をサンプリングし帳票ファイルに出力する
サンプリングは無作為サンプリングによる
無作為サンプリングの詳しい説明は、「Q&A1210」-「アウトサイド処理1210_O」-「A4101」を参照のこと

In WXJ_hhhh.txt
Out ZList_hhhh.txt
パラメタ n1:サンプル数
n2:重複サンプルを削除 0:する 1:しない
n3:乱数の種
用例 Smp21WXJ2ZLT(25,0,911)
仕訳抽出ファイルからランダムサンプリングにより仕訳を25件抽出する
同一の仕訳が複数抽出された場合は、1つの仕訳を残し他は削除する
乱数の種は作業日(9月11日)の「911」とする



書式 Smp31WXJ2ZLT(n1,n2)
ライブラリ t1_outside
機能 仕訳抽出ファイルから仕訳をサンプリングし帳票ファイルに出力する
サンプリングは金額比例サンプリングによる
金額比例サンプリングの詳しい説明は、「Q&A1210」-「アウトサイド処理1210_O」-「A4101」を参照のこと

In WXJ_hhhh.txt
Out ZList_hhhh.txt
パラメタ n1:基準金額
n2:サンプリング結果の件数だけを画面に出力するときはゼロ、ゼロ以外のときはリストに出力
用例 Smp31WXJ2ZLT(100000000,0)
仕訳抽出ファイルから金額比例サンプリングにより仕訳を抽出する
基準金額を1億円とし、どれだけのサンプル数となるかを調査するため件数だけを画面に出力する
Smp31WXJ2ZLT(100000000,1)
上記と同じ条件で結果を帳票リストに出力する



書式 Srt12WXJ_2Tag(key1,key2)
機能 (ソート)
仕訳抽出ファイルの仕訳を指定した二つのキーを連結してソートする
キーには仕訳ファイルのタグ名を指定する

In WXJ_hhhh.txt
Out WXJ_hhhh.txt
パラメタ key1:最初のキーとするタグ名
key2:二番目のキーとするタグ名
用例 Srt12WXJ_2Tag("J_Date","J_SlipNo")
仕訳抽出ファイルの仕訳を会計日順伝票番号順に並べ替える



書式 Srt12WXJ_Tag(key)
機能 (ソート)
仕訳抽出ファイルの仕訳を指定したキーで並べ替える
キーには仕訳ファイルのタグ名を指定する
仕訳抽出ファイルに仕訳を追加する場合がある(「SelXJ_ApdWXJ」スクリプト参照)、この場合、仕訳抽出ファイルの仕訳は、会計日順に並ばないので、元帳などを作成する場合は、このスクリプトで会計日順に並べ替えておく

In WXJ_hhhh.txt
Out WXJ_hhhh.txt
パラメタ key:タグ名
用例 Srt12WXJ_Tag("J_Date")
仕訳抽出ファイルの仕訳を会計日順に並べ替える



書式 Srt12XJ_2Tag(key1,key2)
機能 (ソート)
仕訳ファイルの仕訳を指定した二つのキーを連結してソートする
キーには仕訳ファイルのタグ名を指定する

In XJ_hhhh.txt
Out XJ_hhhh.txt
パラメタ key1:最初のキーとするタグ名
key2:二番目のキーとするタグ名
用例 Srt12XJ_2Tag("J_Date","J_SlipNo")
仕訳ファイルの仕訳を会計日順伝票番号順に並べ替える



書式 Srt12XJ_Tag(key)
機能 (ソート)
仕訳ファイルの仕訳を指定したキーで並べ替える
キーには仕訳ファイルのタグ名を指定する
例えば、本社の仕訳に支店の仕訳を追加して全社の元帳を作成する場合、仕訳は会計日順に並んでいる必要がある
エディタで本社の仕訳ファイルを開き、支店の仕訳ファイルを追加(読込)すると、仕訳は会計日順に並ばないので、このスクリプトで会計日順に並べ替えておく
ただし、仕訳ファイルの仕訳は、CSVエディタや表計算ソフトウェアなどを利用して並べ替えることもできる
仕訳ファイルは書き換えられるので、必要に応じてオリジナルファイルのコピーを作成しておくこと

In XJ_hhhh.txt
Out XJ_hhhh.txt
パラメタ key:タグ名
用例 Srt12XJ_Tag("J_Date")
仕訳ファイルの仕訳を会計日順に並べ替える


書式 Srt12ZLT_Tag(key)
機能 (ソート)(収支予定一覧表)
リストファイル ZList_hhhh を指定したキーで並べ替える
タグ名の順位をキーとする
n番目のタグ(の値)でソートする場合はn-1を指定する(ゼロからカウントする)
リストファイルが「収支予定一覧表」の場合は、収支予定日が最初のタグ(フィールド)であるので、キーにゼロを指定して収支予定日順にデータをソートする

In ZList_hhhh.txt
Out ZList_hhhh.txt
パラメタ key:タグ名の順位
用例 Srt12ZLT_Tag(0)
リストファイルの最初のデータをキーとしてデータを昇順に並べ替える



書式 Sum7JAmt1WXJ2ZLT_RgJ(key,sV,eV,dc)
機能 (集計)
仕訳抽出ファイルから、指定範囲の仕訳の金額を集計し、集計リストファイルに追加する
keyには数字を持つタグを指定する、摘要文(J_Rem)などは文字列を持つタグなので指定できない
キーにプロジェクトCodeを指定すれば、当該プロジェクトの金額を集計できる、範囲指定も可能であるため、プロジェクトCodeが体系的に設定してあればプロジェクトの階層別集計も可能になる
プロジェクト別金額一覧を作成する場合は、ユーザスクリプトに、このスクリプトを必要な数だけ記述する
集計リストファイルに出力されるデータのフォーマットは以下の通り
1作成年月日
2パラメタの並び
3合計金額
集計リストファイルについては、SumWXJ_CodeCF_ApdZListスクリプトの説明を参照のこと
集計キーとなるタグ名のうち、「科目」「消費税」「部門」「プロジェクト」については貸借識別文字を省略できる
貸借識別文字とは、タグ名に付く「D」「C」であり、貸借識別文字を除いた、プロジェクトのタグ名は「J_P」、部門のタグ名は「J_D」となる
「J_DP」は「借方プロジェクトCode」を、「J_P」は「借方プロジェクトCodeと貸方プロジェクトCode」を指定することになる
第四パラメタの「dc」で計算方法を指定する
keyがJ_DAなど単一のとき、「"D"」と指定すれば借方金額を合計し、「"C"」と指定すれば貸方金額を合計する
J_Aなど貸借区分を問わないときは、「"D"」は(借方金額合計-貸方金額合計)を計算し、「"C"」は(貸方金額合計-借方金額合計)を計算する

In WXJ_hhhh.txt
Out ZList_hhhh.txt
パラメタ key:タグ名(集計キー)
sV:keyの開始値
eV:keyの終了値
dc:計算方法 "D","C" 「機能」欄参照
用例 Sum7JAmt1WXJ2ZLT_RgJ("J_DP",123,123,"D")
プロジェクトCode123の発生額(借方合計)を集計リストファイルに出力する
Sum7JAmt1WXJ2ZLT_RgJ("J_P",123,123,"D")
プロジェクトCode123の発生純額を集計リストファイルに出力する
Sum7JAmt1WXJ2ZLT_RgJ("J_P",100,199,"D")
プロジェクトCode100から199までの発生純額を集計リストファイルに出力する



書式 Sum7JCF1WXJ2ZLT()
機能 (キャッシュ・フロー計算書)(集計)
仕訳抽出ファイルから資金Codeごとに金額を集計しその結果を集計リストファイルに追加する
キャッシュ・フロー計算書(直説法)作成の基礎となる金額を計算する
集計リストファイルに出力されるデータは以下の通り
1作成年月日
2「Dr.Cashflow Code」または「Cr.Cashflow Code」
3資金Code(「J_DCF」または「J_CCF」)
4合計金額
上記2〜4はCSVとして出力される
集計リストファイル(ZList_hhhh.txt)は、集計金額を記録する個別ファイルで、このほかプロジェクト別集計金額なども記録される、スクリプトでは追加書き込みを行うだけなので、不要になった部分はエディタなどで削除する
個別問題の「キャッシュ・フロー計算書」を参照のこと

In WXJ_hhhh.txt
Out ZList_hhhh.txt
用例 Sum7JCF1WXJ2ZLT()
仕訳抽出ファイルから資金Code別の金額を集計する



書式 Sum7ValX9Apd1FileX2ZLT(fn,fp)
機能 (汎用)(集計)
指定ファイル(CSV形式のテキストファイル)の指定タグ(フィールド)の値を合計し、件数と共にリストファイル(ZList_hhhh.txt)に出力する
ファイル名には法人番号・拡張子は付けない(システムが付加する〔 _hhhh.txt〕)
計算対象とするタグは先頭をゼロとしてその順位で指定する
例えば、フィールド数が9のファイルの最終タグは8となる
タグの属性(貸借)は無視するので、指定タグに貸借の金額が混在する場合は注意が必要、反対仕訳などは科目を揃えて金額をマイナスにすると整合性が維持できる

In 任意のテキストファイル(filename_hhhh.txt)
Out ZList_hhhh.txt
パラメタ fn:任意のテキストファイル(filename)
fp:タグ(フィール)の順位、先頭をゼロとしてカウントする
用例 Sum7ValX9Apd1FileX2ZLT("ZTB",3)
試算表ファイルの開始残高欄借方の合計金額を集計し、リストファイルに出力する




書式 Sum7ValX9Apd1WXJ2ZLT_RgT(key,sV,eV,fn,h)
機能 (仕訳)(集計)
仕訳(抽出)ファイルの、範囲指定条件に合致した仕訳の、指定タグの値の合計値を、帳票ファイルに件数と共にセットします
出力されるデータの並びは、「実行時日時,範囲指定キーのタグ名,キーの開始値,同終了値,集計対象とするタグ名,データ件数,左のうち値がゼロのデータ件数,合計値」となります
範囲指定キーの開始値と終了値を同じにして特定の属性を持つ仕訳の指定タグの値の合計値を計算させることもできます、例えば
単一仕訳で、「仕訳貸借区分(J_XDC)」を範囲指定キーにして、その開始値と終了値を「D」、集計対象タグを「自金額(J_XAmt)」とすれば、借方合計金額を計算できます


In WXJ_hhhh.txt
Out ZList_hhhh.txt
パラメタ key:タグ名(範囲指定キー)
sV:keyの開始値
eV:keyの終了値
fn:タグ名(集計対象キー)
h:タイトル出力スイッチ 1:出力する 0(1以外):出力しない
用例 Sum7ValX9Apd1WXJ2ZLT_RgT("J_M",4,6,"J_U_DDiff",1)
仕訳抽出ファイルの第一四半期の仕訳の「J_U_DDiff」タグの値を集計し、その結果をタイトルと共に帳票ファイルに追記する
Sum7ValX9Apd1WXJ2ZLT_RgT("J_DP",911,1005,"J_DAmt",0)
仕訳抽出ファイルのプロジェクトCodeが911〜1005の仕訳の借方金額の値を集計し、その結果を帳票ファイルに追記する、タイトルは出力しない





Last Update 2019/08/16