2025年
1月 1日

 初春のお慶びを申し上げます。
 ほんと時間が経つのがはやいですね。今回もちょうど1年振りの更新となります。
 昨年は、展覧会やワークショップなどを通して、多くの写真家、写真関係者の皆様と交流することができ、充実した時間を過ごすことができました。また、購入した写真集からも、新たな感動や衝撃が得られたほか、気付きや学びもありました。
 一昨年同様、写真を撮影する時間はあまりとれませんでしたが、計画どおり3冊の写真冊子をつくることができました。年間3冊のペースは、今年も継続していきたいと思っています。
 また、昨年9月末をもって、25年間務めてきた、大学写真部OB・OG会の役員を退きました。旅や撮影、編集にかける時間、そして大切な睡眠時間を確保しようとすると、やりくりが難しくなってきたためです。
 写真以外では、健康維持のため(と、表向きには言ってますが、実は老化防止のためです)、色鉛筆画を始めました。油性18色、水性12色の色鉛筆を揃え、初心者向けの教本を見ながら、現在テクニックを習得中です。少ない色とタッチの違いで、色や質感を作る作業って奥が深く面白いですね。ぼくは何より、紙と鉛筆を手にしたときの感触というか温もりが好きですね。最近は仕事でもペンで紙に文字を書く機会が殆どなくなってしまったこともあり、特にそう感じるのかもしれません。
 紙と言えば、ぼくは、電子書籍より紙の本を選ぶことのほうが多いです。眼が疲れにくい、夜布団の中でも安心して読めるというのが主な理由です。昨年秋には20冊以上の紙の本を購入しましたが、同時期に何冊もの本をとっかえひっかえしながら読む癖があるので、紙の本のほうが、どこまで読んだか分かりやすいし、その内容がどこに書いてあったか記憶に残り易いような気がするんです。
 今年も無理のない範囲で様々な活動を行っていきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。

2024年
1月 1日

 あけましておめでとうございます。
 ちょうど一年前、2023年はたくさん写真を撮りたいと抱負を書きましたが、残念ながらそうはなりませんでした。ぼくにカメラのイロハを教えてくれた義従兄が3月に亡くなり、4月以降は会社の人事異動で新たな職場に移ることとなり殆どまとまった時間がとれなくなってしまったのです。
 という理由で、このページの更新も1年振りとなりました。ただじっとしているわけにもいかないので、僅かな時間を見つけては、まちをぶらついたり、写真展に足を運んだりするよう心掛けてきました。
 昨年観た展覧会で一番感銘を受けたのは「牛腸茂雄写真展〜“生きている”ということの証」(市立伊丹ミュージアム)ですね。会場が近所だったということもありますが、2回観に行きました。そのほかには、深瀬昌久(東京都写真美術館)、中平卓馬×森山大道(神奈川県立近代美術館葉山館)、安井仲治(兵庫県立美術館)といったぼく好みのレジェンドたちの写真展に、すべて足を運ぶことができました。生誕120年を記念して開催中の安井仲治のコレクション展は、20年ぶりですが、作家亡きあとも現代のデジタル技術で進化しているのに驚きと戸惑いを覚えました。
 定期的に刊行している写真冊子は昨年10月の『福知山』をもって第20号となりました。順調に行けば、還暦を迎える頃に30号に到達するかもですね。第21号は約2か月遅れで、来月までに何とか完成させる予定です。タイトルは「逗子・葉山」に決め、現在、写真をセレクト中です。
 今年も無理のない範囲で写真活動を行っていきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。