スクリプト A


書式 Add12XJ(key,value)
機能 (仕訳)
仕訳ファイルの指定フィールドに指定した値を加算する
減算するときは、マイナスの値を指定する

In XJ_hhhh.txt
Out XJ_hhhh.txt
パラメタ key:計算対象とするタグ
value:加算する数値
用例 Add12XJ("J_Date",19880000)
仕訳ファイルの会計日フィールド(タグ名「J_Date」}に「19880000」を加算する
これにより、「210101」(和暦)を「20090101」(西暦)に変更する
Add12XJ("J_Date",-19880000)
仕訳ファイルの会計日フィールド(タグ名「J_Date」}に「-19880000」を加算(すなわち減算)する
これにより、「20090101」(西暦)を「210101」(和暦)にする



書式 Add7JFlagD12XJ_RgT(key,sV,eV,value)
機能 (その他)
仕訳ファイルの指定範囲の仕訳の削除フラグ(「J_FlgD」)に指定した値を加算する
特定条件で仕訳を削除するとき、当該仕訳を絞り込むために使用する
例えば、4月の部門Aのプロジェクト番号8番の仕訳を削除するとき、会計日が4月の仕訳に1を加算し、部門Aの仕訳に2を加算し、プロジェクト番号8の仕訳に4を加算すれば、削除すべき仕訳の削除フラグの値は7になる
DelXJ_VJFlgDスクリプトでパラメタに7を指定すれば当該仕訳を一括して削除できる
パラメタのvalueにゼロを指定すると、削除フラグがゼロになる
仕訳の範囲を絞り込むキーとなるタグ名のうち、「科目」「消費税」「部門」「プロジェクト」については貸借識別文字を省略できる
貸借識別文字については、StVCgFXJスクリプトの説明を参照のこと

In XJ_hhhh.txt
Out XJ_hhhh.txt
パラメタ key:タグ名(仕訳の範囲を絞り込むキー)
sV:keyの開始値
eV:keyの終了値
value:加算する値
用例 Add7JFlagD12XJ_RgT(key,sV,eV,value)("J_M",6,6,9)
経過月(タグ名は「J_M」)が6の仕訳の削除フラグに9を加算する
Add7JFlagD12XJ_RgT(key,sV,eV,value)("J_M",6,6,0)
経過月6の仕訳の削除フラグをリセット(ゼロに)する
Add7JFlagD12XJ_RgT(key,sV,eV,value)("J_P",328,408,2)
借方または貸方のプロジェクト(タグ名が「J_DP」「J_CP」の)Codeが、328から408までの仕訳の削除フラグに2を加算する



書式 Ana1WXJ2ZLT(aaaa)
機能 (勘定分析)
仕訳抽出ファイルの仕訳に含まれる勘定科目を分析する
指定された勘定科目の相手科目別の金額を集計する、集計は指定科目の貸借別に行う
仕訳1行の貸借金額が一致しない場合は、指定科目の金額に一致させる
例えば、{現金90/売掛金100}{支払手数料20/仮受金10} の場合
現金借方90の相手科目(売掛金)の金額は90とする
集計リストファイルには、指定科目の借方(貸方)合計金額及び件数と、その相手先勘定科目ごとの合計額が記録される

In WXJ_hhhh.txt
Out ZList_hhh.txt
パラメタ aaaa:勘定科目Code
用例 Ana1WXJ2ZLT(aaaa)
仕訳抽出ファイルにある仕訳から普通預金(科目Code1010)の相手科目別に金額を集計し、その結果を集計リストファイルに記録する



書式 Apd1CGF2XJ(flg)
機能 (年次繰越処理)
繰越仕訳ファイルの仕訳を仕訳ファイルに追加する
会計単位別に繰越仕訳を作成するとき、会計単位1で作成した繰越仕訳ファイルCgFXJ_hhhhはReNCgFXJ_XJでリネームしてXJ_hhhhとするが、会計単位2(以降も同じ)で作成した繰越仕訳は、このスクリプトでXJ_hhhhに追加する
会計単位2の繰越仕訳ファイルをリネームするとXJ_hhhh(会計単位1の繰越仕訳)が消去されるので注意すること

In CgFXJ_hhhh.txt
Out XJ_hhhh.txt
パラメタ flg:繰越仕訳ファイルを 0:残す 1:削除
用例 Apd1CGF2XJ
会計単位2の繰越仕訳ファイルを仕訳ファイルに追加する、当該繰越仕訳ファイルは追加後削除する



書式 Apd1WXJ2XJ(h1)
機能 (追加)
仕訳抽出ファイル(WXJ_hhhh)の仕訳を、仕訳ファイル(XJ_h1)に追加する
仕訳抽出ファイルの番号はプロファイルで指定したもの
パラメタは文字列で指定(例えば、"2109")、「XJ_2109」がなければ新規に作成される

In WXJ_hhhh
Out XJ_h1
用例 Apd1WXJ2XJ("6789")
仕訳抽出ファイルの仕訳を仕訳ファイル(法人番号6789)に追加する
通常この後に、仕訳ファイルの仕訳を会計日順にソートする必要がある(SrtXJスクリプトを利用する)



書式 Apd1WXJ2ZLT()
機能 (仕訳抽出ファイル)
仕訳抽出ファイルの内容を集計リストファイルに追加する
仕訳抽出ファイルを処理対象とするスクリプトによっては、当該ファイルを書き換えるものがある(例えば、仕訳検索スクリプトは、仕訳抽出ファイルを検索結果に置き換える、該当なしのときは仕訳抽出ファイルは空ファイルになる)
仕訳検索スクリプトの前にこのスクリプトを置けば、仕訳抽出ファイルの内容を集計リストファイルに保存することができる

In WXJ_hhhh.txt
Out ZList_hhhh.txt
用例 Apd1WXJ2ZLT()
現在の仕訳抽出ファイル(WXJ_hhhh)の内容を帳票ファイル(ZList_hhhh)に追加する
帳票ファイルがなければ新たに作成する



書式 Apd7BgF12ZGL_ZTB(aaaa,bbbb)
機能 (元帳)
元帳の開始行(繰越残高)に指定科目の開始残高を追加する
科目aaaaの繰越残高行の次に科目bbbbの繰越残高行を追加する
繰越残高は試算表ファイルの繰越残高欄の残高を使用する
個別問題の「元帳と補助元帳」を参照のこと

In ZGL_hhhh_aaaa.txt
ZTB_hhhh.txt
Out ZGL_hhhh_aaaa.txt
パラメタ aaaa:科目Code(追加される科目)
bbbb:科目Code(追加する科目)
用例 Apd7BgF12ZGL_ZTB(1020001,1020002)
科目1020001の元帳ファイル(開始行だけ)に科目1020002の開始残高行を追加する



書式 Apd7WGL9Bal12ZGL(aaaa)
機能 (元帳)
元帳の開始行(繰越残高)だけのファイル(ZGL_hhhh_aaaa)に、元帳ワークファイル(WGLF_hhhh_aaaa)を追加し、各行の残高を計算して元帳ファイル(ZGL_hhhh_aaaa)を完成させる

In ZGL_hhhh_aaaa.txt
WGLF_hhhh_aaaa.txt
Out ZGL_hhhh_aaaa.txt
パラメタ gaaaa:科目Code
用例 Apd7WGL9Bal12ZGL(aaaa)(1020)
科目Code1020の元帳ファイル(開始行だけ)に、同元帳ワークファイルを追加し、元帳を完成させる







Last Update 2017/06/17