平成ウルトラマンのひとり「ウルトラマンティガ」。2021.8.5、兵庫県立美術館で。

11月27日

 今年のプロ野球日本シリーズは、近年稀にみるシーソーゲームで好ゲームでした。東京ヤクルトスワローズがオリックスバファローズを4勝2敗で下し、20年ぶりの優勝に輝きました。神戸で開催となったことも嬉しかったですね。欲を言えば、もう1試合見たかったところですが。
 セ・パともに前年最下位のチームが優勝するのは、史上初。この強さが本物かどうかは、来シーズンを見れば、わかると思います。来年は、トラ年ですが、どうなんでしょうね。

11月18日

 阪急西宮ガーデンズにある広東料理のお店「水蓮月」で、季節のコース料理をいただきました。全体的にあっさりした味付けで、コテコテでないところが満足でした。そう言えば、ビールを口にするのは、昨年の2月以来です。家では全く飲まないので、今年はこれが最初で最後かも。

10月30日

 奈良市写真美術館で開催中の中藤毅彦さんの写真展「エンター・ザ・ミラー」を観ました。会場には263点のモノクローム写真が並びます。1992年の上海に始まり、東欧、パリ、ニューヨーク、香港、東京などでのスナップショットは、どこから観てもいいなあと思いました。中でも2019年の香港が、一番衝撃的でしたね。同館館長で写真家の百々俊二さんとのギャラリートークは、立ち見が出るほどの大盛況。中身の濃い一日となりました。

10月21日

 3年の車検を終えたばかりのマイカーで、久々に遠出をしました。京都府福知山市まで高速道路を使わず、片道約100kmののんびりドライブです。行き先は、昨晩決めました。
 JR福知山駅周辺を撮影した後、福知山城の天守に登りました。その後、城下町を巡り、おみやげには、以前から一度訪れてみたかった足立音衛門本店で、栗のシュークリームほか2点のスイーツを選びました。

10月14日

 写真集『伊賀・甲賀』がようやくできあがり、納品されました。当初8月刊行の予定でしたが、あとがきを書き上げるのに2カ月もかかってしまいました。筆が進まない時はこんなものです。

9月26日

 gallery 176で展覧会「Have a Break」を開催中の写真家、尾仲浩二さんにお会いしました。昨年11月以来の再会です。尾仲さんは現在もフイルムカメラ、ニコンF3を手に精力的に全国を旅されています。フジやコダックほど派手な発色をしないDNPのカラー印画紙が自分に合うんだそうです。10月にかけて、大阪2か所と三重で写真展を開催されます。「あと20年は頑張る」って仰っていたので、7つ年下のぼくは27年頑張らなきゃと思いました。

9月23日

 本日封切りの映画「MINAMATA」を観ました。ジョニー=デップさん演じる報道写真家ユージン=スミスは、ミノルタのカメラを愛用し、構え方も悪くはありません。ただし、フイルム巻き上げ時にクランクが回っていないのは、ご愛敬ですね。今回の映画では、1998年に封印された最も有名な写真「入浴する智子と母」(ぼくは小学生の時、社会の教科書で見たのを今もはっきり覚えています)の封印が解かれます。これには、ちょっと驚きました。それと、史実と異なる点が幾つかあったり、地元から歓迎されていなかったり、すんなり入り込めないところがあって、複雑な思いがしました。映画のパンフレットは、坂本龍一さん作曲のテーマ曲が入ったCD付きの限定版を選びました。

9月11日

 このほど蔵書を整理されたTakさんから8冊の写真集と12冊の『LIFE』をいただきました。写真集はアッジェ、ブレッソン、ラルティーグ、ブラッサイ、奈良原一高など、1980年代〜90年代に発行されたもの、『LIFE』は1970年前後のものです。バブル期の写真集は贅沢な造りで、今から思えば、よき時代だったと思いますね。

8月31日

 「第70回旧三商大写真展〜85周年記念展」が今日からWeb上で始まりました。私もカラー写真を1点出品していますので、お時間のある時にこちらからお立ち寄りください。

8月20日

 先週から続く長雨の影響で、全国各地で土砂災害や浸水の被害が発生しています。毎年同じような光景が繰り返され、何とも言えない気持ちになります。新型コロナのほうも相変わらずで、兵庫県も4回目の緊急事態措置に入ります。全国的に感染が拡大しています。いったいいつまで続くのでしょうか、まったく先が読めませんね。

8月 5日

 ウルトラマン誕生55周年を記念して兵庫県立美術館で開催中の「TSUBURAYA EXHIBITION 2021」を愚息と一緒に観てきました。早いもので、平成ウルトラマンも25周年を迎えるのですね。やっぱり、初代とセブンがいいなあ。デジタル技術のない時代に、あれだけの特撮をするのって、スゴイ。間もなく公開の映画「シン・ウルトラマン」も楽しみです。

8月 3日

 昨日から大阪は4回目の緊急事態宣言、兵庫はまん延防止措置となり、伊丹市はその対象地域となりました。今日の大阪の新規感染者数は1000人を超え、兵庫も5月8日以来の400人超えとなっていて、第5波が急激に押し寄せてきています。今後は、自宅療養となる人々が増加していくのでしょうが、いざという時に適切な医療が受けられないというのには、やはり恐怖を感じます。

8月 1日

 伊丹市立中央公民館主催の平和パネル展を、昨日から2日連続で観ました。昨日は、報道写真家 福島菊次郎さんと撮影を共にされた那須圭子さんのお話を、今日は、報道写真家 石川文洋さんの講演を聴きました。福島さんは既に他界されていますが、90歳の時のご本人のドキュメンタリー映画「ニッポンの嘘」(2012年)は、今も強烈に記憶に残っています。石川さんの書籍は何冊か読んでいますが、お目にかかるのは初めてでした。
 戦場カメラマンが命懸けで撮影した写真や映像がなければ、戦場でない安全な場所にいる私たちは、戦争の悲惨さを知ることはできません。しかし、それらを目にして、戦争をなくすことができるでしょうか。今なお世界各地で繰り返される悲劇を見聞きして、悲しいかな、自ずと写真のもつ限界を認めるだけに終わっているのではないでしょうか。

7月25日

 小松宗光さんの最新写真集「Finder Vol.20」が届きました。Gallery街道(東京都中野区)で開催中の写真展「THE ENDLESS FUTURE 近未来的空想科学視界都市」に合わせて発行されたものです。
 写真展のDMをいただいていたので、東京都に緊急事態宣言が発令中でなければ、連休中に上京して、会場を訪れることもあり得たのですが、それが叶わず残念です。
 小松さんの写真は一目で大体わかるほど個性的です。写真集「Finder」シリーズは、ぼくの「日本の地方」シリーズと同じA4判中綴じなので、親近感を覚えるんですよね。

7月22日

 今日から4連休ですが、特に予定はなく、オリンピックをテレビで観戦することになりそうです。それにしても、この蒸し暑さ、屋外で競技をする選手は、たいへんだろうなと思います。それに、台風も接近していて心配ですね。

7月11日

 コンパクトカメラを手に、伊丹市内約4キロを2時間ほどかけて歩きました。途中、2年前に他界された作家の田辺聖子先生のご自宅の前を通りました。過日この家の押し入れから見つかった、田辺先生が昭和20年4月から22年3月にかけて書かれた日記が、「十八歳の日の記録」として文藝春秋7月号に掲載されています。
 この日記を読んで、ぼくは、とても18歳が書いたとは思えない文章力にまず驚かされました。大阪空襲で写真館だった自宅を失った日のことなどは、臨場感が伝わってきました。敗戦という大きな影に覆われる中、いかに生きるべきかが、強い意志とともに記されています。そして、その後の人生で、それらを立派に成し遂げられたことに頭が下がりました。
 日記には、稲野駅近くのグンゼ工場に勤めておられたことから、阪急伊丹線も登場します。あれから76年、ぼくは稲野駅近くで、目の前を通過する阪急電車をカメラに収めました。つくづく平和の尊さと、自分の不甲斐なさを感じながら。

7月 7日

 雨が降ったり止んだりの中、車で国立国際美術館へ。同館で開催中の鷹野隆大さんの展覧会「毎日写真1999-2021」を観ました。毎日写真を撮ることで教わったことは「いかに自分が『見たいように見ていたのか』だった」「それは『謙虚であることの可能性』へと道を開くものであった」と鷹野さん。5つのエリアに分かれた展示の中で、ぼくが一番惹かれたのは、モノクロームの「Photo-Graph」シリーズでした。

6月25日

 大阪や兵庫の感染者数はだいぶ落ち着いてきましたが、東京は再拡大の様相を示しています。この夏のグループ展はオンラインで開催することとなりました。また、来週末から予定していた個展は、残念ながら延期とさせていただくこととなりました。日程が決まり次第、お知らせします。

6月22日

 1か月ぶりの更新となります。NHK「よみがえる新日本紀行」で昭和44年の神戸の映像を観ました。大阪万博を翌年に控え、アジアのハブ港として飛躍する神戸港、人口急増に伴い切り開かれて宅地化されていく山地の様子などが記録されていたほか、神戸まつりや毎日登山を楽しむ人々も紹介されていました。あれから52年経った現在、神戸市は歯止めのかからない人口減少への対応に四苦八苦しています。当時の映像に映っている人々は皆、表情が生き生きとしているんですよね。それに比べ最近は、路上で明るい表情をしている日本人を殆ど見かけなくなったように感じます。

5月22日

 写真家、森山大道さんを追ったドキュメンタリー映画「過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい」を神戸でようやく観ることができました。新型コロナの影響で、1年近く公開が延期されていた映画です。
 ぼくが写真に興味を持ち始めて40年近く経ちますが、「写真とは何か」を教えてくださったのは、やっぱり大道先生ですね。「撮り続けていたら見えてくるものがある」っていうのは、ぼくの経験からもそう思います。
 結局のところ、この映画で伝えようとされていることも、「1枚でも多くコピーしなさい」ってことなんじゃないかな。

5月19日

 『別冊太陽』(平凡社)が、届きました。「写真集を編む。」と題し、日本の名作写真集100選が紹介されています。写真集に興味がある人には、必読の一冊です。

5月12日

 連休中に人の流れを抑える取り組みをしてきましたが、感染者数が減少する兆しがまだ見えません。ということで、昨日までだった3回目の緊急事態宣言は、今月末まで延長されることとなりました。この状況だと、これからの時期気をつけないとレンズにカビがはえそうです。

直径22cmのホテルザッハーのザッハトルテは木箱入り。2021.4.29撮影。

4月29日

 3時のおやつに、ザッハトルテをいただきました。間に挟まれたアンズのジャムが濃厚で、お手製の生クリームを添えると程よい感じで、とても美味しかったです。
 1994年の黄金週間、ドイツにするかオーストリアにするか迷った挙句、妻と二人でドイツを旅しました。「(オーストリアへは)次に行けばいいや」と、当時は軽い気持ちでしたが、27年経過した現在も、オーストリア行きは実現していません。娘にそのことを話すと、ウィーンからオリジナルのザッハトルテを取り寄せてくれました。「本当に無事に届くの?」と心配したものの、注文してから数日で届きました(コロナ禍の特別サービスで送料無料でした。通常ならケーキ代より送料のほうが高いようです)。
 ザッハトルテは、ホテルザッハーと王室ご用達のケーキ店「デメル」から販売されていますが、そこには本物紛争に絡んだドラマがあるんですよね。これで満足かと思いきや、ますますウィーンへ行ってみたい気持ちが強くなりました。

4月20日

 今日発売の5月号をもって「日本カメラ」は休刊となり、会社も近く解散するとのことです。「アサヒカメラ」の休刊から1年足らずでの出来事で、時代の変化を痛感せざるを得ません。アサヒカメラ同様、月例コンテストでは、たいへんお世話になった雑誌です。わが家には数十冊のバックナンバーがありますが、最近は広告が大幅に減って全盛期の3分の2程度の厚さになっていましたから、この日が近いことは想像できなくもありませんでした。長い間、ありがとうございました。

4月13日

 4月の異動で職場がかわったこともあり、何かとあって、久々の更新となります。兵庫県では2月末に緊急事態宣言が解除されてから1か月余りで、今月5日から「まん延防止等重点措置」が一部地域で適用中。変異ウイルスの影響もあってか、現在も感染が急拡大中です。
 巣ごもりのお供に、『深瀬昌久伝』(瀬戸正人著、日本カメラ社)、『物語昭和写真史』(桑原甲子雄著、月曜社)、『イメージを逆撫でする』(前川修著、東京大学出版会)の3冊を入手しました。

3月 9日

 今日から14日まで、兵庫県民会館2階の中展示室で、「神戸大学写真部 第49回部展〜創立85周年記念展」が開催されます。時間は10時〜17時(初日は14時から、最終日は15時まで)。お近くの方は、ぜひお立ち寄りください。また、こちらからご覧いただくこともできます(3月31日まで)。
 本展に私は出品していませんが、会場に掲出の記念写真には登場しています。

3月 2日

 昨日発売の三重県のローカル誌『NAGI』84号(月兎舎)のモノクロームのコーナーに取り上げられています。「日本の地方」シリーズから5点の写真と、ぼくが白黒写真や紙製冊子にこだわる理由などを語った内容が4ページにわたって掲載されていますので、機会があれば見てください。

2月19日

 本山周平さんの写真集『日本2010-2020』が、蒼穹舎(東京都新宿区)から届きました。富士山の写真がエンボス加工された布製の表紙がカッコいいです。前作『日本2001-2010』は赤表紙に銀色の文字でしたが、今回の表紙は濃紺に金文字。収録写真は前回同様、日本各地で写されたモノクロームです。10年という歳月は、この国の風景を変えるのに十分な時間であることを感じさせられる一冊です。

昔懐かしい商店街の写真が展示されている。2021.2.14撮影。

2月14日

 サンロード商店街(伊丹市中央4)へ買い物に出掛けた際に、同商店街の空き店舗で今日から始まった「サンロード写真展」を観てきました。実は、この催しにぼくも協力させてもらっています。よろしければ、ぜひ足を運んでみてください。

2月 6日

 先月から大掛かりな部屋の模様替えをしています。部屋を少しでも広く使おうと、幾つかの大型家具を処分しました。残された机や本棚なども13年ぶりに大移動させ、今日は3部屋に散らばって置いていた本を整理し、一つの本棚にまとめて収納しました。プリントした写真、CD、ビデオテープなどをもう少し減らせないかなと思っていますが、これらは時間がかかりそうですね。

1月18日

 写真高画質インクジェットプリンターを入れ替えました。昨年、2大メーカーから新製品が相次いで発売された中、6年ぶりの刷新となったエプソン(顔料)を選びました。モノクロ写真印刷に使うグレーインクが濃淡2種搭載されていることが決め手になりました。カラー写真がメーンならキヤノンにしたと思います。近年はオンデマンド印刷でプリントを他人任せにしていましたが、今年は再び、自身の手によるプリントにこだわってみようと楽しみにしています。

1月13日

 兵庫県を含む7府県に2回目の緊急事態宣言が発令されました。年始のテレビ番組で、史上初の無観客で開催されたウィーンフィルのニューイヤーコンサートの模様を見たときは、心を癒され、今年は徐々に回復に向かっていくだろうと淡い期待を寄せていたのですが、出鼻をくじかれた感じです。

1月 1日

 あけましておめでとうございます。年末年始、みなさんはどのようにお過ごしでしょうか。ぼくは、久々にリアルに家族3人揃ってゆったりと過ごしています。
 まだ当分の間、色々と制約のある生活が続きますが、いつまでも動かないわけにもいかないかなと思っていて、今夏に向けて、ぼくの写真活動で初となるイベントに挑戦したいと準備を進めています。中身を紹介できる段階になれば、本ページでお知らせします。また、写真集づくりも、これまでどおり続ける予定ですが、昨年思うように撮影できなかったのが少々心配なところではあります。
 まあ、写真活動が本業ではないので、無理のない範囲で適度におつきあいいただければ幸いです。では、本年もよろしくお願いします。

昨年に続いて森山大道先生の「佳いお年を!」をお福分けします。2020.12.30撮影。

12月30日

 昨日、森山大道先生からお手紙が届きました。先生は、ぼくが撮った写真を見てくださっては、いつも真摯なコメントを贈ってくださいます。ご多忙のはずなのに、今回は便箋4枚にわたる長文で、本当に頭の下がる思いでいっぱいです。先生のコメントは、ぼくにとって自分の写真について色々と気づかせてくれ、羅針盤であり、写真を続けるパワーの源になっていることは間違いありません。
 新型コロナ禍による様々な影響は暫く続きますが、来年も、健康に留意し、さりげなく魂をわしづかみするような写真が撮れたらいいなと思っています。では、みなさん、よいお年をお迎えください。

12月22日

 今年も残り10日になりました。先週から日本海側では大雪になり、この冬は太平洋側の平地でも雪が降るかもとのこと。愛車のタイヤは既に冬用に交換していますが、雪道走行には至っていません。
 そんな中、兵庫県の新型コロナ新規感染者数が過去最高を更新ですか。う〜ん、なかなか減少に転じませんね。海外では変異したウイルスが拡大していて、新たな不安も生じてきています。個人としては、これ以上どうすればいいのでしょうかね。

12月15日

 シリーズ「日本の地方」の最新刊『函館』ができ上がりました。北海道で「写真のまち」と言えば、現在では「写真甲子園」が開催されている東川町を思い浮かべますが、歴史的には函館も負けてはいません。今号は、写真と深い繋がりのある3人のケンゾーを絡めてまとめてみました。

山間に佇む静かな温泉街。2020.11.29、龍神温泉で。

11月29日

 和歌山方面へ車を走らせ、高野山から護摩山を経て、龍神温泉へ到着。日高川に沿って辺りを散策しながら、写真を撮りました。その後も日高川沿いに走り、御坊から高速に乗って帰ってきました。お土産は、和歌山県最古の寺、道成寺(701年創建)の前で買った銘菓「つりがね饅頭」。この時期限定の栗を含めて4種類の餡があり、どれも甲乙つけがたく美味しかったです。

11月18日

 谷杉アキラさんの写真集「PIRKANOKA(ピリカノカ)」を入手しました。ピリカノカとはアイヌ語で「美しい形」を意味し、同書にはモノクローム111点の北海道の原風景が収録されています。北海道の地名の80%はアイヌ語由来だそうで、巻末に付いている各写真の撮影地のアイヌ語名とその解釈を参照しながら見ると、一つひとつの風景を読み解くことができます。

昭和レトロ情景館内では、1時間ごとにHOゲージの列車が走る。2020.11.15撮影。

11月15日

 たつの市の重要伝統的建造物群保存地区(2019年選定)を散策しました。兵庫県内ですが、ぼくが訪れるのは初めてとなります。18世紀中期から昭和初期までに建てられた町屋が数多く現存していて、外観を楽しむのもよし、見学可能な施設は中に入ってみるのもよし。その中の一つ、昭和レトロ情景館にお邪魔しました。階段で2階に上がり受付を通ると、店主が10年以上の歳月をかけて作ったHOスケールのジオラマが広がっていました。細部まで作り込まれていて、そこを走る蒸気機関車は、まるで本物みたいでした。個々の建物は照明も点灯し、夕景も見応えがありました。

11月 7日

 尾仲浩二さんの写真展「すこし色あせた旅」を観て、トークイベント及び尾仲さんと語る会に参加してきました。旅と写真と本にまつわるお話が聴けて、とてもためになりました。退色が始まった20年ほど前のカラーフィルムからのプリントは、まるで色あせた記憶のよう。この感覚は、この時代に年齢を重ねてきた人にしか解らないんだろうなあ、きっと。

11月 1日

 車で阪神高速を通って、JR奈良駅前まで行き、周辺を散歩しました。なぜ奈良かと言えば、夕方までに戻ってくることができる距離を逆算したまでです。京都は年に数回訪れますが、それに比べると、奈良は少ないですね。伊丹からだと距離はあんまり変わらないのに、車にせよ電車にせよ、京都のほうが断然行き易いことが関係していると思います。ならまちから猿沢池を経て、近鉄奈良駅近くで昼食を済ませて帰路へ。ホントさわりだけですが、鹿も見て、奈良を感じることができました。店先で年季の入った書道用具を見て、何だかいいなと思いました。

10月24日

 阪急中津駅で下車して、中崎町をぶらりと巡りました。この辺りは、タワーマンションと古い木造家屋が入り交じっていて独特な街並みを形成しています。カフェや雑貨店を目当てに、今日も多くの人々が路上を行き交っていました。特に目についたのは、あちらこちらに掲示された大阪市廃止の賛否を問う住民投票の啓発ポスターです。運命の日まであと1週間。なかなか答えが出せない難問のようですね。
 帰りに阪急三番街の玩具店の前を通ると、クリスマス限定品がちらほら並んでいました。もうそんな時期なんですね。

10月22日

 「東京懐かし写真帖」とその続編「東京レトロ写真帖」(いずれも中公新書)をアマゾンで購入しました。著者は、写歴70年近い秋山武雄さん。台東区浅草橋で洋食店を営む傍ら、都内を撮影し続けてこられました。現在も、白黒フィルムを使用されているそうです。どの写真もホント素敵なんですよね。市井の人々を力みなく捉えておられるんです。写される側も抵抗を感じない時代だったこともあるでしょうが、街も、そこで過ごす人々も大きく変わってしまったなあと、つくづく思いますね。

10月18日

 鳥取県八頭町を訪れました。中国縦貫自動車道の西宮山口JCT付近で事故があり、車線規制のため予定より1時間半遅れで現地に到着しました。せっかくの早起きが、……。まずは、町の中心にある郡家駅の観光案内所で、情報を仕入れることにしました。駅舎は5年前に整備されたもので、とても奇麗なんですが、その周辺は対照的に寂しく感じました。う〜ん、何を撮りましょうかねえ。これといった名所もないので、開き直るしかありませんでした。

10月17日

 先月できたばかりの写真ギャラリーG&S根雨で開催中のオープン企画「木村伊兵衛 写真展」を観ました。伊兵衛さんのオリジナルプリントが20点ほど飾ってありました。ほかに、アジェとドアノーのプリントも。ぼくは、オリジナルプリントの相場には疎いのですが、実際に伊兵衛さんの手によってプリントされたものが至近距離にあることを思うと、込み上げてくるものがありました。

真宗高田派本山専修寺近くの通りで、2020.10.11撮影。

10月11日

 映画「浅田家!」のモデルになった写真家、浅田政志さんの故郷、三重県津市へ別件を兼ねて行ってきました。ロケ地になった真宗高田派本山専修寺とその周辺、津ヨットハーバー、近鉄津新町駅などを巡りました。いずれも初めて訪れる場所で新鮮でしたが、中でも専修寺にある如来堂と御影堂の重厚な構えに心を打たれました。二棟をつなぐ廊下も実に素晴らしいのです。主人公が釣りをする港の防波堤も、映画の重要なシーンで度々登場します。今日も、家族連れなどが釣りを楽しんでいました。

10月 8日

 スマートフォンのスケジュール帳を使っている人って、どの位の割合いるのでしょうか。ペーパーレスやデジタル化の推進が声高に叫ばれる現在、来年の手帳をどうするか迷いましたが、これまで同様、紙の手帳を購入しました。安心感があるんですよね、紙のほうが。バッテリーを気にすることなく、災害で停電になっても、水に浸かっても、紙のほうが全く読めなくなる危険度が少ないと思うんです。

10月 4日

 写真家、浅田政志さんの半生を綴った映画「浅田家!」(二宮和也主演、中野量太監督)を観ました。映画として成立したのは、「浅田家」に増して「アルバムのチカラ」の存在が大きかったと思います。ネタバレになるので、これ以上はコメントを差し控えますが、写真集好きの人に対して一つ言えることは、映画パンフレットは「買い」です。

ポートアイランド西岸のしおさい公園で。2020.10.3撮影。

10月 3日

 大学写真部のOB会の総会に出席しました。午後から神戸ポートアイランドに移動し、午後5時まで自由に撮影。例年なら班行動するのですが、コロナ対策により少人数もしくは単独での行動となりました。ぼくは単独で、しおさい公園、市民広場周辺を歩きました。休憩がてら、家具・生活雑貨店のIKEAに初めて立ち寄りました。シックで上品な感じのフォトフレームが豊富にあって「いいね!」でした。

9月22日

 愚息と一緒に、彦根まで片道約120kmのドライブ旅行をしました。実に7か月ぶりの二人旅です。タイミングよく、ひこにゃんを見ることができ、その後天守まで登りました。国宝指定の天守って、他に松本城、犬山城、姫路城、松江城と、全国で5つしかないんですよね。天気もよく、城内は混雑気味でしたが、見晴しは最高でした。お昼は、城下通りにある丼専門店で、牛丼と焼肉丼をいただきました。とても上品な味で、グッドでした。

9月19日

 午後からコンパクトカメラを持って外出しました。JR大阪駅ビルにあるスタバでコーヒーをすすりながら、大体のコースを決めました。梅田にあるソニーストア、ニコンサロンから中之島のキヤノンギャラリーを経て、四ツ橋筋と御堂筋の間の道を南下し、南船場のギャラリーアビィまで歩きました。よい時間になったので、そこから北上し、本町の富士フイルムフォトサロンに立ち寄り、本町から地下鉄に乗って戻ってきました。撮影より鑑賞に時間を費やした一日となりました。

「KENZO」の旧ロゴ(左)と新ロゴ(右)。2020.9.17、自宅で。

9月17日

 1980年代〜90年代前半、よく目にし、神戸旧居留地にも店舗を構えていたファッションブランドの「KENZO」。ぼくは当時の薔薇をモチーフにした作品が気に入り、以来、細々とコレクションを続けてきました。「KENZO」はその後、LVMHの傘下に入るなど紆余曲折がありましたが、近年はニューエラやディズニーとコラボを行うなどし、若年層の支持も得ているようです。こうした流れの中、今年1月、新デザイナー就任を機にお馴染みのロゴまで変えてしまうという大変革が施されました。これが吉と出るか凶と出るかは大きな賭けだと思いましたが、ぼくは、現在の展開にとてもワクワクさせられています。やっぱり思い切った改革って時には大事ですね、政治の世界じゃないけれど。

9月 5日

 gallery 176で開催中の井上雄輔さんの写真展「CONTAINERS」を観ました。ある意味斬新な切り口で、一枚一枚を楽しませていただきました。主役は真横から捉えられた鉄路を走行中のコンテナですが、フレーミングがよく練られていて、前後に写り込んだストラクチャーにも自然と目がいくんです。著書「知覚のエアポケット」に収められた、井上さんのテキストも秀逸で、一冊手にして帰りました。

9月 1日

 NHKクロ現「としまえん 最後の夏」を見て、ジーンときました。94年の歴史に幕を下ろした昨日、園内では子どもから大人までが涙していました。ぼくの中では、今はなき、宝塚ファミリーランド、エキスポランド、ポートピアランドでの数々の思い出がオーバーラップしました。TDRとUSJしか知らないなんて、寂しいですよね。現存する日本最古の遊園地「ひらパー(ひらかたパーク)」(大阪府枚方市)には、何が何でも頑張ってもらいたいと思います。

8月23日

 gallery 176で、鈴木郁子さんの写真展「奄美1/2(half)」を観ました。この眼で実際に見たことのない、少々色あせた光景が並んでいました。作品撮影にはコニカFT-1プロハーフというハーフサイズのフィルムカメラが使用されています。画面サイズが通常の半分になるので、36枚撮りフィルムで72枚撮れるというものです。なぜこのカメラを敢えて使用されたのか、機会があればお尋ねしたいと思いました。

神戸の夜景を観る。2020.8.16、諏訪山展望台で。

8月16日

 日中は体温を超える気温だったことから、夕方からマイカーで六甲山を縦断しました。宝塚から登って、山頂を通過し、六甲ケーブル山上駅を経て、再度山ドライブウェイを通って下山しました。神戸の市街地の夜景を高台から眺めました。昔に比べて沖合いに浮かぶ船舶の数が少なくなった気がしますが、やっぱり、いいよねえ。1000万ドルの夜景と呼ばれるようになって久しいけど、その価値は変わってないかなあ。

8月15日

 終戦の日から75年を迎えました。このほど出版された「AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争」(光文社新書)は、戦争をより身近なものとして感じさせてくれました。それは、写真のカラー化によるところが大きいと思います。白黒写真は「凍りついた」印象を受けるが、カラー化することで時が流れ始めると、筆者は言います。戦前や戦時の実際にあった出来事や光景が現在に繋がっている感覚で蘇ります。戦争を考えるこの夏、おすすめの一冊です。

8月 5日

 下道をのんびりドライブして、神戸市西区にある神戸ワイナリー(農業公園)まで行きました。平日ということもあり、客は数名でした。園内で遅めのランチを摂ってから、新発売のブドウのソフトクリームをいただきました。おみやげには、白ワインとブドウジュースを各1本買って帰りました。

7月25日

 ぼくはモーツァルトの音楽が学生の頃から好きで、中でもクララ・ハスキルのピアノ演奏は格別だと思って聴いてきました。ピアノ協奏曲第20番第1楽章の後半のあの表現は、何度聴いても痺れます。
 今日書店で何気なく手に取った「ウルトラセブンが『音楽』を教えてくれた」(青山通著、新潮文庫)にハスキルのことが7ページに渡って書かれていたので、迷わず買って帰りました。ウルトラセブン最終回のクライマックスシーン(ダンがセブンであることをアンヌに明かす場面)で使用されたのはカラヤン/リパッティ盤のシューマンのピアノ協奏曲なんですが、この演奏に匹敵するのはハスキルしかないといったようなことが考察されています。それにしても、ウルトラセブンの音楽ってどの場面も、格調高く、素晴らしいですね、本当に。

新型コロナ禍もあって、づぼらやは閉店となり、名物看板の行方が注目されている。2020.7.8、新世界で。

7月 8日

 大阪新世界の串カツ「だるま」のカウンターで昼食を摂りました。客は、最初ぼくだけでしたが、そのうちに増えて6人になりました。緊急事態宣言解除後、徐々に戻りつつあった客足は、7月に入ってから再び鈍くなったと店長の弁。東京などで感染者が増加傾向に転じている影響か、それともこのところ続いている大雨が影響しているのでしょうか。いずれにしても視界は晴れませんね。
 昼食後、通天閣の展望台に昇って、大阪の街並みを見下ろしました。上町台地に建つ母校の高校の校舎とグラウンドを久々に目にして、感慨に耽りました。

7月 4日

 九州熊本県南部の球磨川流域がたいへんな事態になっています。数十年に一度の大雨の光景を、このところ毎年のように目にしています。訪れたことのあるまちの変わり果てた姿を見て、言葉になりません。

6月19日

 日本酒をテーマにした「『伊丹諸白』と『灘の生一本』」が、今年度で最後の日本遺産(文化庁主催)に認定されました。ぼくはお酒をあまり飲めないので、力の入ったコメントは出てきませんが、伊丹から神戸にかけての銘醸地の知名度が上がるのは正直うれしいですね。これを機に少しでも賑わいを取り戻し、「下り酒」の歴史や現状について正しく理解してもらえたら仕合わせです。

6月14日

 大山顕さんの著書「新写真論 スマホと顔」は、とても斬新でした。デジタルカメラの普及は革命と思っていたが、実はそうでなく、本当の革命は「自撮り」だと言います。スマートフォンとSNSこそが、写真を大きく変えたと。確かに、スマホによってカメラと撮影者が可視化されるようになったと思います。写真を撮る装置と見る装置が同一ということで生じる様々な問題について、ぼくはあまり意識したことがなかったですね。

6月 2日

 歴史あるカメラ雑誌「アサヒカメラ」の休刊が昨日、発表されました。ぼくもかつて定期購読し、写真を掲載していただいたこともあり、たいへんお世話になった雑誌です。ただ近年は、マンネリ感が否めなく、興味ある記事が掲載された号のみを購入するようになっていました。
 カメラを持たなくても、携帯電話のカメラ機能で、だれもが失敗しない写真が撮れる時代に、カメラ雑誌の存在意義が薄れてきたのは当然の帰結なのでしょう。ますます個性が試される、面白い時代になったと、ぼくは前向きの気持ちでいます。「アサヒカメラ」で学んでことは、一生忘れません。ありがとうございました。

5月25日

 全国で新型コロナウイルスに係る緊急事態宣言が解除されました。外出する人も徐々に増えていくでしょうが、当分の間は、感染防止のために、三密を避けることやマスクの着用、こまめな手洗いなどは欠かせません。新型コロナウイルスについては、だんだんと特性が判明していますが、なかなか厄介なウイルスであることは間違いなさそうです。引き続き、警戒していきたいと思います。
 この2カ月の間に、楽しみにしていた2つの展覧会が中止になったことが残念でした。ほかに影響を受けたことと言えば、ドイツの出版社から待ちに待った写真集が一昨日ようやく届いたことですね。

5月15日

 ぼくは、世界史や日本史という教科が好きではありませんでした。ただ、色んな場所に行って写真を撮っていると、否応無しにその土地の歴史が写り込んでしまうんですよね。だから、写真集「日本の地方」シリーズのあとがきでは、撮影地の歴史に触れることが多いです。
 最近の巣ごもり生活の中で読んで、目から鱗が落ちる思いがしたのが「一度読んだら絶対に忘れない日本史の教科書」です。歴史入門書でありながら本文に「○年」というのが全く出てきません。絶対に忘れないかは個人差があるでしょうが、全体の輪郭や流れが掴めるというのはこれまでになかった経験でした。
 同じようなことは写真撮影にも言えないかと。シャッタースピードとか絞りとか撮影データがそんなに大事かって思うんですよね。そんなこと覚えなくても、いい写真を撮る人は撮るわけだし。

5月 6日

 この5日間、買い物で2回、仕事で1回外出した以外、自宅で過ごしました。他人との接触はトータルで9割以上減らすことができたと思います。緊急事態宣言の延長が決まり、明日以降も現在の要請が暫く続きます。一番辛いのは、やはり撮影旅行に出られないことですね。マイカーで遠出したい気分は日増しに強くなっています。走らないのは車にも良くないですから。

左が今回の写真集。前回(右)のデザインが踏襲されている。2020.4.25、自宅で。

4月25日

 写真集『永遠のソール・ライター』(小学館)が届きました。同書は、美術館「えき」KYOTOで今月11日から5月10日まで開催予定だった写真展に関連して出版されましたが、写真展は残念ながら新型コロナの影響で中止となってしまいました。せめて家の中で、ソール・ライターの写真を眺めようと入手したものです。ソール・ライターの写真展と言えば、2018年に伊丹市立美術館他でも開催され人気を博しました。今回は2年前とは異なるカットで構成されていて、どちらがいいかは甲乙つけがたいですね。

4月23日

 今月に入ってしばしば、近所の馴染みの飲食店のテイクアウトを利用しています。今日は、西洋懐石アンシャンテさんの「おにつら弁当」と「柿もり弁当」を買って帰りました。前者は牛肉のロースト、後者は豚肉のビール煮込みがメーンで、豆ご飯が共通となっています。愚息と二人でシェアしていただきました。とても美味しかったです。本当は、おうちじゃなくてお店で食べられるのが一番なんですけどね。
 現在、伊丹でテイクアウトができる飲食店を紹介したホームページがありますので、興味のある方はこちらをどうぞ。

4月11日

 「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン」。新番組「ハクション大魔王2020」をテレビで見ました。小学生の頃見ていた前作(再放送)の50年後の世界で、主人公の少年は前作の孫となっています。壺に100年間封印されてしまうという前作最終回で涙したことを、現在も鮮明に覚えています。その続編を見られるとは、夢みたいです。家に閉じこもっている中、久々に楽しませてもらい、魔法で今の世界を変えることができたらどれほどいいだろうと、強く思いました。

4月 5日

 桜が満開を迎えていますが、今年は撮影することなく終わりそうです。とにかく新型コロナウイルスの感染が収まってほしい。それしかないですね。

3月22日

 新型コロナウイルスの関係で、この2日間、ほとんど家の中で過ごしました。おかげで、一冊写真集ができあがりました。本当は、映画館に行ったり、大阪か神戸に出掛けて写真を撮ったりしたかったのですが、兵庫・大阪は感染が拡大しているため、自粛しました。気分も乗らないですし、これで良かったのかもしれませんね。でも、この状態がいつまで続くのか、わからないというのが、一番辛いところですね。

3月15日

 運動不足解消を兼ねて、自宅から服部天神(大阪府豊中市)まで約7kmを歩きました。途中、にわか雨にみまわれましたが、1時間40分ほどで目的地のgallery 176に到着。同ギャラリーで開催中の友長勇介さんの写真展「写真素志II」を観ました。モノクロームで捉えられた、どこか懐かしく新しい光景の数々。言葉で説明できない写真って、やっぱりいいですね。

3月 8日

 奈良市写真美術館で開催中の尾仲浩二さんの写真展「Short Trip Again」を観てきました。1980年代から2019年にかけて撮影された旅の写真群が会場に並んでいました。もう絶対に誰も撮れない、被災前の東北を撮影された写真集「海町」に目を奪われてしまいますが、長年にわたって、白黒とカラーの差はあれ、一定の調子で撮り続けておられるところは、ぼくもぜひ見習いたいと思いました。

3月 5日

 2週間前までの予定では、今日から神戸で始まるグループ写真展で新刊「津山・勝央」をお披露目する段取りでしたが、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、写真展はやむを得ず開催中止となりました。残念ですが、今は、皆さんお一人おひとりが身を守っていただくことが第一です。
 この半月ほど、最小限の外出に留めているためか、ちょっとぽっちゃりとしてきています。別の角度からも気をつけて、何とか踏んばりたいと思います。

3月 1日

 昨日は一歩も家から出ず、今日は食料品の買い物のためJR伊丹駅前まで出掛けました。外出を控えている人が多いせいか、普段なかなか手に入れることができない「キツネイロ」のどら焼きをゲットすることができました。向かいにある「乃が美」の生食パンも入手し、満足いく買い物となりました。
 つい先ほど、明日の楽しみに置いていたどら焼きがいつの間にやら消えていることに気付きました。入浴前には確かにあったのに、ショックです。わが家のドラえもんに警戒しておくべきでした。

2月16日

 話題の映画「パラサイト 半地下の家族」(2019年、韓国)を観ました。テンポが良く(ちょっと良過ぎるところはありますが)、飽きさせない展開はさすがでした。でも、さらっと流してしまってよいものか、いろいろ考えさせられましたね。

2月12日

 ぼくの写真をとても気に入ってくださっている東京都在住のAmaさんから一冊の分厚い写真集が届きました。1月19日に88歳で亡くなられた奈良原一高さんの「The Sky in my Hands」(島根県立美術館、2010年)です。ぼくが奈良原さんの写真を初めて見たのは、高校生の頃で、写真雑誌「CAPA」だったと思います。そのアメリカ・インディアン村の二つのゴミ缶の写真は、今日まで忘れることのない一枚になりました。静かに写真が何かを語りかけて来るかのような独特な表現は、それまでの報道写真とは一線を画し、写真表現の新境地を切り開いたと言っても過言ではありません。
 昨年12月にNHK日曜美術館で奈良原一高さんの作品が取り上げられたばかりで、それから僅か一カ月でまさかと思いましたが、心からご冥福をお祈りしたいと思います。

この時期の日本海にしては穏やかで青かった。2020.2.11、浜坂の海岸で。

2月11日

 温泉にのんびり浸かろうと、兵庫県北部の新温泉町まで愚息と二人旅をしました。せっかくの冬用タイヤなので、雪道を走りたいと思っていたのですが、途中の山間部で除雪された雪が僅かに残る程度で、雪を踏み締めることはありませんでした。
 新温泉町では、浜坂温泉郷の一つ「七釜温泉」で源泉かけ流しのお湯を堪能しました。室内風呂は、ちょっと温度が高く感じました。日本海の海岸沿いに出たあと、余部鉄橋、但馬空港に立ち寄り、朝来市にある「よふど温泉」に浸ってから家路につきました。

2月 6日

 半年ほど前から、食パンにこだわっています。色々試してみようと、今まで食べたことがなかったものを積極的に買って帰ることが多くなりました。伊丹市内のお店で、幾つかお気に入りができました。お値段は張りますが、10等分(いわゆる5枚切り)して、2枚をお弁当として持って行くことを考えれば意外とお得なことに気付きました。中でも、生食パンは本当に感動もので、それだけで十分美味しくいただくことができます。午前中に売り切れになる理由もよく解りますね。

2月 2日

 家に籠って、次の写真集「津山・勝央」のあとがきを書き終えました。2017年に出版を始めたシリーズ「日本の地方」は10冊目を迎え、これまでは全40ページをモノクロームとしてきましたが、今回初めてカラーを2ページだけ使いました。最終段階でカラーに差し替えてみたところ、自分の中で、アクセントが効いていいんじゃないかとなったんです。ほかの人の反応をぜひ伺ってみたいと思います。

2月 1日

 映画「AI崩壊」を観ました。2030年の話を映像化するのって難しいものだと思いました。5G、6Gで、もっと時代は先へ進んでいるような気がしないでもありません。ぼくの中では、写真はやはり紙がいいという趣旨の台詞が妙にひっかかりましたね。

災害状況確認の訓練飛行を行うドローン2020.1.26、伊丹スポーツセンターで。

1月26日

 2年に一回の、総合防災訓練に参加しました。いつ大地震が起こっても不思議ではないですから、日頃からできる限りの備えはしておきたいですね。でも、阪神・淡路大震災を思い出すと、……。あの時は、数カ月間休みがなかったけれど、現在の体力で果たして持つか、ちょっと心配です。

1月21日

 田中八重洲画廊での写真展にお越しいただいた皆様、ありがとうございました。写真集を初めて手にとってご覧いただいた方も多く、うれしく思います。ぼくは、写真を紙の冊子にして残すのが好きで、このような機会がこれからも設けられたらいいなあと思っています。ペーパーレスの時代に何て時代遅れなことをとお叱りを受けるかもしれませんが、透過光で見る写真と反射光で見る写真は、違うと思うんですよね。それと、ページをめくる動作というか感覚が何にも替え難いんです。

1月14日

 本日から20日まで、東京駅八重洲北口徒歩3分の田中八重洲画廊で開催される「神戸大学写真部OB東京展(創立85周年記念展)」に、私がこれまでに出版した写真集を出品しています。同展には、このほかに写真部OBによる約40点の写真が展示されていますので、ぜひご覧ください。時間は10時30分〜17時(16・17日は19時まで、20日は13時まで)。

1月13日

 gallery 176で今日から始まったDoris Hsu(台湾の高雄在住の作家)さんの写真展「凝視」を観て、ギャラリートークにも参加してきました。被写体は、「Elephant Gym 」という台湾のバンドです。ぼくは、このようなミュージシャンを被写体とした写真をまとまって見ることは少ないので、楽しみにしていました。すべてモノクロフィルムで撮影され、ブレとボケもあるという、ぼく好みのところを差し引いても、今回の展示はよかったですね。写真を眺めるだけで響くものがあり、流石と思いました。

森山大道先生からの「佳いお年を!」をお福分けします。2019.12.30撮影。

12月30日

 令和元年も、明日の大晦日を残すのみとなりました。皆さんにとって、今年一年はどんな年だったでしょうか。ぼくは、いいこともそうでないことも色々ありましたが、全体を通してみるとプラスの年だったと思います。健康で、毎日やらなきゃいけないこととやりたいことをやって過ごせているだけで幸せですよね。この年末年始は、殆ど家にいて、やりたいことだらけです。いつもの時刻に起きて、本を読んだり、テレビを見たり、料理をしたりですね。それと、プラモデルを久々に作ってみようかなと。電飾の組み込みを一度やってみたかったんです。でも、封を開けてみて、細い光ファイバーの束に少々ビビっています。
 郵便受けを見ると、Micさんからお手紙が、森山大道先生からお葉書が届いていました。心が暖まり、とっても嬉しかったです。

12月14日

 赤穂義士たちが討ち入りを果たした12月14日に毎年開かれている「赤穂義士祭」に行ってきました。今年で116回目という歴史あるお祭りです。午後のパレードでは、俳優の高橋英樹さんが大石内蔵助役として特別出演。高橋さんを一目見ようと大勢の人々が沿道に詰めかけていました。
 この時期の赤穂と言えば「牡蠣」。午前8時過ぎに車で現地に到着してから、まず朝食として牡蠣めしを、そしてお昼前に牡蠣のお好み焼きを、お昼過ぎに牡蠣フライ定食をいただきました。まさに牡蠣三昧の一日となりました。

コンパクトデジカメで撮影したルミナリエ。東遊園地で、2019.12.11撮影。

12月11日

 25回目を迎えた「神戸ルミナリエ」。これまでで最も心に残っている回は、断トツで第1回(1995年)ですね。規模も現在の3倍以上あったと思いますが、震災から1年足らずのあの頃、復興の光がようやく見えてきたという人々の安堵の表情があちらこちらにあったように思います。まさに希望の光でした。あれから24年という歳月が過ぎ、今回ぼくは、ルミナリエの現場にいる人々に注目しました。カップル、家族づれ、友達同士、警備員、……。それぞれどのような思いで、ルミナリエを眺めているんだろうと。会場で募金を募っていた若者達は、もちろん、あの震災を体験していません。
 ルミナリエの電球はLEDへ変わり、人の手にはスマートフォン。白熱球とフィルムカメラだった時代と比べ、光のもつ温もりを記録するのが難しくなったように感じるのは、ぼくだけでしょうか。

12月10日

 ご遺族の悲しみをのせた喪中の便りが、今年は例年に増して届いています。故人の中には、ぼくがお世話になった人、ぼくのことを応援してくれた人もいて、もう二度とお目にかかれないことを自覚すると、心が張り裂けそうになります。ぼくは、両親、義父母そして妻も既に亡くしているので、その深い悲しみに対して人一倍敏感なのかもしれません。
 大切な人を失った時の底知れぬ悲しみから自分自身どうやって立ち直ってきたのか、実はよく覚えていません。色々な方の支えがあったことは間違いありませんが、唯一ぼくを救ってくれたものがあるとするならば、それは「写真」じゃないかと思うんです。お酒に溺れる人がいるように、ぼくの場合は、写真に溺れたとでも言ったらよいのでしょうか。暴写して、写真集をいっぱい作って、……。ぼくの写真集を見てくださった方々から言葉をいただき、それをエネルギーにして、また撮り続けるって感じですね。幸いにも、この世界がある限り写真はなくならないので、きっとぼくはこれからも大丈夫なのでしょう。

11月30日

 岡山県津山市を訪れました。過去数回通過したことはありますが、市内を歩くのは初めてです。津山駅や津山城跡の周辺を巡り、写真をたくさん撮りました。紅葉もピークを過ぎたせいか、観光客は疎らでしたね。駅前の観光案内所で見たCGで復元された城があまりに見事で、目に焼きついています。城は、廃藩置県後の明治7年に取り壊されていて、後に復元された備中櫓が当時を体感できる唯一の建物となっています。
 ちなみに昼食は、ご当地グルメ「津山ホルモンうどん」をいただきました。気さくに声をかけてくださるご高齢の女性もいて、色々とお話を聞かせていただき、有り難かったです。

11月22日

 久々に持っている手が震えました。「これが写真だ」というものを見せつけられました。蒼穹舎から届いた一冊の写真集、山崎弘義さんの『CROSSROAD』が半端なくいいんです。
 細長のパノラマで切り取られた、1990年〜1996年の東京のスナップ写真が眼の前で交錯します。モノクロフィルムの定番とも言える、コダックのトライXのトーンも懐かしいし、装丁もステキですね。
 あとがきで、山崎さんがかつて広報の仕事をされ、森山大道先生に毎月写真を見てもらっていたという経歴の持ち主であることを知り、ぼくは全身の細胞が震えるのを覚えました。

11月17日

 大阪府豊中市の阪急服部天神駅近くのgallery 176で開催中の金村修さんの写真展「Voodoo Doughnut」を観ました。ポーランドとニューヨークで撮り下ろされた約200点のモノクローム写真が2段で、目線の高さに線状に展示されていました。会場と同ギャラリーのホームページには、金村さんのテキストが掲出されています。街でスナップ写真を撮り続ける人にはぜひとも一読してほしい内容でした。ぼくには、とてもとてもあのような文章は書けないです。

11月15日

 阪急神戸三宮駅西口の改札を出ると、マクドナルドがなくなっていることに衝撃を受けました。今まで、この店の前で数えきれないほど沢山の人と待ち合わせをしてきた場所だけに、あるはずのものがなくなると寂しい限りです。
 今日は一人で、駅のすぐ近くにあるステーキランド神戸館で昼食を摂りました。有名なお店ですが、行ったことがなかったんです。平日のランチはお得な価格になっているので、ちょっとだけ贅沢をすることにしました。店内で着席してから気付いたのですが、ほぼ満員のお客の殆どが中国人観光客でした。爆食とでも言うんでしょうか、圧倒されました。
 データを調べてみると、中国からの訪日者数は、前年比約2割増になっているんですね。対して、韓国からの訪日者数は半減しています。

11月 9日

 3日前から北海道函館市に滞在していました。函館は、一昨日に雨が降ってからかなりの冷え込みでした。北海道新幹線に乗ってみたかったので、JRで函館から伊丹まで帰ることにして、新函館北斗駅9時35分発の「はやぶさ16号」に乗車。たまたまなのでしょうが、ぼくが乗った車両の乗客は殆どが中国人で、中国に来た(お得な?)気分になりましたね。盛岡駅で途中下車し、Higさんと会って、駅前で昼食を共にしました。麺とお肉が美味しいお店に連れて行ってくれて大満足です。
 盛岡からは「はやぶさ20号」で、東京駅到着は定刻から2分遅れの16時6分。東京駅からは新大阪行き「のぞみ247号」に乗って、帰宅したのは21時になりました。
 遠距離は飛行機を使いがちですが、時間に余裕があれば、また列車の旅をしたいなあと思いました。

11月 7日

 デジタルカメラが売れず、各メーカーが業績の下方修正を余儀なくされています。大きな要因は、スマホを持っている人は、スマホのカメラで十分ということなのでしょう。ぼくはiPhoneを持っていますが、そのカメラ機能は緊急用にしか使いません。多い時は一日で1000枚以上撮るので、写真を撮影している時に電話がかかってきたらどうするの?というのが、最大の理由です。
 ちなみに今一番よく使っているのはSonyのRX100。ズームが効いて、ファインダー内蔵で、何よりポケットに入るサイズという点がgoodです。

11月 2日

 JRおおさか東線(新大阪から久宝寺まで)に初めて乗りました。車窓の風景を眺めながら、まだまだ知らない大阪があるなあと改めて思いました。久宝寺駅から乗り継いでJR難波駅まで行き、ミナミを久々に歩きました。コンパクトデジカメのみで約800ショット撮りました。ノーファインダーのブレ、ボケ写真も多く含まれているはずです。撮影時は意識していなくても、少し寝かせてから見ると、ヒットがたまにあるんですよ。これがスナップの醍醐味だと思っていますし、ぼくが止められない理由です。

10月30日

 伊丹市立中央公民館で開催中の「伊丹市展」を観てきました。絵画とか書とかはよくわかりませんが、写真の部の上位入賞作品は、上手いなあと感心しました。ぼくも何度も訪れたことがある有名な撮影地で撮ったものでも、視点が斬新なんですよね。「ああ、こう来るか」って感じで。

展示された伊丹市のマンホール。池田城跡公園で、2019.10.19撮影。

10月19日

 「第9回マンホールサミット」が大阪府池田市の城跡公園他で開催され、その会場を覗いてきました。会場では、全国各地のマンホールを紹介したマンホールカードのほか、コースターや缶バッジ等のグッズを販売。限定グッズを目当てに、マンホーラーと呼ばれるマンホール愛好家が全国から集結していました。
 マンホールのデザインって実に多彩で、それぞれの自治体の花や木、鳥、名勝等が描かれたものが多いのですが、ちびまる子ちゃん(静岡市)や銀河鉄道999(北九州市)など人気アニメキャラクターが描かれた限定ものがあったりします。そういうのは人気が高いんですよね。ちなみに、伊丹市のマンホールは、昆陽池のコブハクチョウとカモが描かれていて、今回、周辺自治体の一つとして展示されました。

10月17日

 松尾芭蕉生誕の地、伊賀流忍者の里として知られる、三重県伊賀市へ行ってきました。伊賀市(旧上野市)を訪れるのは4回目ぐらいだと思います。伊賀鉄道の電車に乗って忍者線を一往復した後、忍者市駅周辺を歩きました。駅南側の城下町には寺院のほか、古い町屋が所々に残っていますが、昭和の時代を感じさせる商店には閉店の張り紙が散見され、寂しさを感じました。これは、最近の地方ではお馴染みの光景と言っていいかもしれません。
 忍者博物館や芭蕉翁記念館も頑張っているとは思いますが、リピーター獲得のための仕掛けが何かほしいですね。昼食はちょっと贅沢をして、伊賀牛のステーキをいただきました。伊賀牛料理のお店はたくさんあるので、食通なら、これだけで再訪したくなるかも。帰り際に地元をよく知る方との立ち話で、まちづくりについて色々と有意義な話を聞かせていただき、非常にためになりました。

10月10日

 元「体育の日」の10月10日は、晴れの確率が高い特異日です。すがすがしい秋晴れの下、久々に神戸メリケンパーク周辺を歩きました。ポートタワーがツインになっていたので、思わずパチリ。その写真をTOPページの写真にしてみました。

10月 5日

 母校の大学の写真部の合同撮影会&合宿(1泊2日)で、愛知県犬山市に来ています。参加者は総勢31名。国宝犬山城は、修繕の足場が組まれ、外観を見ることはできませんでしたが、天守閣まで登り、木曽川など眼下に広がる景色を眺めることができました。色んなお店が並ぶ城下町を歩いて往復。甘い物好きのぼくは、写真よりそちらの誘惑にかられてしまいましたね。

9月28日

 午前中、神戸三宮へ出て、今月末で営業終了の「そごう神戸店」の最後の姿をカメラに収めました。ぼくの他にも、カメラやスマホを向けている人が何人かいました。「そごう神戸店」は、来月5日から「神戸阪急」となります。そごう神戸店が入るビルのルーツは1933年に竣工した三宮阪神ビル。地下に設置された阪神電鉄の神戸駅(後の三宮駅)のためのビルだったんです。その証拠に、現在もコーナーの壁面に「阪神電車三宮駅」と掲示されています。それが、阪神じゃなくて、阪急百貨店になる日が来るなんて、小林一三も想像だにしなかったでしょう。
 「神戸阪急」は三度目の誕生となります。神戸三宮の一等地の顔として、末永く営業を続けてもらいたいなと思います。「そごう神戸店」にとって、1995年の阪神・淡路大震災が致命的でしたね。慣れ親しんだ「そごう神戸店」で最後の買い物をして帰りました。

9月21日

 今日からまた3連休の人も多いと思いますが、台風が接近していて、全国的にあいにくの空模様の予報です。早朝から愚息と一緒に京都まで行って彼岸参りを済ませました。京都市内は雨でしたが、行楽シーズンとあって、午前7時から8時台にかけて既に道路は混雑していました。遠足か修学旅行と思われる観光バスが横切るシーンも目にしました。
 一旦家に戻ってから、連休中は家に籠ることを念頭において、その間に読む本を求めて、伊丹市立図書館「ことば蔵」へ行きました。取り敢えず、2冊ゲットしました。同館内ギャラリーで開催中の伊丹美術協会写真部展を観てから帰りました。

9月16日

 神戸市北区にある道の駅「神戸フルーツ・フラワーパーク大沢(おおぞう)」へ行きました。フルーツ・フラワーパークは1993年4月オープン。家族でバーベキューを楽しんだ記憶があります。入園者の落ち込みや、阪神・淡路大震災後の財政難等から、一時は閉鎖も含めて検討されたようですが、ホテルを民間事業者へ売却し、2017年3月からは道の駅として運営されるなど、経営改善が図られ、今日に至っています。道の駅としたことは、奏功しているように見受けられました。標識を見て、気軽にふらっと立ち寄る人もいるんじゃないでしょうか。今日も午前11時ごろには、渋滞の列ができていました。

一つ一つの籠に餌を入れるのもたいへんです。旧岡田家住宅で、2019.9.14撮影。

9月14日

 伊丹市内で秋の恒例行事となった「鳴く虫と郷町」のイベントが昨日から始まりました。国の重要文化財である旧岡田家住宅の酒蔵を訪れ、コオロギやマツムシなどを見て、音色を聴いてきました。22日まで様々な関連イベントが開催されていますので、この機会にぜひどうぞ。
 本日封切りの映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」を観ました。写真家の蜷川実花さんが監督として、太宰をどのように描かれるのかとても興味がありました。史実と異なる点はご愛嬌として、個人的には、3人の女性すべての生い立ちや背景をそれなりに描くには時間が足りないので、2人の愛人のいずれか(個人的には、山崎富栄かな)にフォーカスを絞ってほしかったなあと思いました。

9月11日

 写真家のロバート・フランクさん(94)が亡くなられたことを新聞で知りました。2年前の神戸での大規模展を観ておいて良かったです。名著「The Americans」は、バイブルとして、ぼくの書棚にも収められています。ご冥福を心からお祈りします。

8月31日

 台湾の写真作家、許曉薇さんの写真展「花之器 The Vessel that Blossom」をgallery176で観て、トークイベントにも参加しました。自身の体を花器にして写された作品を前にして誰しも、彼女が何故このような写真を撮るに至ったかについて無関心で通り過ごすわけにはいかないでしょう。詳しい経緯はここでは省略しますが、「写真に出会えて本当に良かった」という彼女の言葉が心に沁みました。

8月19日

 明日20日から25日まで、兵庫県民アートギャラリー(兵庫県民会館2階)で開催される第69回旧三商大写真展に、拙著『五所川原』と『亀山』を出品します。時間は10時〜17時(最終日は16時まで)です。写真部学生とOB/OGの作品が多数展示されます。ぜひご覧ください。
 なお、同写真展は、来週28日から9月1日まで、小金井宮地楽器ホール市民ギャラリー(JR中央線東小金井駅前)でも開催されます。時間は10時〜18時(初日は15時から、最終日は15時まで)。

8月16日

 スーザン・ソンタグが戦争写真を多面的に考察し、2003年に世に送り出した著書「他者の苦痛へのまなざし」を読み終えました。長らく自宅の本棚に寝かせてあったものです。でも、今読んで良かったと思います。というのは、1945年の原子爆弾投下にちなんだ証拠写真に関連する記述が、今年4月に全面リニューアルされた広島平和記念資料館における展示写真に木霊しているように感じたからです。
 戦争写真は、通常美しいものであるはずもなく、特別に意識をしないと見ることはないと思います。平和な日々の中で暮らす私たちには、戦争は、写真や映像でしか現実になりません。この世に、戦争や紛争、テロがある限り、年に何回かは目を向けなきゃいけないんじゃないかと思うんです。

8月14日

 先日、四国の親戚からたくさんの金時芋をいただきました。だし煮にすることが多いのですが、今日は愚息のリクエストに応えて、買ってきた海老と一緒に、天ぷらにしてみました。
 初めてサラサラタイプの薄力粉を使ったのですが、ダマにならず、奇麗に揚げることができました。知らない間に、粉も進化しているんですね。ホクホク、サクサクで美味しかったです。明日のお弁当のおかずも、これで決まりです。

走行中のレールバス「ハイモ180」から。有田川鉄道公園で、2019.8.3撮影。

8月 3日

 高野山から紀伊水道に向かって流れる有田川沿いをマイカーで旅しました。流量少なめの川では、鮎釣りをしている人の姿があちらこちらで見られました。いつものように、所々で車を止めて写真を撮るのですが、あまりの暑さで車から降りるのが嫌になるほどでした。途中、棚田の美しいあらぎ島へ立ち寄りました。新しいTOPページの写真が、その時お立ち台から撮った一枚です。
 昼食後、有田川鉄道公園へ。映画「ALWAYS 三丁目の夕日'64」のロケ地にもなった場所です。園内では、動態保存されているレールバスに乗車することができました。実は、このレールバスとは33年ぶりの再会なんです。岐阜県の樽見鉄道で活躍した後、1994年に譲渡されて、ここで安住していたんですね。元気に動く姿を見て、懐かしくもあり、嬉しくもありました。

7月20日

 gallery 176で、西川善康さんの写真展「DAVAO 2019」を観ました。ダバオは、フィリピン南部にある同国第三の都市。発展のきっかけは、20世紀初頭の日本人のマニラ麻の栽培によるところが大きく、現在も多くの日系人が住んでいます。会場には、今年5月に街を活写された80点近いカラー写真が並んでいました。西川さんは約20年前にもダバオに滞在されています。今回は、デジタルカメラに20年前と同じ標準レンズを取り付けて撮影されており、フィルムとデジタルの違いはあれ、当時と同じ画角で街の風景を切り取られたところは面白いと思いました。

7月15日

 ウィンブルドン選手権の男子シングルス決勝を最後まで観たため、少々寝不足でした。4時間57分に及ぶ戦いで、試合終了が日本時間の午前3時過ぎ。前日の女子シングルス決勝が56分だったので、まさかここまで長くなるとは思ってもいませんでした。決勝としては史上最長の激闘だったんですが、日本のニュースでは、望月慎太郎選手のジュニア日本人初優勝のほうが大きく取り上げられていましたね。
 午後からは、北井一夫さんの写真展「カラー いつか見た風景」を観に行き、写真家の北井さんに初めてお会いし、トークイベントにも参加しました。撮影時は「日差し」を気にかけていると教えていただきました。そう言えば確かに、影が斜めに写り込んでいる写真がありますね。北井さんは、闘争をテーマにしたドキュメンタリーの代表作を残されていますが、とてもソフトな人当たりで、優しい方でした。

7月 7日

 この3日間で、石巻〜登米〜気仙沼〜南三陸〜女川〜東松島〜仙台〜名取などを愚息と共にレンタカーで巡りました。東日本大震災から8年余りが経過しましたが、至る所で道路工事が行われていて、まだまだ復興は道半ばであることを痛感させられました。日本全体の人口が減少していく中、将来に渡って、どんな形でどの程度の規模の町をつくっていくのかも難しい所だと思います。

仮面ライダーといえば、やはりこれでしょ。石ノ森萬画館で、2019.7.5撮影。

7月 5日

 宮城県石巻市にある、同県出身の漫画家、石ノ森章太郎氏の記念館「石ノ森萬画館」に来ています。同館は、旧北上川の河口に近い中州に位置し、東日本大震災による津波で大きな被害を受けたことは周知のとおりです。原画等は2、3階で展示・収蔵されていたため、被害はありませんでした。現在は通常営業が行われ、昨年夏以降、常設展示室内の撮影もOKになりましたので、たくさん写真を撮りました。

6月29日

 gallery 176で、同ギャラリーオーナーでもある友長勇介さんの写真展「沖縄」を観ました。写真家、東松照明氏の写真との出会いをきっかけに、2002年から2007年に撮影された作品ですが、ぼくには1980年ごろの光景に見えました。写真って、不思議ですよね。コントラストの効いたモノクローム特有の官能的な感触が佳かったです。

このほど完成した写真集『五所川原』、2019.6.19撮影。

6月19日

 今日は、太宰治生誕110年にあたる日です。出身地である青森県五所川原市では今年、多彩な記念イベントが計画されています。ぼくの令和初となる写真集『五所川原』も、この日に合わせて制作を進めてきました。同写真集は、今夏開催のグループ写真展に出品予定ですが、五所川原市立図書館では既に見ていただくことができます。お近くの方、また五所川原へ行かれる方はぜひ、同図書館へお立ち寄りください。

6月15日

 gallery 176で開催中の、坂東正沙子さんの写真展「月讀(つきよみ)」を観ました。死を考えさせられる写真群です。何が写っているのか分からない、見えないぐらいに黒くプリントされた写真もありました。目が慣れてくると見えると教えていただきましたが、いくら眺めても、ぼくには見えませんでした。

6月 1日

 gallery 176で行われた、松原豊さんの写真展「EURASIA 2004 winter」の関連イベント「幻灯会」に参加しました。シベリア鉄道の車窓風景のスライドに合わせて流れる即興音楽。45分間にわたる、写真と音楽とのコラボレーションです。ギターをあんな風に弾かれるんだと、初めての経験でした。

5月28日

 森山大道写真集成『光と影』(月曜社)を入手しました。1982年の代表作「光と影」を最新の印刷技術で新生させたシリーズの一つです。写欲が減退した時や、何を撮っていいのか分からなくなった時なんかに、ぼくは必ずと言っていいぐらいここに帰るんです。阪急電車が登場することもあって、特に愛着が湧くんですよね。

サンバストリートとなった京町筋で、2019.5.19撮影。

5月19日

 11年ぶりに「神戸まつり」を体感してきました。天候に恵まれ、100万人を超える人出となったようです。最近は、人通りが疎らな地方に行くことが多いので、都会の人込みを見ると安心することがあります。本当は人が大勢いる場所は苦手なんですがねえ。
 今月1日、神戸市の人口が川崎市に抜かれ、政令市で7位に後退したというニュースはショックでした。神戸市は近年、人口減少が続いているのですが、下げ止まる気配がなく、心配しています。中でも若者の東京圏への転出が顕著だそうです。若者に魅力を感じてもらえる何かを掴むことができればいいのですが。今から100年前は、東京市、大阪市に次いで全国3位の人口を誇っていたなんて、信じられませんよね。

5月15日

 福井県の小浜市を訪れ、1月に回ることのできなかった場所を中心に巡りました。棚田や小浜城址、小浜西組、駅周辺の商店街などです。江戸時代から景勝地として知られる、蘇洞門(そとも)をめぐるクルージングの旅では、海岸沿い6キロに渡って断崖美、奇石、洞門などが見られました。青い空に新緑が映え、海が穏やかなこともあって、非常に良かったです。お土産には前回同様、焼き鯖寿司を買って帰りました。

日峰山山頂広場で、2019.5.11午後6時49分頃撮影(全天球画像を加工)。

5月11日

 淡路島経由で車で四国へと渡り、午前8時頃から午後7時半頃まで、徳島県小松島市で撮影をしました。小松島市は、徳島市の南に隣接する人口約3万8千人の市で、ぼくが訪問するのは初めて。比較的コンパクトにまとまった市域に山と海があり、起伏に富んだまちです。かつては、大阪や和歌山とを結ぶ定期航路があり、四国の東の玄関口として栄えました。
 ぼくは、駐車場に車を置いて、国鉄小松島線の廃線跡や、恩山寺近辺のお遍路などを徒歩で巡りました。日中の気温は28度まで上がり、両腕がヒリヒリするほど日焼けしました。最後は涼を取ろうと、標高192メートルの日峰山の頂上へ車で登り、展望台から見渡した夜景の撮影で締めました。

あちらこちらで見かけた令和のポスター。飛騨市古川町で、2019.5.5撮影。

5月 5日

 マイカーで愚息と一緒に、飛騨古川まで行きました。大型連休も明日で終わりということで、高速道路の渋滞に巻き込まれることもなく、観光地も目立った混雑は見られませんでした。映画「君の名は。」の大ヒットにより知名度があがった飛騨古川ですが、現在の旬のネタは、新元号の「令和」。令和の筆者である書道家の出身地にちなみ、「令和」関連のポスターや記念グッズを至る所で目にしました。グッズは、町おこしの一環で、役所から販売を委託されているとか。地域振興もあの手この手とたいへんだなあと思います。昼食は、写真の蕎麦屋で、ざる蕎麦をいただきました。透き通るような麺で、とても美味しかったです。

5月 2日

 汗ばむぐらいの晴れ模様。家にいても身体が鈍るだけなので、取り敢えずカメラをバッグに入れて大阪へ出ました。阪急京都線の淡路駅で下車し、徒歩で南下することにしました。とにかく足で稼ごうと、レンズは広角20ミリと標準ズームの2本のみという軽装備で、機動力重視です。天神橋筋、天満、天満橋、堺筋、谷町筋を経て、天王寺まで歩きました。この道とここが繋がっていたんだと、新たな発見もありました。久々に人をたくさん撮ることができたので、まあまあ良かったんじゃないかな。

5月 1日

 昨日から今日にかけて、元号が変わるのを自宅で見届けました。平成最後の写真集「亀山」を完成させたばかりですが、令和最初の写真集を来月には出したいと思っていて、現在鋭意作業中です。
 ロボットによる業務効率化、いわゆるRPAという言葉を近頃よく耳にしますが、写真集の制作には2年前から取り入れています。使う写真を選んだ後、ボタン一つで、モノクロ変換、トーンカーブ変更の両方を一気に実行します。次に行うトリミングと焼き込み、覆い焼きの工程は、ぼくの意思を反映するため、手作業となります。そして、ページ割りを行った後、印刷に適した解像度へ変換する作業はボタン一つです。もし全てを手作業で行っていたら、3倍以上の時間がかかるだろうし、嫌になると思いますね。

4月15日

 12日に行われた東京大学入学式での同大学名誉教授の上野千鶴子氏による祝辞が話題になっています。一人ひとり受け止め方は違うと思いますが、未だに変わらない現実があることは間違いないでしょう。
 そんな中、写真家においては、特に若年層では女性が圧倒的に多く、強くなっているようです。家族写真やウェディングフォトなどで、女性フォトグラファーに対するニーズが高いだけでなく、最近は、鉄道や飛行機を撮影する女性も増え、男性は完全に押されっぱなしです。木村伊兵衛賞受賞者も近年は女性の割合が高いですから、ある意味、健全なのかもしれませんね。

名所でない桜もいいと思う。滋賀県甲賀市内で、2019.4.13撮影。

4月13日

 滋賀県甲賀市へ行こうと名神高速にのると、草津と京都の間で11キロもの渋滞の案内。この渋滞を抜けるのに70分もかかるとのことなので、急遽、京都南インターで下り、宇治、天ヶ瀬を経由して一般道で行くことにしました。結果的に、正解だったと思います。
 面白そうだなと思った所で駐車して、写真を撮るという出たとこ勝負の旅です。昼食は、近畿で最初の道の駅「あいの土山」で摂りました。デザートには400円でコーンに盛り放題の抹茶のアイスクリームをいただきました。地元の土山茶を使った名物だそうです。撮影の途中、土山宿にある八百屋で美味そうなトマトを見つけたので、お土産に買って帰りました。久々に満足のいく味のトマトでしたね。

戦国武将、後藤又兵衛にちなんで名付けられた「又兵衛桜」。2019.4.6撮影。

4月 6日

 かねてより見たいと思っていた「又兵衛桜」を見るため、午前6時に家を出て、車で奈良方面へ向かいました。午前7時半に、宇陀市内の現場に到着。高さ約13メートルの見事な枝垂れ桜が目に飛び込んで来ました。朝早い時間帯にもかかわらず、駐車場は結構埋まっていました。写真を撮るなら、もう少し早い時間でもいいぐらいでしたね。TOPページもこの時撮った写真にしてみました。

3月29日

 昨夜放送されたフジテレビ開局60周年特別企画「砂の器」(松本清張原作)は、評価が大きく割れたんじゃないでしょうか。事件現場が蒲田操作場でなく、ハロウィン当日の渋谷の繁華街という設定で始まった時点で、現代風にどうアレンジされるのか、期待と不安が入り交じりました。謎解きが番組の早い段階であっさり終わってしまい、このあとどうするのという感じでしたね。
 日本映画の名作の一つと言われる、1974年の野村芳太郎監督の「砂の器」。平成も終わろうという現在、昭和の色濃い清張作品を映像化するのは至難の業に違いありませんが、過去の傑作を超える「砂の器」を観てみたい気もします。

3月27日

 今月は結構予定が詰まっていたこともあって、あっという間に時間が経過しました。写真集(「日本の地方」07)のあとがきを書くために筆をとって3週間余りになりますが、一向に筆が進みませんでした。元々文章を書くのは苦手なんですよね。焦る理由もないので、そのうちできると思います。
 さて、来週から新年度がスタートし、周囲の環境が変わります。そして、新元号がいよいよ発表されます。暫く休みは取れないので、体調管理にはくれぐれも気をつけたいと思っています。

3月17日

 一日早いですが、京都まで彼岸参りに行ってきました。のんびりドライブを楽しもうと、高速道路は使わず一般道で行くことにし、往路は主に国道171号、帰路は主に国道1号を通りました。要した時間は片道約1時間半でした。時折雨が落ちて来るあいにく天候でしたが、京都では、和服姿で歩く女性をちらほら見かけました。

3月13日

 オーバーホールに出していたレンズと点検をお願いしていたカメラ本体が、大分県の工場から宅急便で帰ってきました。レンズは購入から4年半になる、最も使用頻度の高い標準ズーム。ラバーの劣化が目立ち始め、小さな衝撃を幾度か経ていたため、ちょっと気になっていたんです。ゴムを取り替え、リングの動きも滑らかになって、新品に戻った感じです。カメラは、露出とピントの精度調整がなされ、最新のファームウェアにアップされました。これで、いい写真が撮れなきゃ、言い訳ができませんね。

3月 9日

 映画「運び屋」(クリント・イーストウッド監督・主演)を、高校生の愚息と一緒に観ました。17歳と51歳では、受け止め方がかなり異なりました。どうしても取り戻せない時間というものが、歳を重ねるほど蓄積されますからね。ウィリー・ネルソンの名曲「On the road again」に乗せられて、ぼくも車で日本中を旅したいな。

3月 2日

 キヤノンギャラリー大阪で開催中の、藪口雄也さんの写真展「いきつくしま」を観ました。ぼくの好きなモノクローム写真が会場に並んでいました。
 遣隋使や遣唐使の時代から、日本へ帰国する人々が船上から島を見て、無事に帰ってきたとホッと息をついたことが名前の由来といわれている長崎県の生月島(いきつくしま)。戦国時代以降はキリシタンの島で、江戸時代に禁教令が出た後も、島民は密かに信仰を続けていたといいます。隠れキリシタンに関する碑や教会のほか、珍しい地形など、見どころ満載のようです。

人魚のミイラが眠る学文路苅萱堂。2019.2.16撮影。

2月16日

 和歌山県の高野山までTさんと一緒に行ってきました。雪は積もっていませんでしたが、とても寒かったです。国宝などが収蔵されている霊宝館内は暖房がないので、空いてはいたものの、展示をじっくり鑑賞するには少々辛かったです。その後、一の橋(奥の院口)から奥の院までの約2km弱、戦国武将などのお墓が並ぶ中を往復しました。撮影禁止のエリアが多いので、その分、網膜にしっかりと焼きつけてきました。
 高野山からの帰りに、麓の学文路にある西光寺に寄りました。境内にある学文路苅萱堂内に、人魚のミイラがあると聞いていたので、それを見せていただきました。色は黒く、体長は60センチ程度でしょうか。滋賀県の蒲生川で千数百年前に捕獲されたといわれ、現在まで大切に保存されてきたのです。

2月10日

 第22回となる「白雪蔵まつり」を覗いて来ました。天候に恵まれたこともあり、会場では鏡開きが始まる頃には、限定の木マスを求める人々の長蛇の列ができていました。ぼくは、お酒に弱いので、雰囲気を楽しむだけですが、人込みに酔いそうなぐらいのにぎわいでした。

レインボーラインから臨む三方五湖。2019.1.27撮影。

1月27日

 雪が降り積もる京都東インターから琵琶湖西縦貫道路、国道367号(鯖街道)などを経て、福井県の若狭町まで、愚息と一緒に行ってきました。途中、鯖街道の熊川宿、瓜割の滝に立ち寄り、写真を撮りました。日本遺産に認定されている熊川宿では、寒い中、200年以上続く飲食店の6代目という白髪の男性が店の前の道路の除雪作業をしていて、お話を伺うことができました。ぼくにしてみれば今日は結構降っていると思いましたが、昔は1メートル以上積もることもしばしばあったそうです。開店前の店のガラス越しに、お土産として販売している「鯖のへしこ」が並んでいるのをぼくは見逃しませんでした。
 小浜、若狭は奥が深くて、とても一度では回りきれませんね。「小浜は京都とはもちろんのこと、奈良、和歌山とも関係している」とは、有栖川有栖さんの推理小説。今回のロケハンは、ぼくにとって「海のある奈良」への旅の序章に過ぎないと、買って帰った焼き鯖寿司を頬張りながら、そんなことを考えました。

1月17日

 今朝、神戸市役所南側にある東遊園地に行って、静かに掌を合わせてきました。早いもので阪神・淡路大震災から丸24年を数えます。震災は、人生を、一瞬にして、いとも簡単に書き換えてしまいます。「あの震災がなければ、違った人生を歩んでいた」という人を、何人も見てきました。ぼくも、決して他人事ではなく、引きずっているものがないわけではありません。
 昨年6月には、大阪府北部で震度6弱の強い地震がありました。国内にいる限り、これからも地震と無縁というわけにはいかないでしょう。自分に何ができるのか、未だもってわからないことも多いですが、一日一日を大切に過ごすことだけは誓いたいと思います。

1月11日

 今日から15日まで、兵庫県民会館2階中展示室で開催される「第48回神戸大学写真部部展」に写真集「明日香」「竹原」「宮津・伊根」を出品しています。時間は午前10時〜午後6時です(ただし、最終日は午後4時まで)。お近くの方は、ぜひお立ち寄りください。

1月 6日

 那智勝浦町(和歌山県)のホームページでは、明治末期から昭和40年代の町の懐かしい写真を閲覧することができます。非常に貴重な記録だと思い、見入ってしまいました。
 鮪で有名な、その那智勝浦町まで車を走らせて行ってきました。片道250キロ、約4時間の旅です。
 豊洲市場の初競りで3億円の値段がついて話題となった鮪ですが、漁にはたいへん厳しいものがあると思います。勝浦港近くで40年にわたり飲食店を営んでいる方にお話を伺うことができました。漁師が減って、町の活気がなくなっているのを切実に感じているとのことでした。確かに40年間で町の人口は3分の2になっていますし、20歳代が顕著に少ないのは就職と同時に町を離れている証でしょう。
 鮪の解体ショーを見終え、帰路についた車で最初に止まった信号が「築地」でした。その名前に、何となく寂しさを覚えたのでした。

1月 1日

 あけましておめでとうございます。旧年中はお世話になりました。今年もよろしくお願いします。
 さっそくですが、伊丹スカイパークで初日の出を見てきました。TOPページの写真が、まさにそれで、今朝7時15分頃に撮影したものです。大阪国際空港の滑走路には、離陸の瞬間を伺う2番機の姿が見えます。
 さて、今年は、どんな年になるんでしょうか。平成が終わることは決まっていますが、その先がどうもはっきり見えてこないような。
 ぼくは、今年も着々と写真集を作りたいと思っています。「日本の地方」シリーズを少なくとも3冊、プラスαで何か別のものができればいいですね。そのために、健康には十分留意したいと思っています。

城崎温泉と言えば、この景色でしょ。2018.12.30撮影。

12月30日

 城崎温泉の外湯で、愚息と一緒に一年の疲れを癒しました。時折、あられやみぞれがパラついていましたが、積雪はありませんでした。午前に「一の湯」、午後に「さとの湯」を巡りました。その間、ロープウェイで山頂駅まで登ると、見覚えのある景色が眼下に広がっていました。思い起こせば、ぼくが城崎温泉を訪れるのは1986年以来32年ぶりですが、昨日のことのように覚えています。
 帰りの車中では、ロックバンド「Queen」の曲を流しました。話題の映画「ボヘミアン・ラプソディ」を観た影響もありますが、最後のステージから32年という時間を改めて噛み締めたんです。

12月27日

 昨年の11月にも牡蠣の話題を書きましたが、この冬も牡蠣から目が離せません。今日は産地である播州赤穂まで行ってきました。一般道を車で走ること3時間半、ちょうど正午に、坂越湾に到着しました。まず訪れたのが「海鮮問屋 城」さん。ここで牡蠣のカルボナーラと生牡蠣をいただきました。カルボナーラはちょっと冒険でしたが、入っている牡蠣の量が半端じゃなかったです。
 食後は、江戸時代の風情が残る坂越のまち並みを歩き、カメラに収めました。旧坂越浦会所では、スタッフの方がマンツーマンで解説をしてくださり、特にシーズン中の休日は大勢の人が訪れるでしょうから、平日ならではおもてなしに、得した気分になりました。
 その後、車を15分ほど走らせ、播州赤穂駅近くの「かましま」さんに寄りました。午後3時前の空いた時間帯を狙い、お目当の「忠臣蔵御膳」を注文しました。まさに牡蠣づくしで、お値段もリーズナブル。本当に来た甲斐がありましたね。

宮本武蔵駅を出発する16時52分発の下り列車。2018.12.16撮影。

12月15日

 金太郎(坂田金時)終焉の地、岡山県勝央町を訪れました。出雲街道の勝間田宿で出会った小学2年生の女の子2人、4年生の男の子1人が興味津々、ぼくの撮影にくっついてきます。役場が発行しているガイドブックを手にぼくがわからない点を質問すると、ちゃんと道案内してくれました。いやあ、助手として合格をあげたい気分になりましたね。
 勝央町からの帰りに、智頭急行の宮本武蔵駅(岡山県美作市今岡)に寄ってみました。宮本武蔵生誕地にちなんでつけられた駅名は有名ですが、ローカル線の無人駅で、しかも夕方という時間帯もあり、駅周辺はひっそりとしていました。15分後に列車が来るタイミングだったので、それを撮って帰ることにしました。乗降客はありませんが、列車はきまり通りホームに一旦停車して、寂しげにまた走り出しました。

12月11日

 9日放送の「日曜美術館」(Eテレ)を見ました。生誕100年となる写真家、林忠彦の「決闘写真」がテーマでした。林と言えば、数々の著名人を収めた「人物写真」と、晩年の「風景的人物写真」で知られます。ノーベル賞作家、川端康成を最初に撮影してから、一瞬の表情を捉えた傑作が生まれるまでに20年以上という歳月を要したことを知り、その「決闘」の意味が解りました。
 番組では、織田作之助や太宰治を撮影したバー(東京銀座で現在も営業中)の紹介もありました。太宰の横には坂口安吾が腰掛けていました。織田の笑顔、太宰のあの表情もまさに傑作です。太宰はこの世を去る時、この写真を机に置いていたといいますから、太宰本人もよほど気に入っていたんだろうと思います。

天守が姿を現した尼崎城。2018.12.9撮影。

12月 9日

 阪神尼崎駅南で建設工事中の尼崎城のようすを見てきました。建設費はすべて、地元に恩返しをしたいという個人の寄付で賄われています。史実に忠実でないため、色んな意見がありますが、観光資源としてはどうでしょうか。オープンは来春です。
 阪急服部天神駅前にあるギャラリー176で開催中の川口和之さんの写真展「Photo Graffi '75-'76」を観ました。1975年から1976年にかけて大阪や神戸ほかで撮影されたモノクロ写真です。ぼく自身も実際に目にしたであろう、あの時の光景が蘇ってきて、とても心に響く写真展でした。

12月 1日

 所用で京都市内の或るお寺へ行ってきました。紅葉が見頃を迎えているため、混雑を予想していましたが、渋滞を敬遠してマイカーを控えた人が多かったのか、それとも先週の3連休の後ということも影響していたのでしょうか、京都南インターもスムーズに通れ、思ったより車が少ないと感じました。
 ぼくがお世話になっているこのお寺では、登録カード1枚で参拝できるようになっています。外観は古いお寺でも、内部はICT化やバリアフリー化が進んでいて驚きです。

徳山ダムの見所の一つ、徳山会館の駐車場で。2018.11.24撮影。

11月24日

 総貯水容量日本一のダム、徳山ダム(岐阜県揖斐郡揖斐川町)へ行ってきました。徳山ダムは揖斐川の上流に位置し、貯水池の面積は約13平方kmで、甲子園球場のグランド1000個分の広さということになります。伊丹市の面積の約半分というほうが、伊丹市民にはわかりやすいかもしれませんね。
 なぜ徳山ダムか。今月に入り近場のダムを見学する機会が2度あり、その中で徳山ダムの紹介があったので、実際に自分の目で確かめて、その大きさを体感してみたくなったというのがひとつ。もうひとつの理由は、「カメラばあちゃん」こと増山たづ子さん(1917-2006)のことがずっとぼくの中にあったということです。60歳から、ダムによって水没する村を記録に残そうと29年間で約10万カットの写真を残した増山たづ子さん。ぼくは、2014年に出版された写真集「増山たづ子 すべて写真になる日まで」を手にするたびに、写真の原点に立ち返ることができるんです。

SL「やまぐち号」。煙の位置はほぼ計算どおりですが、曇りで空が白いのが残念。2018.11.18撮影。

11月18日

 昨日から1泊2日で、山口県に行ってきました。片道6時間余りの車の旅です。心配した天候も崩れることなく、秋吉台では3つの鍾乳洞すべてを巡ることができました。
 長門峡の道の駅に立ち寄った時、眼の前をSL「やまぐち号」が駆け抜けて行くのを、愚息と一緒に眺めました。C57の美しいプロポーションも魅力的ですが、昨年運用についたD51も悪くないなあ。同じく昨年登場した新しい旧型客車が、これまたノスタルジックな気分にさせてくれて、いいんですよ。

11月13日

 10日放送のETV特集「写真は小さな声である〜ユージン・スミスの水俣〜」の録画を見ました。今年は没後40年、生誕100年なんですね。被写体になった女性(当時18歳から20歳)の父親がご健在で番組のインタビューに応える映像を見て、水俣はまだ終わっていないことをあらためて痛感しました。ユージン・スミスになぜあの写真が撮れたか。それは写真の技術の問題でなく、人間性によるものだと確信しました。

11月11日

 3日連続で神戸に行ってました。今日は車で帰りに寄り道をして、ケーキ店「ツマガリ」本店(西宮市)を訪れました。ここのシュークリームが昔から大好物なんです。以前と変わらず、美味しかったです。

11月10日

 阪急六甲駅から斜面を歩いて登ること約30分。神戸大学の六甲祭に行ってきました。高台から見下ろす神戸の街並は、いつ見てもいいなあと思います。この景色に匹敵すると言えば、函館でしょうかねえ。そんなことを考えながら歩いていると、近くにいた女子高生が「札幌、いや函館みたい」と、母親に向かって話す声が聞こえてきました。六甲祭では、写真部の展示などを見て回りました。会場内はやや混雑ぎみで、ポストカードも結構売れてるようでした。

11月 2日

 伝説の写真誌「provoke」(全3巻)の復刻版が届きました。第1号が世に出たのがちょうど50年前の昨日だったんですよね。今さら「provoke」という感がないわけではありませんが、手元に置いておきたかったんです、1970年の大阪万博を目前に控えた当時の熱い空気みたいなものを。

10月29日

 朝日新聞と読売新聞の朝刊に掲載された、樹木希林さんを起用した宝島社の広告が話題になっています。どちらかといえば、朝日の家族写真のほうがいいですよね。夫の内田裕也さんをはじめ家族7人の写真です。キャッチコピーと希林さんが残した言葉もステキなんです。
 樹木希林さんという一度聞いたら忘れない名前を知ったのは、フジカラーの1980年のCMでした。「美しい人はより美しく、そうでない方はそれなりに」という台詞もずっと記憶に残っています。フジカラーをはじめ、富士フイルムの写真フィルムは数えきれないくらい使わせてもらいました。そして、今はミラーレス一眼でお世話になっています。カメラの性能も優秀で、特に色調や階調、フィルムシミュレーションといった機能は、他社と比較して一線を画していると思います。

メーンイベントでは東西7隊が集結。笹尾山ステージで、2018.10.21撮影。

10月21日

 朝4時半に起きて、愚息と一緒に「関ケ原大合戦祭り2018」に行ってきました。会場は、天下分け目の関ケ原(岐阜県)です。JR関ヶ原駅〜関ケ原町役場〜笹尾山の片道約25分の道程を歩き、笹尾山では石田三成陣跡まで登り、眼下を見渡しました。雲一つない青空にまずは感動です。左手方向に徳川家康陣跡、右手方向に小早川秀秋陣跡の松尾山が、逆光ながらくっきりと見えました。
 祭りは、訪日外国人を含め大勢の人々で賑わっていました。中でも、鉄砲隊の火縄銃を使ったパフォーマンスが良かったですね。歴史ファンの熱量、旗印ですぐに隊を判別する小学生に感動です。

10月20日

 昨日封切りされた映画「億男」を愚息と一緒に観ました。お金に振り回されるなってことなんでしょうが、やっぱり財布の中身とか残高って気にしますよね。
 日本は近年、お金がうまく回ってないんですよね、格差が広がり、会社も個人もみんな内部留保してしまって。資本主義の限界って言われますが、この先どうなるんでしょうかねえ。人生100年とか、地震が来るとか、色んなリスクに備えようとすると、財布の紐は自然と固くなってしまいますよ。

10月14日

 伊丹市内の催し「秋の宮前まつり」に出掛けました。天候に恵まれ、沿道は賑わいを見せていました。写真も何枚か撮りました。路上スナップ撮影は結構歩くので、いい運動になります。昨晩のNHKテレビで、健康寿命を延ばす秘訣は、運動と食事と○○ってやってましたね。○○って分かりますか。最新のAIが出した答えは「読書」。子どもの頃から本を読む習慣のある山梨県の人々は、健康で長生きだそうです。また、図書館の近くに住む人々は要介護度が低いという調査結果もあるとか。ちなみに、兵庫県は不健康で長生きの部類に入っていました。残念です。

米原市の甲津原交流センターの裏手に咲いていたコスモス。2018.10.7撮影。

10月 7日

 台風25号が日本海に反れ、天気は次第に回復するだろうと予想して、伊吹山の麓(滋賀県)まで車で出掛けました。米原インターで降り、奥伊吹キャンプ場までを車で往復したほか、醒ケ井駅や柏原駅周辺の旧中山道沿いを歩きました。昼食は、甲津原交流センターで、一日限定20食のお蕎麦をいただきました。透き通った色合いで、とても美味しかったです。ただ、人が少なくて、満足できる写真はと言えば、……。