お江戸忍法帳 たがみよしひさ


日雇い忍者おたすけ組の面々が主人公の忍者漫画。
たわけたネーミングセンスがとっても気に入っています。
最初の1巻では、まぁ、まだ普通の忍者漫画(?)だったんだけれど・・・・今では・・・・まるでロボット物・・・・
カラクリ人形とか言ってる、かなんか怪しげなロボット(?)兵器みたいなモノと戦ってたりしてます。
敵の軍団が上手く重なって登場してくるので、新たな敵が出てきても何の違和感も無く納得できるのがいいなぁ〜〜 ←ホント〜?

何が良いかと言うと、なんと言っても、まずこの主人公達がぜ〜んぜん強くないのに・・・
いやボロクソに弱いのに何故か勝ってしまうトコロが・・・・
メンバーのうち一人は登場からしばらくは、それなりに強かったんだけど・・・・今では・・・・・・・イヤ何も言うまい。。。。

巨大からくりロボットや、人体改造忍者なんてモノが簡単に登場してくるのに、何故か電気(えれきてる)は知っているのに、かつ!理論上それを使えばロボットを電気で動かせるって知識も持っていながら、実用にはあと300年かかるって言いきっちゃうのが最高っす!
舞台は江戸時代なのに・・・300年もしたら明治時代入っちゃうよ〜
平賀源内以下ですね、これに出てくる発明家は・・・(笑)
其の割には、硫酸弾とかすごい兵器は作れる・・・・

はじめは、いろんな所からの依頼で動いてたのが、いつの間にやら幕府の為にお江戸を守る為戦ってたりしてます。。。
しかし、幕府側の人間が、御庭番衆・服部半蔵でなくて公儀隠密・捌足半蔵ってのもなんだか・・・
まぁ服部半蔵じゃ、2代目にお家断絶になってるからダメか・・・


ちなみに、たがみ作品の中では、おいらはNERVOUS BREAKDOWN(全13巻)が、一番面白いと思うし、いっちゃん好きです。。。
其の後にNORAで連載してた「ないと★あだるとちるどれん」も面白かったけど・・