消費税マスタの作成 70


消費税マスタのファイル名は YX_cc.txt です
消費税マスタは共通ファイルで「cc」には2桁の類型番号(文字としての数字)が入ります、01〜99が利用可能です
タグの定義は以下を参照して下さい
タグの並びにしたがって、各行ごとに項目内容(消費税Code、消費税率など)をカンマで区切って記述します


消費税定義ファイルには、タグの並びを記述します、ファイル名は DX_cc.txt です
タグをすべて設定する必要はありません、利用するものだけを記述し、順序は問いません
消費税名称以外はすべて半角文字数字を使用します
科目マスタで、科目と消費税Codeを関連付けることができます(貸借別の設定が可能です)
消費税マスタを作成する場合、不課税取引Codeの設定は必須であり、消費税Codeはゼロに既定されています
なお、税抜仕訳を作成するスクリプトでは、税込仕訳の消費税Code(例えば、課税仕入)から、消費税マスタの当該消費税Codeに対応する科目Code(通常、仮払消費税勘定)を参照し、その科目で税抜仕訳を作成します、このとき、当該科目に設定されている消費税Codeは無視されて「消費税Codeゼロ」が適用されます−科目マスタに登録されている仮払消費税等の消費税Codeはゼロですが、誤って他のCodeを設定していてもスクリプトの処理が優先されます−


消費税Codeは数字(文字としての数字、以下同じ)であれば桁数に制限はありません、ただし、「010」や「001」のように先頭がゼロで始まるCodeは利用できません
消費税名1と消費税名2の違いは定義されていません、消費税Codeに対応する科目名を登録します、文字数に制限はありません
消費税率は、分子と分母に分けて登録します、分母をゼロにすると消費税率が計算できないので、消費税率を計算するスクリプトを実行するとエラーが生じます
消費税科目Codeは、当該消費税を整理するための科目Codeであり、消費税区分が課税仕入であれば仮払消費税科目のCodeがこれに該当します
適用開始日と終了日には、8桁の数字(yyyymmdd)をセットします、例えば、2004年4月8日は「20040408」になります
2020年1月現在、適用開始日と終了日は「展開一番」では利用していません


マスタ登録時、マスタ間の整合性(消費税マスタの消費税科目Codeが科目マスタに存在すること)のチェックは行っていません
上記のチェックは、データの整合性をチェックするスクリプトが用意されているので、これを利用します


タグ名 設定内容
MX_Code 消費税Code
MX_NameS 消費税名1
MX_NameL 消費税名2
MX_Rate1 税率−分子
MX_Rate2 税率−分母
MX_SetCode 消費税科目Code
MX_YMDS 適用開始日
MA_YMDE 適用終了日

消費税定義ファイル DX_01.txt の記載例
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MX_Code
MX_NameS
MX_Rate1
MX_Rate2
MX_SetCode
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消費税マスタ YX_01.txt の記載例
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0,(対象外),0,100,0
108,課税売上08,8,100,3040
110,課税売上10,10,100,3040
210,課税仕入10,10,100,1050
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Last Update 2020/01/24