人類ネコ科 みず谷なおき


1999年に亡くなられたみず谷なおきのサンデー増刊号で連載された作品です。
みず谷なおき先生の代表作でもあります。

数ある、みず谷作品の中でオイラが一番最初に読んだ作品です。
この作品を読むまで、ラブコメモノは全然受け付けませんでした。。。。
この作品を読んでから、徐々に読むジャンルが増えつづけて今じゃ・・・・・・・

んでもって、この「人類ネコ科」ですが、七瀬北斗・谷山舞奈の二人を中心に其の友人や、北斗の下宿先の女子大生を巻き込んだ、どたばたラブコメです。
個人的には主人公の2人より、下宿先の女子大生”兵藤真琴”さんと、北斗の友人の”守山修一郎”がお気に入りです。。。。

修一郎のセリフをみて初めて、ナゴヤ弁なるものを知りました。。。。
其れまで、方言を使っている漫画を知らなかった事もあってインパクト大でした!
そして、「金太の大冒険」という歌を知ったのも修一郎が歌っていたからです。。。

そして真琴さん、もう言うこと無いです(^_^)
もう性格といい、其の性格に合った言動といいもう完璧です。。。。
こうゆう人が友人に一人は居てくれたらなぁとか思っちゃいます。。。。
居たら居たらで、怖いかもしれないが・・・・
しかし、真琴さん4話で着ていたSSの制服度っから持ってきたんだろう。。。。
まぁほかの2人も、ナチドイツ軍の制服とか着ていたけど。。。。
第2話の表紙で着ていたTシャツほしいなぁ〜

内容はテンポ良く話が進んで気楽に読めます。

少し前(昭和60〜61年)の作品なんで笑いのネタが古かったりしますが逆に新鮮だったりします。
そしてヘンに時事ネタとかをつかってなく、ネタとして王道(?)を行っているので、今だに素直に面白く感じて面白いです。(まぁ服装や行動はちょっと古いけど・・・)

キャラ的にも、北斗・舞奈・修一郎・真琴さん以外にも、味の有る個性的なキャラが多く出てきて、内容をさらに面白くしています。
そして、其のキャラ同士が全然潰し合っていないのがこの作品が代表作と成ってて、いまだに面白く読める理由の1つでしょう。。。

この漫画は少年サンデーの単行本の他にスーパービジュアル版と称した愛蔵版が出ています。
後は文庫本化を残すのみとか思ったら、またもや新版として全2巻で発売されました。
せっかく出版されたので、是非とも買って読んでみず谷作品にはまりましょう!!