プロファイルの作成 30

プロファイルのファイル名は t1_Profile.txt です
タグの定義は以下を参照して下さい
タグの使い方は、タグ名(ここでは、a,b,c,d,e)とその内容を各行ごとにカンマで区切って記述します
フォルダの構成例が表の通りである場合の記載例を参考にして下さい

「数字」について
法人番号には4桁の数字を指定しますが、正確には「文字としての数字」ですから注意して下さい
「展開一番」で「数字」とは、すべて「文字としての数字」を意味しています
「文字としての数字」を計算する必要がある場合は、スクリプト内でこれを数字に変換しています
したがって、法人番号1番は、4桁の数字として「0001」としなければなりません


タグ名 設定内容
a 個別ファイルを置くフォルダの絶対パス
b 共通ファイルを置くフォルダの絶対パス
c バックアップファイルを置くフォルダの絶対パス
d 法人番号(4桁)
e 仕訳タイプ 0:二科目仕訳 1:一科目仕訳
f スクリプト名のログファイルへの記録 1:記録する 1以外:記録しない

「仕訳タイプ」について
二科目仕訳とは1レコードに二つの科目を含む仕訳です、例えば、「Dr:交際費/Cr:現金」のような仕訳です
複合仕訳で貸借の科目数が異なるときは不足する側にダミーの科目Code(例えば「9999」など)を設定しておきます
一科目仕訳とは一レコードに一つの科目を含む仕訳です、伝統的な仕訳の定義からは外れるかもしれませんが、データベース処理に適した仕訳で、例えば、「#1234Dr:交際費」「#1234Cr:現金」のような仕訳です、複数の一科目仕訳で一つの会計取引を表現することになります(#1234 は伝票番号・識別番号です、この番号全体で一つの会計事実を表現します)
このプロファイルでユーザが利用する仕訳のタイプを指定します


「スクリプト名のログファイルへの記録」について
「展開一番」Version 8.28 以降、ログファイルに実行したスクリプト名を記録できる機能を追加しました
この機能を利用する場合は、f タグ名に「1」を設定して下さい

この f タグ名 の記載は任意ですから、なくても構いません( a〜e は必須です)
「スクリプト名のログファイルへの記録」については、「ユーザスクリプト2」(1066)の 130 を参考にして下さい

「バックアップファイル」について
「展開一番」Version 9.01 以降、必須ファイルをバックアップするスクリプトを追加しました
この機能を利用する場合は、c タグ名にバックアップファイルを置くフォルダの絶対パスを設定して下さい



「展開一番」フォルダ構成例


フォルダ構成が上記の場合の t1_Profile.txt の記載例
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a,c:\a1_mpacs\D_Xdata\
b,c:\a1_mpacs\D_Ydata\
c,c:\a1_mpacs\D_BkUp\
d,0010
e,0
f,1
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Last Update 20240118